今週の福島メーンは、サマー2000シリーズの開幕戦でもある七夕賞(13日、GIII、芝2000メートル)。上下10キロと差のついたハンデ戦とあって、波乱の要素も十分にある。計5戦の合計得点で争われるサマー2000シリーズの行方を占う上でも重要な一戦だ。
人気の筆頭と目されるのは、重賞初制覇を目指すラブリーデイ(栗東・池江泰寿厩舎、牡4歳)。重賞では2着3回、3着1回とタイトルにあと一歩のところまできている。前走の目黒記念も57キロのハンデを背負って、勝ち馬から約1馬身差の5着。福島は未経験だが、前に付けて押し切るにはもってこいのコース形態で、この馬の脚質に合っている。引き続き57キロのハンデなら、チャンスだろう。
昨年の覇者マイネルラクリマ(美浦・上原博之厩舎、牡6歳)は、福島で【2・1・0・0】のコース巧者。昨年より1キロ増えた58キロのハンデはトップタイだが、香港遠征後の前走GIIIエプソムCでアタマ差の2着と調子を上げており、ここも争覇圏とみる。
もう一頭のトップハンデを課されたのが、ラクリマの僚馬でもあるダイワファルコン(牡7歳)。福島記念を2勝しているように、コース適性なら最右翼といえる存在だ。春2戦は案外だったが、早めにひと息入れて立て直した効果で、巻き返しを狙う。
ダコール(栗東・中竹和也、牡6歳)は、近6戦ですべて掲示板確保の堅実派。休み明けを叩いて体調面の上積みも見込めるだけに、ハンデ56キロなら今回も堅実に差を詰めてくるはずだ。
その他では、上がり馬ヴィクトリースター(栗東・吉村圭司厩舎、牡6歳)=53キロと、一発を秘めるニューダイナスティ(栗東・石坂正厩舎、牡5歳)=55キロ、マデイラ(栗東・荒川義之厩舎、牡5歳)=54キロなどにも注意が必要だ。
なお、登録のあるステラウインド(美浦・尾関知人厩舎、牡5歳)=54キロは出否未定。函館記念に向かうプランもある。
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先週も完璧でした汗)宝塚記念完璧でした
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