<秋華賞>◇18日=京都◇G1◇芝2000メートル◇3歳牝◇出走18頭
1番人気ミッキークイーン(池江)が1分56秒9のレースレコードで、オークスに続く2冠制覇を果たした。大外枠から課題のゲートを五分に出ると、積極的に位置を取り、最後は2着クイーンズリングの追い込みを首差しのいだ。好騎乗の浜中俊騎手(26)は、ショウナンパンドラに続く連覇。ディープインパクト産駒は史上3頭目のJRA重賞100勝を達成した。
【写真】ディープインパクト産駒最速重賞100勝/秋華賞
大外枠からスタートを決めると、浜中はミッキークイーンを前へと強く促した。1角で8、9番手まで位置を上げると、馬の後ろにスッと馬体を収めた。1角を12番手で回ったオークスよりひとつ前。「縦長になればポケットに潜ろうと。うまくはまった」。ハイペースを想定した積極的な騎乗。1000メートル通過は57秒4と、20回の歴史で最も速い。読みが当たった。
絶好の手応えで向いた直線も、迷いなく馬群を割った。「馬に勝負根性があると信じました」。残り100メートルで先頭に立つと、こん身のステッキワークでクイーンズリングの追い込みを首差封じた。さえた思考と思い切りのいい騎乗が生んだ勝利。池江師も「うまく乗ってくれた」と絶賛だ。
内回り攻略にこだわり、秋華賞史上初の大外枠Vを決めた。「こんなタイトな競馬は初めて。つらかったと思う。自分とミッキークイーンにも100点をあげたい」。重圧から解放されると自らを、パートナーを褒めたたえた。勝負騎乗の根底にあったのは信頼。ローズSでの大出遅れなど課題もあるが、「今のテンションの良さを保ちたい」とゲート練習はしなかった。馬に負担をかけず、高い能力を引き出したかった。
2冠制覇で世代最強を証明。浜中は「いろんないい馬に乗せてもらっているけど、これだけ安心して乗れる馬は今までにいない」と最大限の賛辞を贈る。今後は古馬や牡馬が相手となるが「必然的な形になってくる」と気後れはない。まだキャリア7戦。女王の夢はここから始まる。季節外れの強い日差しにヒーローの白い歯が輝いた。【柏山自夢】
秋華賞-2015年動画
秋華賞結果
1着 ミッキークイーン 浜中俊
2着 クイーンズリンク デムーロ
3着 マキシムドパリ 幸英明
クイーンズリンク
<秋華賞>◇18日=京都◇G1◇芝2000メートル◇3歳牝◇出走18頭
5番人気だったクイーンズリング(吉村)が、勝ち馬に首差まで迫った。
後方からじっくりと脚をためて運び、最後は最速の上がりとなる3ハロン34秒1で伸びてきた。この日5勝と絶好調だったM・デムーロ騎手は「残念。惜しいレースだし、すごく頑張っていたけど勝った馬が強かったね。でもいい競馬をしてくれたので」と唇をかんだ。師匠にあたる池江師、そして初のG1タイトルに首差届かなかった吉村師は「あそこまでいっていたらなという感じ。内回り2000メートルぐらいなら(距離は)大丈夫と思っていた。これぐらいの距離までかな」と振り返った。今後については馬の様子を見て決定する。
マキシマムドパリ
第20回秋華賞(18日、京都11R、GI、3歳牝馬オープン国際(指)、馬齢、芝・内2000メートル、1着本賞金8900万円 =出走18頭)2分の1の抽選をくぐり抜けて出走した8番人気マキシマムドパリが3着に健闘。ハイペースのの中、好位から早めに外を回って動き、最後までしぶとく食い下がった。
初コンビを組んだ幸騎手は「調教ですごくいい馬と感じたので一発あると思っていた。前の方につけて残ったのは僕の馬だけ。走りますね」とパートナーの底力を実感。松元調教師は「状態が良かったし、期待していた。ただ、勝った馬はやっぱり強いね。ダテにオークスを勝っていない」と2冠馬をたたえた。
タッチングスピーチ
第20回秋華賞(18日、京都11R、GI、3歳牝馬オープン国際(指)、馬齢、芝・内2000メートル、1着本賞金8900万円 =出走18頭)トライアルのローズSを快勝して2番人気に支持されたタッチングスピーチは最後方を進み、4角でもまだ後方の外め。追い上げたものの6着に終わった。ルメール騎手は「内回りは忙しかったし、4角で(他馬と)ぶつかるところもあった。外回りの方がいい」と唇をかんだ。次走はエリザベス女王杯(11月15日、京都、GI、芝2200メートル)を予定。石坂調教師は「内回りで忙しすぎたし、時計も速かった。次は外回りで…」と巻き返しを誓った。
レッツゴードンキ
悲鳴の声すら上げられない悔しさ。3番人気に支持された桜花賞馬レッツゴードンキはまさかの17着。外枠から飛び出したノットフォーマルにハナを叩かれ、2番手にホワイトエレガンス。その後方から掛かり気味に前を追い掛けたところでもう勝負はついてしまった。直線はズブズブと馬群に沈むのみ。
「オークス(10着)を見ているようだった」とうめいたのは梅田師。岩田もかぶりを振るばかり。「折り合いを欠いたのが全て。返し馬でもガツンと行っていた。レースでは折り合うかなと思ったが…。僕が乗れなかっただけ。“空回り”です」と天を仰いだ。次走は未定。雪辱はベスト条件を模索しながらになりそうだ。
2chSCの声
32: :2015/10/18(日) 15:44:31.17 ID:
やはりデムーロとは違うな
日本で1番上手いわ断トツで
小回りだから前行った方が有利とか言っている奴は反省しろ。
でもマキシマムドパリはスタミナがあるな強いわ。
本来もっと前でもいけた馬だし、あんな大外強襲する馬でもない
ペースが超ハイで結果オーライ、さらに脚余してるし・・・
でも、良くやったwありがとうデムーロ
前日では10倍近かったのになあ~
まあ赤字にならなかったからいいか
複勝6番人気なってるぞ・・・
ミッキーより0.5も速い
デムーロw死ぬってw叩きすぎやw
前走を評価
今日本でもっともパワー、スピード、スタミナのバランスが問われるのは阪神2200m
そのレースの勝ち馬は平均能力が高いと考える。特に牝馬であれば尚更。
ラキシスも阪神2200m勝ってエリザベス2着だったしな。
ドパリは春にあれだけ馬体重減らして樫7着
体重戻ればそこそこやると予想するのは容易
勝ちきれないけど相手なりに走るし
全然やる気ないやん(笑)。
ミッキークイーン 34.6
クイーンズリング 34.1
マキシマムドパリ 35.0
レッツゴードンキ 38.0
何がしたかったんだあいつ
アナモリが横山に乗り代わったらあっさり勝ったのを覚えてる
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