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ヤフーニュースより
【JC(ジャパンカップ)馬体診断】シュヴァルグラン
【JC(ジャパンカップ)馬体診断】ソウルスターリング【シュヴァルグラン 評価A】
金色に輝くビロードのような馬体から、毛ヅヤの良さや皮膚の張りが見て取れる。胴長で脚長の体形から、中長距離~長距離の芝向きの馬体と判断できるが、初勝利を除く5勝が芝2400~3000メートルという点もうなずける。前走の京都大賞典当時は肋(ろく)の部分に皮膚の厚みが若干残っていたが、ひと叩きされて薄くなってきたのはプラスだ。昨年はアルゼンチン共和国杯から中2週だったが、今回は中5週。間隔があいた分、反動が解消して、上積みだけが残った。状態は昨年以上だろう。(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前追い切り診断〉M・デムーロを背に栗東CWで6F83秒3-37秒4-12秒1(一杯)。僚馬2頭を1秒、1秒4追走して、それぞれと併入した。休み明けをひと叩きされて動きに素軽さが増し、気配も大幅に良化している。
【ソウルスターリング 評価A】
惚れ惚れするようなシルエット。凝縮された背中を中心に、バランス良く伸びた前肢と後肢。長めの胴には無駄な肉が一切なく、全体的に研ぎ澄まされたようなつくりだ。激しいレースの後だが硬さはなく、トモのボリューム感も前走同様に素晴らしいの一言。肌ツヤの良さも目立ち、体調面の不安は皆無。
今週は少しピリピリしていたということで、騎乗者を変更して追ったが、立ち姿、表情からはリラックスしていることが分かる。撮られることにも慣れてきたのだろう。(馬サブロー美浦・佐野裕樹)
〈1週前追い切り診断〉美浦Wで4F55秒5-40秒9-13秒0(馬なり)。僚馬を目標に進み、直線も間隔を保ったままフィニッシュ。オーバーワークを避けた内容だったが、動きは力強く滑らか。張り、ツヤも目立ち、出来落ちはない。
【JC(ジャパンカップ)馬体診断】キタサンブラック
【JC(ジャパンカップ)馬体診断】サトノクラウン【キタサンブラック 評価A】
日陰の写真のため見にくいが、発達した前駆の筋肉や丸みを帯びたトモは、前走時の1週前とほぼ変わっていない。極悪馬場の天皇賞・秋で激走した反動が不安だったが、無用の心配に終わったようだ。
変化といえば当時大きく見せていた馬体が、やや小さく見えるようになったところ。これは好調時の特徴で、4カ月ぶりの実戦を叩かれた効果だろう。腹回りもすっきりとして、顔つきに精悍(せいかん)さが増した点から、前回よりも評価を上げたい。(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前追い切り診断〉黒岩を背に栗東CWで81秒1-37秒1-12秒2(馬なり)。大きく先行する2頭の外に残り1Fで併せて、ラストは脚力の違いで圧倒した。動きの迫力は前走以上と言える。
【サトノクラウン 評価B】
天皇賞・秋は、思った以上に腹回りがボテッと映っていたこともあって評価を下げたが、今回は見た目ではっきりと分かる締まったシルエット。トモの筋肉も目立ち、馬体に関しては、かなり良くなった印象を受ける。パワーの源である重厚な首差しと胸前は健在で、凜と前を向く表情からは、走る気がみなぎっている感じだ。(馬サブロー美浦・佐野裕樹)〈1週前追い切り診断〉美浦Wで5F69秒7-39秒1-13秒5(馬なり)。単走で馬の気に任せたが、ダイナミックなフットワークは数字以上のスピード感。最後までブレることなく一直線に伸び切った。馬体もふっくらと見せており、激戦の疲れは皆無
【JC(ジャパンカップ)馬体診断】レイデオロ
【レイデオロ 評価B】
神戸新聞杯もほぼ仕上がっていたため、見た目には大きな変化はなし。ただ、以前よりも肩の筋肉が付いてきたこともあって、太い首差しとのバランスが取れてきた。筋肉量が豊富ながらも、ごつく見せないのはスタイルの良さ。手脚が長く、幅のある背中とお尻は、母父・シンボリクリスエスの血が良く出ている印象だ。胴にもゆとりがあり、距離は大丈夫。精神面の成長とともに、表情も大人っぽくなってきた。(馬サブロー美浦・佐野裕樹)
〈1週前追い切り診断〉美浦Wで5F70秒0-39秒7-12秒3(馬なり)。2頭を追走して内に潜ったが、直線は重心がグンと沈んで矢のような伸び脚。スピード、切れともに素晴らしく、馬体もはち切れんばかりの状態。さらにパワーアップされた。
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