<天皇賞・秋:1週前追い切り>
天皇賞・秋(G1、芝2000メートル、11月1日=東京)の1週前追い切りが22日に行われ、ダービー3着からぶっつけとなるサトノクラウン(牡3、堀)は3頭併せで気合を注入された。
帰厩後軽めを含めて9本目の時計は、ウッドで先輩2頭を追い掛けて最内でプレッシャーを受ける内容。強めに追われて何とか中オコレマルーナ(古馬1600万)と併入に持ち込んだ。5ハロン68秒6-12秒9。15日の動きは陣営の描く理想に達していなかったが、橋本助手は「今週はしっかりしまいまで動けた」と前進を認め、「まだ1本追えるので、ちょうど良くなると思う。のんびりしているので、少しピリッとしてくれれば」と気合面の充実を求めた。ダービー時470キロの馬体は張りが出て500キロ近くに増えた。
春はレースを使うと反動が出て、ダービー後も疲労回復に時間が必要だった。そんな体質が考慮されて、前哨戦を使わず本番直行。同じ里見オーナーが所有するダービー2着サトノラーゼン(池江)は菊花賞、こちらは距離適性から天皇賞と振り分けられた。3歳馬が再び出走できるようになった87年以降、3歳馬の優勝は96年バブルガムフェロー、02年シンボリクリスエスの2頭だが、決して乗り越えられない山ではない。【岡山俊明】
13年前…2002年天皇賞(秋)
1着 シンボリクリスエス 岡部幸雄
もう1個…
バブルガムフェロー
夢にまで見たG1制覇蛯名正義
1着バブルガムフェロー
こうやって見ると関東馬2頭(藤沢厩舎)
そして、藤沢と2強の堀厩舎
サトノクラウン
東京芝1800m-東スポ杯
1着 サトノクラウン ムーア
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