TCK女王杯予想|2015年・まとめ

 1月21日(水)に大井競馬場で行われるTCK女王杯(JpnIII)に、美浦からトロワボヌール、エスメラルディーナ、ソーミラキュラスの3頭が出走する。関係者に話を聞いた。

 前走のクイーン賞(JpnIII)で初重賞勝ちを収めたトロワボヌール(牝5・美浦・畠山吉宏)が、重賞2勝目を狙ってここに臨む。担当の村上一善厩務員のコメント。

「前走後は放牧に出ました。明日(1/17)土曜日に最終追い切りを行いますが、帰厩してから3本追ってレースに臨みます。順調に来ていますよ。前走より、馬体重は少し増えていますが、重い感じはしませんし、増えているということは調子が良いのだと思います。東京や中山は朝早くに競馬場に着いて、そこからレースまでの待ち時間が長く、イレ込んでしまうんです。でも船橋や大井の場合は到着してからの待ち時間がさほど長くないので、イレ込む暇なくレースなのが良いようですね。中央の馬の中では多分1番後ろから進んで、前にいる馬を射程圏にとらえながらの競馬になると思います。サンビスタもいますし、骨っぽいメンバーですし、同じ関東馬で連勝中のソーミラキュラスがものすごく強いかもしれないですから、やってみなければわからない部分もありますけど、崩れず走ってくれるでしょう」

 昨年の関東オークス(JpnII)優勝のエスメラルディーナ(牝4・美浦・斎藤誠)は、1月15日(木)に本追い切りを行った。北村宏司騎手のコメント。

「先週は楽に時計が出ていたようですし、オーバーワークにならない程度にやりましたが、併せたブラックバゴに指示よりも早めに追いついたように、余裕の手応えでした。途中ハミを取るところもありましたが、乗りやすい馬です。順調に来ていますし、力は出せると思います」

 地方から中央に戻ってきた後、4連勝と勢いに乗っているソーミラキュラス(牝5・美浦・鹿戸雄一)について、鹿戸調教師のコメント。

「週2本ずつメニューをこなしていて、順調です。暮れのレースを見送ってここ1本に調整し、良い感じで来ています。相手は相当強くなりますけど、この馬自身も力をつけていますし、このメンバーの中でどこまでやれるか楽しみですね」(取材・写真:佐々木祥恵)

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