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    予想・データ

    中山牝馬S予想|2017年|予想・データ

     ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、中山牝馬Sに出走するパールコードを管理する中内田師を直撃した。

     ――パールコードの前走(エリザベス女王杯4着)ですが、レース前の雰囲気は?

     中内田師 やんちゃな面はあるけど変にテンションが上がったりというのはないタイプ。競馬へいけばもちろん気合は乗りますけど、イレ込むでもなくいつも通り良い雰囲気でした。

     ――秋3戦目でしたが一戦ごとに体が減って504キロでした。

     使いながら良くなっていっていました。減ったといっても、その前の秋華賞からマイナス4キロですから。いい感じで締まってきたという感じです。

     ――前走は大外枠から終始外を回らさせられる競馬になってしまいました。

     少し不利な競馬になってしまいました。それでも果敢に先行してくれていました。

     ――直線入り口では勝つか?!と思える競馬でした。

     初めての古馬相手で、結果的には後ろから来た馬が有利な流れ。それを考えればよく頑張ってくれたと思います。

     ――あのレースぶりを見ると、1800メートルに短縮されるのも良さそう?

     そこはどうでしょう?ベストは2000メートルだと思っています。距離への対応が鍵だと考えています。

     ――中山1800メートルは先行馬が有利。前へ行けるのは強み?

     中山で勝ち星もあるけど、トリッキーであることは否めません。上手にさばいてくれれば…という気持ちです。

     ――最終追い切りは川田騎手を乗せて6F79秒9~1F12秒3。

     川田君が「休み明けという感じ」と言っていたように、本質的には叩いて良くなるタイプですが、動きも時計的にも悪くはなかったと思います。久々といってもG1で好勝負できる能力がある馬ですから。期待しています。

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    金鯱賞予想|2017年|予想・データ

    【金鯱賞(土曜=11日、中京芝2000メートル=1着馬に4・2大阪杯優先出走権)美浦発トレセン秘話】金子真人オーナーは未来を見通すエスパーなのかもしれない。そうでなければ、約2億円の高額馬に“放蕩息子”と名付ける理由が見当たらない。改めてそんな感を抱いたのが、プロディガルサンの前走である。

     本来なら始動戦は1週前(1月28日)のオープン・白富士S(芝2000メートル)であり、陣営の17年のビジョンも中長距離路線一本。しかし賞金除外でそれがオジャンとなった。「だってしょうがねぇだろ」と管理する国枝栄調教師が渋面をつくったように、GIII東京新聞杯(芝1600メートル)出走は想定外。思えば皐月賞回避から始まった青写真通りにいかない“放浪癖”。まさに言い得て妙のネーミングである。

     それでも非凡な才能は「あの除外が痛かった」と言わせなかった。5ハロン通過が62秒2とマイル戦らしからぬ緩ペース。直線を向いた地点で逃げたブラックスピネルのVは確定的だったが、これを4角6番手からクビ差まで猛追したのが“嫌々”送り出された同馬だった。「人間の思惑なんて知らんがな」と言わんばかりに記録した上がり3ハロンは究極の32秒0。放蕩息子がマイラーとしての高い資質を垣間見せたのだから、当初のビジョンにもズレが生じるかと思ったのだが…。

    「菊花賞も直線スムーズならあんな結果(11着)になっていない。2着で賞金加算できたのは良かったが、あのパフォーマンスが距離ゆえと判断するのは早計。オレの見方はむしろ逆。あの競馬で“やっぱりひとつ上の馬”という確信を持った」

     早々と金鯱賞に照準を定めたのは指揮官の信念にブレがないゆえ。優勝馬にはGI大阪杯(阪神芝2000メートル)の優先出走権が与えられるスーパーGII。この距離で同じ脚が使えれば…。

    「以前はトモがしっかりしておらず、調教ではハミにぶら下がるように走っていた。やはり変わってきたのは古馬になってから。今は併せるパートナーを探すのも容易じゃないほど稽古で動く。だから前走も緩急に対応できたのだろうし、22キロの馬体増は成長分と思ってます」

     この椎本英男助手の言葉が確かなら、前走の鬼脚もあくまで助走。放蕩息子の殻を破るVを決め王道路線一直線となるはずだが、果たして結果は?

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    弥生賞予想|2017年|予想・データまとめ

    3月5日(日)に、中山競馬場でGII弥生賞(芝2000m)が行なわれる。このレースは4月16日(日)に行なわれる3歳牡馬クラシックレース第1弾・GI皐月賞(芝2000m)のトライアルで、3着以内に入ると本番への出走権が与えられる重要なレースだ。

    【写真】クイーンCを快勝し、クラシック候補に名乗りを挙げたアドマイヤミヤビ

     皐月賞のステップレースはGIIスプリングステークス(中山・芝1800m)、GIII共同通信杯(東京・芝1800m)、若葉ステークス(阪神・芝2000m)、GIII毎日杯(阪神・芝1800m)など複数あるが、この弥生賞は本番とコース、距離が同じで、レース間隔も十分に取れることから、1983年ミスターシービー、1984年シンボリルドルフなど過去の名馬から、2001年アグネスタキオン、2005年のディープインパクト、2010年のヴィクトワールピサなど、近年も多くの名馬がステップレースに選択してきた。しかし、ここ10年では、このレースから皐月賞を制したのはヴィクトワールピサと08年キャプテントゥーレ(弥生賞4着)のわずか2頭となっており、今年はどのように本番に繋がるか注目だ。

     重賞2連勝中のブレスジャーニー(美浦・本間忍厩舎)が回避し、出走する重賞勝ち馬は2頭。カデナ(栗東・中竹和也厩舎)はGIII京都2歳ステークス(2016年11月26日/京都・芝1800m)を勝利しており、今回はそれ以来、約3カ月ぶりのレースとなる。父は三冠馬であり、リーディングサイアーの大種牡馬ディープインパクトで、兄はGII京王杯スプリングカップを勝ったスズカコーズウェイという良血。父と母の父フレンチデピュティの組み合わせは昨年の勝ち馬で皐月賞2着、日本ダービー1着のマカヒキや、2013年の勝ち馬カミノタサハラと同じ。このコースとは非常に相性の良い配合だ。4戦中3戦で、上がり3ハロン33秒台の差し脚を披露。その瞬発力はマカヒキを彷彿とさせるもので、有力候補だろう。

     もう1頭の重賞勝ち馬は、年明けのGIII京成杯(1月15日/中山・芝2000m)を勝ったコマノインパルス(美浦・菊川正達厩舎)。3戦2勝で、唯一の敗戦となった葉牡丹賞(2016年12月3日/中山・芝2000m)の勝ち馬は後にGIIホープフルS(2016年12月25日/中山・芝2000m)を圧勝するレイデオロだっただけに相手が悪かったと言える。2戦続けて同じコースで好走を続けているのでコースに不安はなく、上位争いは必至だろう。父バゴは仏GI凱旋門賞勝ち馬。父としても2010年菊花賞馬ビッグウィークを出すなど成功を収めている。3代母(曽祖母)リンデンリリーはGIエリザベス女王杯勝ち馬という日本的な血統馬でもある。

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    オーシャンS予想|2017年|予想・データ

    <オーシャンS:追い切り>

     メラグラーナ(牝5、池添学)がド迫力を見せつけた。坂路単走で4ハロン53秒1。弾むようなフォームで、軽くしかけたラストは12秒0と伸びた。

     池添学師は「指示通りの内容。十分な動きでした。(2走前の)京阪杯(14着)は馬場がすべてだと思うし、次につながるいい競馬を」と2度目の重賞挑戦で反攻を期した。

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    チューリップ賞予想|2017年|予想・データ

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     チューリップ賞の追い切りが1日、東西のトレセンで行われた。美浦では昨年の2歳女王、ソウルスターリングが万全の態勢。Wコースで2歳王者サトノアレスとの併せ馬で、抜群の瞬発力を見せて先着した。栗東では紅梅Sを勝ったアロンザモナが、坂路でシャープな動き。サンケイスポーツ調教評価で最高ランクの『S』となった。

     これが2歳女王の瞬発力だ。ソウルスターリングが軽快な走りで、始動戦に向けて万全の仕上がりをアピール。藤沢和調教師も白い歯をこぼす。

     「行きたがる馬で、どこで出ていくか分からないから、ゴール前で並べても、引っ張らないで出てもいいよ、と指示した。予定通りの調教ができたし、動きも満足」

     Wコースの縦列で、僚馬2頭、朝日杯FS勝ち馬サトノアレスを見ながらスムーズに加速。直線で外の2歳王者をかわすと、先行していた僚馬の併せ馬に追いついたところでゴールした。5ハロン69秒1、3ハロン39秒8-12秒6で、サトノアレスには1馬身先着。最後まで馬なりながら、抜群のスピード感だ。

     昨年は新馬-アイビーS-阪神JFと無傷の3連勝。いずれも異なる競馬場で経験を積み、精神的にたくましくなった。2歳時は気が乗りやすかったが「見てのとおり、落ち着いている。3歳の牝馬はカーッとなりがちだけど、持っているものが違うのかも」とトレーナーは底知れぬポテンシャルを感じている。

     2月1日に宮城・山元トレセンから帰厩。「ビックリしたよ。全体的なシルエットも、お尻の筋肉も大きくなっている」。馬体重は前走時から20キロほど増えており、1カ月半の放牧を経て、さらにビルドアップした。

     「ダンスインザムードも気の強い馬で、カイバをどんどん食べて20キロくらい増えた。あの馬の体の増加にはかなわないけど、この子も確実に大きくなっている」。藤沢和調教師は、かつて管理した2004年の桜花賞馬を例に、成長ぶりに満足そうな表情を浮かべた。

     主戦のルメール騎手にも「暖かくなってくるから頼むよ、と先週言ったよ」。デキは万全、あとは名手に託すのみ。4連勝で桜の舞台へ。準備は万端だ。 (千葉智春)

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