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    カテゴリ:共同会見

    天皇賞(春)予想|2017年|共同会見まとめ

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    『ヤフーニュースより引用』

    シュヴァルグラン福永騎手「今年の方が自信を持っていける状態」/天皇賞春共同会見

    ■シュヴァルグランに騎乗予定の福永祐一騎手

    ――まず、阪神大賞典を振り返ってください。
    福永 調教から乗せてもらったんですけど、(厩舎側から)伝え聞いたとおり今年に入って馬が良くなっています。走るフォームというか走りの質が昨年とは違っていたので、レースでどういった変化を見せてくれるのか非常に楽しみに乗った一戦でした。調教での変化がレースでもいい面で表れていました。昨年とはずいぶんメンバーも違いましたし、早めに動くかたちの中で負けはしましたが休み明けの一戦としてはいい内容だったと思います。

    ――続いて今週の天皇賞(春)に向けての仕上がりについてはいかがですか?
    福永 中間、追い切りは乗っていないんですけど、動きのキレもよかったですし、一度使われてうまく上昇曲線を描けていると思います。

    ――ローテーションは昨年と同じですが中身は違うと?
    福永 良くなるのは以前から今年に入ってからくらいかな、と友道先生をはじめ厩舎スタッフたちと話していました。昨年が思った以上に結果を残してくれましたし、今年も期待どおり良くなりました。昨年は勝って臨んだ天皇賞(春)でしたが、中身に関しては圧倒的に今年の方が自信を持っていける状態だと思います。

    ――昨年の天皇賞(春)を振り返ってください。
    福永 スローペースが予想されていましたし、実際にスローペースでした。ポジション的にはもうひとつ前で競馬したいな、と思っていたんですがそこは取れませんでした。結果、伸びてきて惜しい3着でした。

     スタートがもともと速くないというか速く出れない走り方をしていたんですが、調教でいい動きを見せるようになって競馬でもスタートの一歩目の出方が良くなりました。あの出方をしてくれるなら、当たった枠にもよりますが昨年よりはいいポジションをラクにとれるようになっていると思います。

    ――距離適性は?
    福永 結果が示す通り、長距離適性はかなりあると思います。

    ――昨年から今年にかけての変化は?
    福永 もともと調教から乗りやすい馬でした。よくいえば乗りやすいんですが、悪くいえば向かってこないんです。調教でもいいタイムも出ず、目立った動きもしていませんでした。そこが成長してきたのもあるでしょうし、(厩舎側が)調教でも少し工夫していると聞いています。

     その中で阪神大賞典の追い切りに乗せてもらったときに、ハミに向かって走るように変わっていましたので。昨年とは走り方が違うし、使う筋肉も若干違う。だから、ゲートからの一歩目が出れたんですよね。その分、道中は前よりもちょっと行きたがる面は出てきました。ただ、潜在的なスタミナは持っていますから多少行きたがってもスタミナが損なわれることはないと思います。いい変化だと思います。

    ――福永さんはこの馬の兄弟にはかなり乗っていますが、GIタイトルは牝馬に先を越されていますね。
    福永 でも、コンスタントに高い能力を持つ子を出す母馬ですね。すごいな、と思います。タイプもそれぞれ違うし、面白いですね。この馬に関しては我慢して使われてきた成果がここに表れていると思います。

    ――これまでキタサンブラック、サトノダイヤモンドには悔しい負け方をしていますが?
    福永 その2頭はGIを複数勝っている馬ですから、同列にいるとは思っていません。あくまでも挑戦者の立場だと感じています。ただ、2頭とも3000m超えのGIも勝っていますしなかなかスキは見つけにくいですけど。シュヴァルグランも力をつけていますが、あの2頭もハタから見ていてわかるくらい力をつけていますから。

     簡単なレースではないと思いますが、諦めている人間には勝利の女神は微笑まないと思いますので。馬の状態もいいですし、スタッフも一生懸命やってくれているので、あくまでも勝つイメージを持って一番いい結果が出せるように頑張れたらと思います。

    ――そのための作戦は考えていますか?
    福永 考えてないです。僕は基本的に枠が出てからしか考えないので。枠が出て、並びを見てみないと(それまで考えていたとしても)ガラッと変わるので。基本的に佐々木オーナーと友道調教師は乗り方に関してはジョッキーに一任してくれるので、そのへんは枠が出てから考えます。あとは馬場状態を見て考えていきたいと思います。

    ――枠の希望は?
    福永 与えられた条件下でやるのが競馬だと思いますから。希望したからといって、そのとおりになるわけではないので。

    ――天皇賞(春)については?
    福永 非常に名誉のあるレースですし、個人的には獲りたいタイトルではありますが、競馬はあくまでも馬が主役。シュヴァルグランはGIIまでは勝っていますが、まだGIを獲っていないので、今年はぜひ彼と一緒にGIタイトルを獲りたいという気持ちが強いです。今回もチャンスがあると思うので、一生懸命頑張りたいと思います。

    ――最後に抱負を。
    福永 非常に順調にきていますし、1回使われて体調も良化しています。強力な相手はいますが、自信を持って臨んでいきたいと思います。応援よろしくお願いします。


    ■シュヴァルグランを管理する友道康夫調教師

    ――阪神大賞典を振り返ってください。
    友道 順調に牧場から帰ってきまして、調整もうまくいきました。競馬の内容もこの馬にとっては100%自分の力を出せたと思います。強い馬にマークされるかたちになって最後は少し差はあいたのですが、内容は良かったと思います。

    ――その時点では勝ち馬が強かったかな、という印象ですか?
    友道 どれくらい力の差があるかと思っていましたが、あの時点では差がありましたね。今回、その差を詰められればいいなと思います。

    ――昨年と同じローテーションで挑みますが、この中間の調整具合は?
    友道 昨年は放牧に出しましたが、今年はこちらで調整しました。

    ――先週、先々週はCWでビッシリ追われましたね
    友道 1週前、2週前は併せ馬で、馬場でしっかり負荷をかけて長距離に対応できる調教をしました。もともと調教ではそれほど動かない馬でしたが、しっかり動いてくれて状態も上がってきていると思います。

    ――今週は坂路での追い切りでした。
    友道 今週はある程度負荷をかけつつ、競馬で疲れを残さないように仕上げました。

    ――これまで友道師の青写真通りにきている、と。
    友道 本当に天皇賞に向けていいかんじで出走できると思います。昨年よりメンバーも若干強くなっていますが、頑張れると思います。

    ――昨年の天皇賞(春)はいかがでしたか?
    友道 頑張ったと思います。

    ――昨年と比べて変化は?
    友道 見たかんじ、体つきもシャープになりました。昨年は力で押し切る感じでしたが、今年はキレもあってシャープさが出てきたと思います。

    ――今回、相手にはキタサンブラック、サトノダイヤモンドがいます。
    友道 本当に強いですよね。でも、出るからには1着を目指します。スタッフもみんな頑張っています。

    ――母馬はいろんなタイプの馬を産んでいますね。
    友道 兄弟、全然印象が違うんです。お父さんの特徴をうまく出してくれる繁殖だと思います。

    ――そうするとこの馬はハーツクライの特徴が出ている、と?
    友道 そうですね。距離も持ちますし、お父さんの特徴が出ていると思います。

    ――非常にいい状態で天皇賞(春)を迎えられるといってよろしいですか?
    友道 持っている力を100%出せる状態だと思います。

    ――当日の条件ですが、希望はありますか?
    友道 みんな一緒の条件ですが、競馬は晴れた絶好の馬場でやりたいですよね。

    ――最後にひとこと。
    友道 本当に今年の天皇賞(春)のメンバーはすごい馬が集まりました。当日はぜひ競馬場に足を運んでください。僕も天皇賞(春)を楽しみにしています。

    (取材・写真:花岡貴子)
    ゴールドアクター中川師「新しい味を見せてくれれば」/天皇賞春共同会見

    ~天皇賞(春)(4月30日・GI・京都芝3200m)に出走するゴールドアクター(牡6・美浦・中川公成)について、管理する中川調教師の共同記者会見が行われた。

    (最終追い切りについて)
    「先週、横山(典)騎手が乗って1週前追い切りをしました。その後ジョッキーといろいろ相談しましたが、先週の時点で馬はもうできていると横山騎手も言っていました。それで今週はジョッキーが乗らずにウチのスタッフで最終追い切りをしました。馬なりで軽い調整程度の追い切りでしたけど、馬に活気もありますし、動きも問題ないと思います」

    (前走の日経賞・GII・5着を振り返って)
    「力を出せなかった要因はいろいろありますけど、レース後の馬を見ていますと、結構馬体も締まって良くなってきましたし、乗り込み不足が少し響いたかなと感じました」

    (昨年のこのレースの敗戦の理由は)
    「距離にしても枠にしてもいろいろな理由がありますが、1番大きかったのはパドックでそれまでになくイレ込んで体力を消費したのが大きかったと思います」

    (今回その対策は?昨年は木曜日の輸送でしたが?)
    「今年は天皇賞の日程が去年と違って楽なので、輸送もそれほど前に行く必要もないですからね。今年は金曜日に輸送します。翌日馬場に入れるかどうかは、着いて状態を見て決めます」

    (横山騎手とのコンビに期待することは?)
    「ジョッキーが替わることで、あの馬の持っている新しい味を見せてくれればと思っています」

    (その新しい面とは?)
    「それは当日、横山ジョッキーがどう乗るかだと思います」

    (京都の3200mについては?)
    「菊花賞の場合は(3歳馬の)限定戦でしたし、馬の適性もそれほどできていない頃のレースなので、距離に関しては何とも言えないというのが正直なところです。ただ折り合いに問題はありませんし、馬の状態は良くなってきています」

    (枠順、馬場状態の希望は?)
    「馬場は少々重くても大丈夫でしょう。枠に関しては、今年はできれば内側がほしいですね」

    (ファンにメッセージを)
    「ここ最近結果が伴っていないですけど、使いながら良くなってきています。力を出せると思いますので、よろしくお願いします」

    サトノダイヤモンド鞍上ルメール「キタサンブラックをマークしたい」/天皇賞春共同会見

    ■サトノダイヤモンドに騎乗予定のクリストフ・ルメール騎手

    ―天皇賞(春)ですね。
    ルメール はい、日本で天皇賞はとても大切なレースですね。だから、ぜひ勝ちたいです。

    ――阪神大賞典は強かったですね。
    ルメール はい、強かったです。休み明けでしたから、馬がすごく元気でした。レースのときは少しひっかかりましたが、直線での反応はよかったです。ラクに勝ちました。

    ――乗っていていつでも前の馬を交わせるというかんじですか?
    ルメール そうです。彼はファイティングスピリットがあるから、直線ですごく頑張ってくれました。

    ――これまで全レースに騎乗していますね。
    ルメール それはとてもいいことですね。最初から彼に乗ったから、今こうして友達になることができました。サトノダイヤモンドはチャンピオンホースになりました。今、トップレベルにいます。彼に乗るのは毎回すごくうれしいことです。

    ――デビュー時からどう変わりましたか?
    ルメール 最初はまだ子供でした。でも、だんだん体が大きくなった。昨年の秋から大人になってパワーアップしました。

    ――今回のレースプランを教えてください。
    ルメール まだありませんけど、キタサンブラックは一番のライバルですからマークしたいですね。有馬記念と同じくらい(の位置)で乗りたいです。キタサンブラックはスタートが速いです。いつもいいポジションをとります。サトノダイヤモンドはスタートがもうちょっと遅いですから、ミドルポジションになるね。直線でもキタサンブラックは止まらないから、勝つためにはキタサンブラックの近くに行きたいですね。

    ――今回は他にも強い馬が出走します。
    ルメール はい、もちろん。GIですからみんなチャンスがあります。ディーマジェスティはGIホースです。シュヴァルグランは良い馬です。シャケトラもすごくよくなった。この距離でチャンスがあります。ミルコの馬(レインボーライン)もいい馬ですから。もちろんキタサンブラックは一番のライバルですけど皆勝つことにトライしていますから、危ないです。

    ――それでもそういう馬たちに勝てるのがサトノダイヤモンドではないのですか?
    ルメール サトノダイヤモンドのポテンシャルはとても高いです。追い切りはとてもよかったです。池江厩舎のスタッフがいい仕事をしました。だから今トップコンディションになりました。天皇賞(春)は春シーズンのメインのターゲットです。

    ――キタサンブラックを倒すために、仕掛けのポイントはどの地点をイメージしていますか?
    ルメール 直線でラストスパートの瞬発力を使いたいですね。キタサンブラックはタフな馬ですからね。

    ――最後にファンへメッセージを。
    ルメール 天皇賞は多分今年一番のレースになります。キタサンブラックもサトノダイヤモンドもチャンピオンホースですからね。すごく楽しみです。皆さん、競馬場に来てください。サトノダイヤモンドを応援してください。ありがとうございます。

    キタサンブラック清水久師「サトノダイヤモンドを逆転したい」/天皇賞春共同会見

    ■キタサンブラックを管理する清水久詞調教師

    ――大阪杯、見事な勝利でした。
    清水 ありがとうございます。強かったですね。

    ――安心して見られたんじゃないでしょうか?
    清水 いや、2000mですし折り合いが大丈夫かなという思いもありました。勝負どころから直線に行くあたりから他の馬がブラック目がけてくるのかな、と思いましたけど。思った以上に直線向いた時点でこなかったので、あれ?と思ったんですけど。直線を向いてからは大丈夫だろうと安心して見ていました。

    ――キタサンブラック自身、かなり力をつけていますよね?
    清水 はい、間違いなくパワーアップしています。

    ――これも厩舎一丸となって鍛えた成果ですね。
    清水 鍛えたのは間違いないですけど、馬自身がしっかりとそれに応えて頑張ってくれていますので。本当にありがたいですね。

    ――名馬の域に入りましたね。
    清水 はい、ここまで育ってくれて感謝しかないですね。

    ――昨年と同じローテーションで天皇賞(春)に向かいます。
    清水 昨年は大阪杯2着でしたが今年は勝ってくれました。天皇賞(春)連覇もかかっていますし、いい状態で挑めそうです。

    ――昨年の天皇賞(春)は逃げ切り勝ちでしたね。
    清水 はい、ゴール前でいったん交わされたんですけどね、よく頑張ってくれました。

    ――改めてこの馬の魅力は?
    清水 これだけの成長力は持って生まれたものだと思いますし、精神面をはじめ、あらゆる面で強い馬だと思います。

    ――京都コースは3戦3勝ですね。
    清水 相性がいいといいますか、京都ではしっかり走ってくれていますね。そういう意味では心強いといいますか、自信を持っていけますね。

    ――今回は相手もパワーアップしていますね。
    清水 はい、相手も強いところが揃っていますのでね。あまり考えずに自分の馬だけのことを考えていきたいと思います。

    ――ライバルの中でもサトノダイヤモンドは気になるんじゃないですか?
    清水 もちろん、有馬記念でも負けていますし、前回も強い勝ち方をしていますんで。今回は逆転したいな、という気持ちがあります。

    ――逆転したい、という気持ちですか?
    清水 もちろん、そうですね。連覇もかかっていますし。

    ――有馬記念では斤量がキタサンブラックが2キロ重かったですが、今回は同じです。
    清水 たしかに有馬記念では2キロ差が向こうに有利に働いていたと思いますが、今回は同じ斤量になってこちらが有利だとは思っていません。向こうも力をつけてきますので、向こうが不利だとも思っていませんね。

    ――今年の天皇賞(春)に向けての調教ですが、ビッシリ進めてきましたね。
    清水 そうですね。それだけ体調もいいということですし、緩めずにしっかり乗り込んできました。今朝も指示通りしっかり乗ってくれました。抜け出してから馬がフワッとしたところがあったようですけど、そのへんはいつものことですし『雰囲気もいいですよ』と騎乗者も言っていました。先週もしっかり負荷をかけています。

    ――これで十分仕上がりましたか?
    清水 はい、これで二走目なのでしっかり仕上がっています。

    ――鞍上の武豊さんについては、どう思われていますか?
    清水 すごく息ピッタリだと思います。結果も出していただいてますし、逃げても番手でも勝てますので競馬についてはすべてお任せしています。

    ――馬体重はいかがでしょうか?
    清水 昨日の計測で542キロでした。だいたい同じくらいで出走できるかな、と思っています。大阪杯から10キロ以上増えていますが、太くは見えなかったので100%成長分だと考えています。

    ――レース当日、希望されることはありますか?
    清水 特にないですね。雨も降りそうにないですし、枠順もどこでもいいかなと思っています。二、三番手からも競馬できますし、逃げる馬がいなければ逃げることもできますのでね。

    ――最後に抱負を。
    清水 ここまで無事に調教、追い切りを終えましていい状態でレースを迎えられそうです。盛り上がると思います。僕も楽しみにしています。当日は競馬場まで足を運んでいただければと思います。応援よろしくお願いいたします。


    ■キタサンブラックに騎乗予定の武豊騎手

    ――前走の大阪杯は強かったですね。
    武 はい、いい走りでした。状態が非常によかったこともありますし、結果も内容もよかったですね。先手を取るかたちになるなら前に行ってもいいし、他が行くならそれでもいいという、いいかたちで走れました。

    ――自在性がありますね。
    武 レースは乗っていて非常に楽しいですね。

    ――これで4つめのGIタイトル。名馬の域に入ってきましたね。
    武 ずっとしっかり走ってくれる馬なので、本当にすごい馬だな、と改めて思います。

    ――まずは昨年の天皇賞(春)を振り返ってください。
    武 昨年の大阪杯で初めて跨らせてもらいました。(天皇賞は)1枠1番から先行するかたちでレースを進めて、いちど直線で交わされたんですけど差し返してくれて。非常に嬉しい勝利でした。(逃げ切り勝ちは)なかなか簡単にできることではないと思うんで、底力がある馬だな、と思いました。あれから1年経って馬自身も強さを増していると思いますし、(現在は)全体的に強くなっていると思いますね。

    ――今年の天皇賞(春)に向けて状態のほうはどう聞いていますか?
    武 前走から変わらずです。前走、すごくいい状態でしたし、すごく順調にきていると思います。最終追い切りについても報告を受けましたが、特に変わらずきているというのが嬉しいですね。

    ――昨年以上に素晴らしいメンバーになりました。
    武 はい、盛り上がると思います。

    ――中でもサトノダイヤモンドはどのようにうつりますか?
    武 当然、皆さんが思うように本当に強いですし。2強対決というのは当然だと思います。

    ――その存在は気になりますか?
    武 気になるというか、普通にすごく強い馬ですね。

    ――今回は斤量が同じになります。
    武 そうですね。

    ――関係ありませんか?
    武 どうですかね、わからないですけど。有馬記念では悔しい思いをしましたし、負けたといっても僅かの差でしたし。競馬なのでね、あのくらいの差はなんとかならなかったかな、と思います。

    ――そのあたりも踏まえて挑まれるわけですね?
    武 今年緒戦を境に本当にいい状態でレースができましたし、1年前のキタサンブラックと比較すると今のほうが強さを感じますし、本当にたくましくなったと思います。

    ――どのあたりが強くなりましたか?
    武 もちろん、体も大きくなりました。たくましさがありますね。レースでも非常に安定しています。

    ――最後に抱負を。
    武 本当に大一番ですし、キタサンブラックらしい走りをさせたいという気持ちです。北島オーナーと一緒に表彰台に並びたいと思います。

    (取材・写真:花岡貴子)

    最近、希望枠を聞かれて与えられた枠で頑張るって発言が多くなった気もする
    今回絶対に内枠が良いと思う。



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    皐月賞予想|2017年|共同会見まとめ

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    ヤフーニュース

    レイデオロ藤沢和師「皐月賞は難しいレース」/皐月賞共同会見
    ホープフルS(GII)を含め、3戦3勝のレイデオロ(牡3・美浦・藤沢和雄)が、今年初戦となる皐月賞(GI・芝2000m)に向けて、ウッドチップコースで3頭併せで追い切った。管理する藤沢調教師が共同記者会見に臨んだ。

    (前走のホープフルSを振り返って)
    「2歳で短い期間に3回使ったのですが、競馬はすごく強かったと思っています」

    (ここまでの調整過程は?)
    「2歳戦で2000mを3度使いましたし、前走後は疲れを取るということでゆっくり牧場で調整していました。1か月前に帰厩して、今週に向けて徐々にペースアップしてきています」

    (この1か月の間の変化は?)
    「最初来た頃はおっとりしていたのですが、徐々に気は乗ってきていると思います」

    (2歳時と比べて変わってきた点は?)
    「2歳のうちは短期間で競馬を使ったせいか、気が乗り過ぎるところがあったのですが、今回帰ってきてからはおっとりしています。調教をもう少しした方が良いのかなと思うくらいのおっとりした感じで、良いなとは思っています」

    (今日の3頭併せの追い切りについて)
    「彼もそんなに調教では速い時計は出さないのですけど、今日はゴール前だけ並ぶようにということで、ゴールしてからは1ハロン、2ハロンと流していきました。予定通りの調教でした」

    (今回の位置取りは?)
    「これまでは後方だったりと、まだ少し競馬が荒いところがあったのですけど、今回は皆強い馬たちですから上手に競馬をしてもらいたいです」

    (馬場が悪くなった場合は?)
    「皆同じ条件ですし、経験はないですけど、大丈夫だと思います」

    (希望の枠順はある?)
    「いえ、大丈夫です」

    (牡馬のクラシックタイトルへの思いを)
    「いつも勝ちたいなと思っています。皐月賞というのはまた難しいレースですね。コースもそうですし、時期も難しいです。まだ(牡馬のクラシックは)勝ったことがないので、勝ちたいなと思っていつもやらせてもらっています」

    (最後にファンへのメッセージを)
    「昨年は素晴らしい成績だったので、今年もまた良いレースをしてもらいたいと思って期待しています。応援してください」
    サトノアレス戸崎騎手「確実に馬は良くなっています」/皐月賞共同会見

    昨年の2歳チャンピオンのサトノアレス(牡3・美浦・藤沢和雄)が、ウッドチップコースで3頭併せの追い切りを消化。その後、藤沢調教師と戸崎圭太騎手の共同記者会見が行われた。

    ■藤沢調教師

    (前走のスプリングS4着を振り返って)
    「スタートのタイミングが悪く、そのおかげで位置取りも悪かったので、4着は仕方ないと思っています」

    (中間の調整は?)
    「1度使って、お陰様でその疲れもなく、順調に調整できています」

    (ひと叩きして変わってきた部分は?)
    「だいぶ気が乗ってきて、良い感じになってきたと思います」

    (今日の追い切りについて)
    「いつもそんなに速い時計を出す馬ではないのですが、今日の道中の動きも良く、ゴール間近も一生懸命で良いフットワークだったと思います」

    (距離が延びる2000mについては?)
    「1800mは経験があるので、何とか走れると思います。そんなに掛かる馬ではないので、心配してないです」

    (中山の適性は?)
    「中山は3度目ですが、最初は未勝利戦だったのでうまく行きました。難しいコースなので何とか対応をしてもらいたいです」

    (先行したり、ある程度控えた競馬もあったが、今回の道中の位置取りは?)
    「前走はたまたまタイミングが悪かっただけで、そんなにスタートが悪い馬ではないので、みんなと一緒に走れれば何とか頑張ってくれると思います」

    (枠順の希望はある?)
    「それは大丈夫です」

    (ファンへのメッセージを)
    「前走は随分応援してもらったのですが、残念な結果でした。今回は馬も体調が良さそうですし、また頑張ってくれると思うのでよろしくお願いします」


    ■戸崎騎手

    (前走を振り返って)
    「スタートで躓いてしまって、そこから少しリズムを崩すような形になりました。その後は馬自身もリズム良く走ってはくれましたけど、そういった部分で伸びを少し欠いてしまったかなと思います」

    (追い切りに乗ってみての感想は?)
    「先週の1週前も乗せて頂いたのですけど、そこからまた良くなっている感触を今日得ましたし、確実に馬は良くなっています」

    (2週連続して乗って、前走と変わった点はある?)
    「ありますね。前走は追い切りから初めて乗せて頂いたのですけど、その時よりは全く違う雰囲気で前向きさもあります。前走はやはり休み明けだったのだろうなと感じますね」

    (2000mの距離については?)
    「前走乗ったイメージとしては、全然問題ない感触は得ています」

    (今回どのくらいの位置取りで競馬を?)
    「スタートだけ気をつけて、後はいろいろ考えたいと思っています」

    (枠順の希望は?)
    「極端な枠順にならなければ良いと思います」

    (ファンにメッセージを)
    「2歳チャンピオンということで前走も乗せて頂きましたが、不甲斐ない結果で申し訳ない気持ちもありますので、このGIでしっかり良い騎乗をして、良いパフォーマンスを見せたいですね」

    アウトライアーズ田辺騎手「冷静になって乗りたい」/皐月賞共同会見

    トライアルのスプリングS(GII)で2着に入り出走権利を取ったアウトライアーズ(牡3・美浦・小島茂之)が、田辺裕信騎手を背にウッドチップコースで最終追い切りを消化。追い切り後に小島調教師と田辺騎手の共同記者会見が行われた。

    ■小島調教師

    (前走を振り返って)
    「休み明けだった分、少し切れがなかったかなという感じがしますね。ただしっかり調教をやってきたということと、最後ちゃんと2着に来てくれたので、そういう意味では評価していいかなと思います」

    (中間の調整は?)
    「疲れもそれほどなくて落ち着いていたので、早いうちから時計を出してきて、内容の濃い調教ができました」

    (今日の追い切りの指示は?)
    「中間は落ち着き過ぎているところが気になっていました。元々かなり興奮しやすくてカッカするタイプなので、それを注意してずっと調教をやってきたのですけど、今回はカッとしてもすぐに落ち着くんです。それは(本来は)良いことなんですけど、(この馬の場合)その点が良いのか悪いのか…。

      先週乗った田辺騎手も『すごくフワッとしている』と言っていたので、今日は前に行っている2頭を目標にしました。心臓や体はできていると獣医さんからも太鼓判を押してもらったので、前にいる馬を抜いても抜かなくてもどちらでも良い、攻めるか攻めないかどちらに転んでも大丈夫なデキだからと田辺騎手に任せました」

    (追い切りの評価は?)
    「スタートして少し置かれてかなり後ろからになりました。ゴール板を過ぎて併入した感じですが、最後はしっかりとしていました。気持ちの方は良く言えば落ち着いている、気になる言い方をすれば、気持ちが乗ってこないという感じもあります。ただ『何も知らないでこの馬に初めて乗ったとしたら、すごく良いですよ』と田辺騎手も言っていました。落ち着いていたのでしっかり攻められたので、そういう意味ではやり切って出走させられるなと思っています」

    (精神面での成長があった?)
    「ちゃんと暴れるところとか、元気良いところは見せるので、元気がないわけではないです。ただ火がついた後の戻りが早く、走ってからのムキになる度合いが減ったというだけなので、距離が延びて良い方に出てくれるのではないかと今は思っています」

    (3戦3連対の中山コースの適性は?)
    「2000mや1600mとその時々の精神状態に合わせて距離を使い分けてきました。今回は落ち着いている状況で1度勝っている中山2000mを使えるのは、中山に実績がある分、気持ちは楽ですね」

    (相手関係について)
    「ウチの馬にまで人気が回ってこなそうなくらいメンバーが揃っているので、そういう意味ではレースを楽しみにしています。こんな混戦でしかも牝馬も出ますし、こちらは不安要素がないので、その中でどんな競馬ができるのかなとファン目線みたいな感じで楽しみですね」

    (今回はどのような競馬を?)
    「前はスタートした後にムキになって行っていたのですけど、今は調教でもフワーッと出ていくので、馬が行く気なければ行かなくても良いのではないかと、今日話をしました。もしかすると競馬ではいつも通りスッと中団に自分から行くかもしれないですし、田辺騎手も無理に促すタイプではないですから、馬のリズムを守って真ん中より後ろになるのかなとも思っています」

    (枠順の希望は?)
    「枠が決まってからは良かった、悪かったという話になると思いますが、今の時点では無事に出られれば良いと思っています」

    (馬場も荒れてきて雨予報もあるが?)
    「血統的にもこなせるのではないかとは思うのですが、この時期の競馬はこなせると思っていたのにということは良くありますよね。下手という感じはしないので、良馬場でも悪くなっても対応できると思って週末を迎えられる分、今の時点では気分的には楽です」

    (ファンへのメッセージを)
    「応援してくださる方も少なからずいらっしゃると思うので、そういう方たちの期待に応えられるように調教をしっかりやることができました。あとは当日アウトライアーズがどういう状態で出るか、どんな走りをしてくれるかを私も楽しみにしているので、皆さんの応援も頂ければと思います」


    ■田辺騎手

    (前走を振り返って)
    「新馬の1600mのあとの未勝利の2000mではうまく溜めがきいて勝てましたが、段々気が入ってきたので1600mの路線に戻して勝ち上がってきました。前走は皐月賞を意識して距離を延ばしての1800mで、それがどう出るかが1番の課題でした」

    (課題に対しての答えは)
    「調教から思ったよりおっとりしてきて、良い意味で言うと1600mっぽくないなという感じはしていました。前哨戦なので当然勝ちたかったですけど、皐月賞に良い形で向かいたいというのが1番にあったので、良かったかなと思います」

    (2000mへの展望も開けた?)
    「1800mも2000mもあまり変わらないなと思っています。あとは当日の雰囲気次第ですけど、前走後も特にイレ込んでいる様子もなく、当然レースを使ったことで息持ちも追い切りの感じでは良いので、調子は上がっていると思います」

    (今日の追い切りについて)
    「先週も自分で乗って終い強めにやったので、今日また追って少しテンパるかと思ったのですが、意外と落ち着いて走ってくれていたので良かったです」

    (今回の作戦は?)
    「前走は負けましたが、それによって印が落ちてマークが薄くなるのはこの馬にとってはプラスですし、戦略を立てやすいと思います。レースの流れ次第ですけど、いろいろ考えていきたいです」

    (枠順の希望は?)
    「特にないですね。馬場状態もありますし、綺麗な芝から発走させたいとは思うので、真ん中より外くらいがほしいというくらいで、特にここが良いというのはないです」

    (クラシック初制覇のチャンスが巡ってきたが?)
    「この馬の素質は新馬戦に乗せてもらった時から感じていたので、順調にここまで来られたのはとても嬉しいです。皐月賞というのはクラシックの始まりですし、ここだけにとらわれず、この後どうつなげていくかだと思うので、自分の気持ちというよりも、冷静になって乗りたいと思います」

    (最後にメッセージを)
    「GI路線に出られるのではないかと思って去年の夏から乗ってきましたが、思った通り成長を遂げてくれましたし、やっとスタートラインに立てたなという感じです。これから一緒に大きいところを取れればとても嬉しいです」

    スワーヴリチャード四位騎手「なるべくいい馬場で」/皐月賞共同会見

    ■スワーヴリチャードに騎乗予定の四位洋文騎手

    ――新馬からすべて手綱をとった馬でのクラシック参戦ですね。この4戦を振り返ってください。
    四位 期待の大きい馬ですからね。新馬戦は勝てませんでしたが、そのあと勝って重賞も勝ちました。満足しています。

    ――前走の共同通信杯では余裕のあるようにも見えました。
    四位 なるべく負担をかけずに勝ちたかったレースでした。

    ――この馬のいいところは?
    四位 非常にパワフルですし、直線もいい脚で来てくれるので頼もしいと思っています。

    ――今朝の最終追い切りはいかがでしたか?
    四位 先週、結構いっぱいやっているので、今週は輸送もあるのでなるべく負担をかけないで、終いも馬なりでいいかんじで来れました。よかったと思います。

    ――このローテーションについては?
    四位 もともと予定していたローテーションですし、あそこを勝ったことでじっくり調教は出来ていると思うので。いいかんじで来ていると思います。

    ――今回は初めての中山コースです
    四位 中山の皐月賞というのは、どうしてもゴチャつきます。東京とは流れも違う。この馬自身、まだそんなに器用さがないので東京のような広いコースのほうが競馬しやすいだろうな、というのはありますけども。今週は頭数も多いですし、なんとか上手に乗ってうまいこと捌ければ十分チャンスはあると思います。

    ――中山2000mという舞台については?
    四位 1コーナーは当然ゴチャつくので、なるべくゴチャつかないところにスッと入れるといいな、というところですね。要はスタートから1コーナーまでがどういうかんじでいけるのか、というところだと思いますけどね。

    ――枠順は考えていますか?
    四位 そこはあんまりまだ考えてないです。今回GIで戦ったことない馬も多いし、そう甘くはない。まわりも強い馬ばかりです。春は皐月賞からダービーという予定なので、ダービーに向けてここではいいレースをしてくれないと困りますし、僕もこの馬に期待しています。

    ――相手関係は?
    四位 強い馬ばかりなので、いろいろ作戦を練っています。あとは当日、なるべくいい馬場でやりたいですね。

    ――最後に抱負を。
    四位 たくさん強い馬がいますが、僕の馬も頑張れると思うので皆さん応援してください。
    ファンディーナ岩田騎手「この馬の能力を信じて乗るだけ」/皐月賞共同会見
    ■ファンディーナに騎乗予定の岩田康誠騎手

    ――牡馬クラシックへ名乗りをあげる一戦です。お気持ちは?
    岩田 チャレンジ、大事な一戦だと思います。

    ――新馬戦での印象は?
    岩田 非常に強い内容で勝たせていただきました。

    ――逃げて余裕の勝利に見えましたが、いかがでしたか?
    岩田 そうですね。逃げるかたちになったんですけど、それほど無理せず行けましたし道中もスムーズでした。

    ――フラワーCも余裕しゃくしゃくに見えましたが?
    岩田 フラワーCでどんなレースをするのか、と思っていました。それ相応の強いレースをしないと次のステージに進めないと思っていました。パドックでイレこみましたが、レースにいったら冷静でしたね。ファンディーナは完歩のストライドが大きいんです。3、4コーナーでジッとしていようと思ったんですが、馬が行く気になったので行く気に任せて加速しました。

    ――どんな馬なのでしょうか?
    岩田 普段はおっとりして冷静というか、かかるところがない。それが一番印象強いですね。

    ――今度は牡馬相手に中山2000m、器用さも求められる一戦となりますが、そのあたりは?
    岩田 初めて牡馬の一線級と戦うということで、どんなレースをするのかな?という楽しみがあります。この馬の能力を信じて乗るだけです。

    ――ポジション取りはいかがですか?
    岩田 この馬のスタイルを崩さずにスタートして、この馬のリズムを守ったら前々のレースになるでしょうし、いいパフォーマンスをみせてくれると思います。

    ――フラワーCの後は騎乗されましたか?
    岩田 火曜日の調教に乗りました。坂路からCWというメニューをこなしましたが、すごく落ち着いていました。

    ――岩田騎手はジェンティルドンナやウオッカの背中を知っていますが、この馬はいかがですか?
    岩田 似たような背中をしています。スピードもパワーもあります。名牝になれるような器だな、と思います。

    ――最後に意気込みを。
    岩田 強い相手になりますが、この馬の能力を信じて頑張ります。


    ■ファンディーナを管理する高野友和調教師

    ――まず、新馬戦を振り返ってください。
    高野 ゲート練習もしてたんですが、出たことがなかった。ほぼ出遅れると思っていました。そこで岩田騎手に「多分出遅れる。ひっかかることは絶対ないだろうけれど」と話していたら、ああいう競馬になりました。事前の状況から能力は感じていましたし、競馬にいってその能力をスムーズに出せるタイプだと思いました。

    ――続く、つばき賞では新馬と違う勝ち方でした。
    高野 メンバーみて、枠みて、ジョッキーとは前に行く馬を想定していたので、それを見ながらの競馬にしようと打ち合わせしていました。ペースはスローでしたが能力を信じていたし、スローで普通だったら厳しいレースになるところでしたが、見ていて安心でした。

    ――フラワーCはどうでしょう?
    高野 レース内容というより、輸送したあとの馬のかたちや雰囲気をみたいと思っていました。レースについてはいいパフォーマンスを見せられる状況であったので、結果については馬の能力を信じていれば出るかな、と思っていました。外枠だったのでストレスなくクリアできたんじゃないかな、と思います。

    ――ペースについてはいかがでしょうか?
    高野 ペースが上がったから対応できない、という気性ではないのでそこは大丈夫だと思います。ジョッキーの意のままに、ペースへの対応は容易にできると思います。

    ――この馬のセールスポイントは?
    高野 潜在能力はすごいものを感じますね。ただ、牝馬なのでまだ馬体はこれからだし、現状は素質だけで3つ勝たせてもらっているというかんじです。調整については、まだまだ成長過程ですしひ弱な面も抱えています。その素質だけでこれだけ走ってくれるので、パンとしてきたらどれだけすごくなるのかな、と思っています。

    ――舞台は中山、距離は前走から1ハロン延びます。
    高野 これまで楽して勝ててますので、距離は1ハロン延びても対応できるでしょう。コースは経験出来ているし問題ないと思います。

    ――調教ですが、1週前追い切りについて教えてください。
    高野 年明けから中3週、中3週と使っているので既に仕上がっている状況です。調教でさらに能力を伸ばそうというのではなく、馬の状態を適度にいい状態に保つことを心がけていました。今回も整える程度ですが、併せ馬にして気を抜かないようにして、いい1週前追い切りが出来ました。

    ――今朝の最終追い切りは?
    高野 まず、無理しないように。あと、今朝の坂路は悪くて時計の出ない馬場でしたから、無理せずに安全に普通に乗ってくればというかんじでした。1週前と同じように、併せ馬で折り合いに気をつけながら、という内容でした。

    ――道悪はいかがでしょうか?
    高野 そこはやってみないと分からないんですけど、こなすんじゃないかな、という前向きな見立てをしています。

    ――もし制すれば、牝馬が69年ぶりの優勝という快挙となります。
    高野 歴史的なことは僕らとしては意識していません。若い3歳牝馬で状態もまだ不安定。ファンディーナ号が力を出せるように状況を持っていくということ。その1点だけに集中していますから、相手が男だからとかは考えていません。

    ――その先の話をするのは早いとは思いますが、ダービーも視野に入れていると聞いています。
    高野 無事ここを走れたら、夢はダービーに行くことです。

    ――最後に意気込みを。
    高野 馬主さんも生産者さんも、この馬、この牝系に賭ける相当な期待や思いというのは受けています。我々はそれにこたえる義務があります。ファンの方々のためにも、きっちりその義務を果たして精一杯の仕事をしたいと思います。
    ウインブライト松岡騎手「自分の描いてきた競馬を」/皐月賞共同会見
    トライアルのスプリングS(GII)を快勝して皐月賞(GI・芝2000m)に出走するウインブライト(牡3・美浦・畠山吉宏)。松岡正海騎手が手綱を取って、ウッドチップコースで最終追い切りを消化。追い切り後に畠山調教師と松岡騎手が共同記者会見に臨んだ。

    ■畠山吉宏調教師

    (前走のスプリングS・1着を振り返って)
    「トライアル、最低3着という目標でやってきたのですが、それが最高の形で権利を取ることができたので、本当に良かったと思います」

    (この中間の調整は?)
    「上がって来て馬に大きなダメージ、変調がなかったので、普段通りの攻め馬で組み立てていきました」

    (前回、馬体重が減っていたが?)
    「500万の若竹賞を勝って放牧に出まして、スプリングSを逆算して戻してきた時の馬体重が460キロ台でした。そこから調教を積みながらも、毎週少しずつ増えていました。ただレース当日の減りがある程度はある馬で、スプリングSの時は多めに減ったのは確かですが、それは範囲内だったと思いますし、結果があのようなレースでしたから、その部分も心配していないです。

     前走後も飼い葉食いの落ちは全くないですし、週に2キロ、3キロずつ増えています。それも馬体回復に専念するというよりは、調教のパターンも変えず、追い切りをこなしながら増えてくれています。今週始めで470ちょっとくらいの体重がありましたし、今週もしっかり追い切っていますから、前走と大きな変わりがなく出走できると思います」

    (松岡騎手騎乗での今日の追い切りだったが、出した指示は?)
    「1頭前に古馬を置いて、前半は折り合い重視で、終いの反応を試すというようないつものパターンで調教をしました」

    (中山コースはマイルで2着、1800m戦で2連勝だが、中山の適性は?)
    「結果が示すように中山コースは上手に走れていると思います。今回は前走から1ハロン延びて2000mになりますが、前走、2走前の感じを見れば全く問題ないと思っております」

    (相手関係については?)
    「初めて対戦する馬たちもいますし、まして更にメンバーも強くなりますが、不利なく自分の競馬ができれば遜色はないと思っております」

    (ある程度中団から早めに動いて差す形が何度かあるが、皐月賞での作戦は?)
    「まだ枠順も出ていませんし、ジョッキーの手の内に入っていますから、ジョッキーに任せる感じで良いと思います」

    (希望する枠順は?)
    「特にはないですね。枠については、心配はしておりません」

    (レースへの抱負を)
    「この中間も馬はとても元気に調整をすることができました。当日も良いレースができると思いますので、応援よろしくお願い致します」


    ■松岡騎手

    (前走のスプリングS・1着を振り返って)
    「まだ馬に競馬を教えている段階なので、課題を持ってレースをしたのですけど、うまくいったと思います」

    (課題というのは?)
    「お姉ちゃん(ウインファビラス)と一緒で前向きな気性なので、前半うまくなだめてあげるというのがステップの1つ目、そこから一気にトップギアにならないように徐々に加速していくというのが2つ目、最後に馬を交わしてからソラを使わせないというのが3つ目のステップでした。そのように徐々にやってきたつもりですし、スプリングSでは動き出しも徐々に滑らかになっていました。

     2走前の若竹賞(500万下・1着)の時は指示に対して少し反応が良すぎるところがあったのですけど、そのあたりも段々滑らかになってきていて、ガソリンの使い方を覚えさせていくというのが僕はこの馬にとっての課題だなと思っています。お姉ちゃんで失敗したことが大きかったですね」

    (今日の追い切りは?また調教師からの指示は?)
    「非常に良い動きでした。毎週コミュニケーションを取っているので、そんなに指示はなかったですが、いつも相談する形を先生は取ってくれます」

    (前走は馬体重が減っていたが?)
    「体は多分戻っていると思います。追い切り前で470キロ以上あるという話を聞いていましたので、今日も終いは軽すぎないようにしましたし、それだけ追えるということは体に不安がない証拠ととらえてもらって良いと思います。張りも戻っているし、毛ヅヤも良いし、状態はどこを取っても前走以上だと思います」

    (体の緩さについては?)
    「乗った感じは幼いなと思うところがまだあります。重賞常連の馬特有の重厚感というのが乗っていてまだ物足りないです。そういうのがついてきそうな雰囲気はありますし、完成されるのは古馬になってからなのかなという感じがしますね。そこまで成長を促していけるかが大事だと思います」

    (前走から距離延長の2000m戦については?)
    「1回も走ったことのない距離ですが、乗っている感触からは不安は感じないですね」

    (中山での2連勝は外めでコーナーから動いていく形のレースだったが、今回は?)
    「競馬に行ってみないとわからないですけど、いろいろなパターンを想定しています」

    (希望の枠順は?)
    「自分で決められないので、何番でも良いです」

    (雨予報が出ているが、道悪については)
    「そんなに苦手な方ではないと思うので、もしすごい道悪になって皆が外を回るのだったら、ゴールドシップのように内を回る競馬も考えています」

    (松岡騎手といえばサンツェッペリンでの2着がちょうど10年前になるが、今回は?)
    「サンツェッペリンやマイネルチャールズなど、この時期になると思い出す馬がいるので、そのくらいの着順を目指したいと思います」

    (最後にファンにメッセージを)
    「初めて対戦する馬もいますし、何とも言えないのですけど、自分の描いてきた競馬を大きな舞台でできるよう頑張りたいと思います」
    カデナ福永騎手「高いポテンシャルを感じています」/皐月賞共同会見
    ■カデナに騎乗予定の福永祐一騎手

    ――3戦目から騎乗していますが、振り返っていただけますか?
    福永 東京で初めて乗せてもらったとき、窮屈なところがあって追い出しが遅れましたが非常にいい走りをしてくれました。高い素質を感じました。次に重賞に挑戦するにあたっては十分チャンスはあるな、と思いました。

    ――次走の京都2歳Sはいかがでしたか?
    福永 少頭数の中、折り合いに気をつけなければいけませんでした。スタートしてからの位置取りがカギになるな、と思っていたんですが。道中、だいたいイメージどおりの流れになって、相手とみていた馬の真後ろを取れて、折り合いに専念するだけでいい状況ができました。最後は期待していたとおり、いい脚を使ってくれました。まだまだ課題はありますが、その中で重賞を勝ってくれたのでクラシックシーズンが楽しみになりました。

    ――そして、弥生賞を迎えました。
    福永 競馬で口向きというか、抑えると嫌がるそぶりをみせていたので、そういった面を解消したいと考えていました。馬に慣れてもらう意味もあって、僕は調教から参加させてもらったんですが、調教ではそういった面は出さないようになっていました。正直、調教の段階では目一杯仕上げてはいなくて体に余裕があるなと思っていたんですが、競馬で跨ったときには動ける態勢になっていましたね。自分で体をつくるタイプなのかな、と思いました。

     レースは予想どおりのスローペース。その中でどうやって我慢して最後の末脚を使えるのかをテーマに掲げていましたが、しっかり我慢が効いて、最後はいい末脚を使ってくれました。このように先を見据えた状態で勝てたというのは、改めて高いポテンシャルを感じました。

    ――この馬の最大の武器は末脚ですか?
    福永 そうですね。軽くて鋭い末脚がありますね。

    ――そして今回は中山2000m。コース経験がありますが、相手は変わります。
    福永 そうですね、頭数も増えるし、ぺ―スもタフになるでしょう。今まで経験していない厳しいレースになると思いますけど、そういった中でどういう走りができるか、だと思います。コンディションについては、一度使われたことで素軽くなってすごくいい動きをみせています。予定していた調教メニューを順調にこなしていますし、非常にいいコンディションでレースを迎えられると思います。楽しみです。

    ――追い切りについては、いかがですか?
    福永 先週、強い負荷をかけました。今週は馬なりから強めくらい。今日は馬場コンディションが悪かったのですが、タイム、動きともにいい追い切りが出来たと思います。

    ――上積みは?
    福永 あると思います。

    ――福永騎手は怪我から復帰した直後に弥生賞で重賞を制していますね。
    福永 オーナーからもケガした直後に「仮に弥生賞が間に合わなかったとしても、本番はお前で行くから」と声をかけていただきました。幸い、リハビリの後、間に合うことが出来まして弥生賞を勝たせていただきましたけれども、そういった思いを以前から持って下さっているオーナーなので、やはりこのチームで大きいタイトルを獲りたいなという思いは非常に強くあります。

    ――ポイントになるのは天候?枠順?
    福永 ああいう軽い走りをする馬なので重馬場よりは良馬場のほうがいいのは間違いないです。でも、与えられた条件下で走るのが競馬。カデナに賭ける期待も大きいですし、どんな状況になっても走れる馬に育って欲しいと思いますし、そういう馬になる器だと思っています。どんなかたちになってもキッチリ結果を出せるように一緒に力をつけて頑張っていければな、と思っています。

    ――相手関係は?
    福永 未対戦の馬が多いですし、成長過程にある時期の馬たちのレースですからなかなか読みづらいところもありますが、今の段階では相手どうのというよりも、カデナがどういった走りをみせてくれるのか、という楽しみのほうが大きいです。それを体感できるのは自分だけなので。春の大目標はダービーですが、ここでもどんな走りをしてくれるのか楽しみです。

     スタートが課題の馬ではありますが、中間は練習もしていますのでね。そういった成果がどう出るか。まだまだ先がある馬ですから、その過程のGIの一戦ではありますが、GIなので結果も求められると思いますので、うまくバランスを取りながらいいレースができるように頑張りたいと思います。

    ――最後に抱負を。
    福永 順調にこれているのが何よりです。馬の精神状態も落ち着いていますし、厩舎スタッフともコミュニケーションが取れて、いい雰囲気の中で調整が出来ています。あとは競馬で結果を出していくだけ。どんな走りをするのか、僕自身も楽しみにしてますし、人気を背負う1頭だと思うのでそれに恥じない競馬ができるよう頑張りたいと思います。


    ■カデナを管理する中竹和也調教師

    ――前走の弥生賞を振り返ってください。
    中竹 1、2コーナーを回る時にかなりスローペースで厳しい戦いだなと思っていましたが、強い勝ち方をしてくれて安心しました。見るからに仕上げが甘かったかな、というのが正直なところでしたが、馬場に行ったら雰囲気が変わりました。それで結果を出してくれたのは嬉しい誤算でした。

    ――この中間の調整過程は?
    中竹 中間は大山ヒルズに放牧に行きました。あちらでも緩めずに乗ってもらいました。

    ――この馬のいいところは?
    中竹 瞬発力が一番の武器かなと思いますが、パワーも兼ね備えていて上腕もしっかりしています。

    ――以前、京都2歳Sの頃に「車に例えるとタイヤが凄くてボディが軽い、スーパーカーみたいだ」と話されていましたが、現在はいかがですか?
    中竹 そうですね。今度は上(ボディ)のほうがだいぶ発達してきました。上と下のバランスは整ってきました。

    ――さて、先週の追い切りはいかがでしたか?
    中竹 先週はしっかり負荷をかけたいということで調教駆けするオープン馬を先行させるかたちの併せ馬を行いました。最後までしっかり併せて追い切りました。

    ――今朝の最終追い切りは坂路で単走で追い切りました。
    中竹 乗る前に(福永)祐一くんに反応が悪かったら最後追って欲しいと言いましたが、実際追わなかったのでね。反応はよかったのだと思います。

    ――舞台は前走と同じ中山2000mですが、頭数は増えますね。ペースや相手関係も変わります。
    中竹 頭数が増えるところについては、祐一君が捌くのがちょっと大変なのかな、と思います。ペースや相手については、カデナをしっかり仕上げることに専念し、他の馬のことはあまり考えないようにしています。

    ――先ほど、福永騎手もこのチームで勝ちたいと話していました。
    中竹 中間も熱心に乗ってくれました。カデナに限らず、うちのスタッフとコミュニケーションをすごくよく取ってくれまして一体感を感じています。

    ――牡馬クラシックについては?
    中竹 クラシックに限らず、どのレースもいつも勝ちにいってるつもりですが、特に欲しいタイトルですね。

    ――ダービーも見据えてという話ですが、現状のカデナの状態は?
    中竹 最終的に完成形になるのは秋になるかなと思います。まだこれから良くなるでしょうし、日に日に成長しているのを実感しています。これから先、どんどん良くなっていくとは思いますが、今のカデナとしては大変満足のいく状態です。

    ――道悪は?
    中竹 腕の発達した馬なのでスピードだけでなくパワーも兼ね備えています。今朝の馬場の悪い坂路でも脚を取られることなく上がってきたので、こなしてくれると思います。

    ――最後にひとこと。
    中竹 カデナの最大の魅力は瞬発力だと思います。中山の直線で弾けるカデナの姿に声援を送ってください。



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    桜花賞【2017年】予想|共同会見まとめ

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    (ヤフーニュースより引用)

    リスグラシュー武豊騎手「チャンスはあると思う」

    ■リスグラシューに騎乗予定の武豊騎手

    ――前走のチューリップ賞で再びコンビを組まれましたね。
    武豊 久しぶりに乗せていただきました。結果は少し残念でしたけど、やはりいい馬だなと改めて思いました。桜花賞に向けてチャンスはあるな、と思っていました。いい脚力を持っています。

    ――この馬の強みは?
    武豊 体は小さいんですけど、すごくいい脚力を持っています。本当にいい馬だな、と思います。

    ――先週の1週前追い切りに騎乗されましたが、いかがでしたか?
    武豊 非常にいい動きでしたし、タイムも速かったですね。

    ――今年の3歳牝馬はハイレベルですね
    武豊 そうですね。この世代の牝馬は強い馬がたくさんいるな、と思います。

    ――ソウルスターリングの1番人気が予想されますが?
    武豊 そうですね。当然そう思いますし、ここ2戦一緒に走って負けていますから、逆転をするのは大変だと思いますが可能性はあると思います。

    ――最後にひとこと。
    武豊 2歳のときに乗せていただいて非常に可能性を感じていた馬なので、一緒に桜花賞に出れるのはすごく嬉しく思います。チャンスはあると思うのでいいレースをしたいですね。


    ■リスグラシューを管理する矢作芳人調教師

    ――前走を振り返ってください。
    矢作 正直、物足りなかったですね。ただ、繊細な牝馬なのでね、正直仕上げは桜花賞、オークスと続くということで“それなり”だったかな、と感じています。

    ――今回、本番に向けての気配は?
    矢作 明らかに良くなっていますね。1回叩いて上昇しています。

    ――先週の1週前追い切りでは武豊騎手が騎乗しました。どのようなお話をされましたか?
    矢作 『大丈夫、変わっている』と言ってもらいました。

    ――今週の坂路での追い切りはいかがでしたか?
    矢作 所属の坂井瑠星が乗ったんですけども、珍しく指示通りのいい調教が出来たと思います。

    ――この馬の魅力は?
    矢作 このところ後方からの競馬が多くなっていますが、どんな競馬でもできる自在性があります。折り合いに難がないこと。そして、切れ味ですね。

    ――3歳牝馬は強い馬が揃っていますが、そのあたりは?
    矢作 まぁ、相手のことは気にしても仕方ないので自分の馬をベストに仕上げるだけだと思っていますけれども。今回は先にオークスがあるとか、そういうことは考えず、ここが本番なので目一杯仕上げたつもりです。

    ――阪神外回りのマイル戦というのは?
    矢作 距離はあったほうがいいタイプだと思います。でも、アルテミスSやジュベナイルフィリーズを見てもわかるとおり、マイルで十分適応できる馬だと思っています。

    ――道悪はいかがですか?
    矢作 ジョッキーは大丈夫じゃないか、と言ってくれてましたけど、まぁ僕としてはいい馬場でやりたいというのが本音です。

    ――最後にひとこと。
    矢作 週末は天気が心配ですけれども、桜もちょうど見ごろだと思います。本当に素晴らしい乙女たちが集うレースなので、競馬場にきてリスグラシューの応援をしていただきたいなと思っています。

    アドマイヤミヤビ鞍上デムーロ「自分の仕事を分かっている馬」

    ■アドマイヤミヤビに騎乗予定のミルコ・デムーロ騎手

    ――今年の桜花賞は初コンビのアドマイヤミヤビとの出走になりました。いまの心境は?
    ミルコ とっても嬉しいです。

    ――先週の追い切りに騎乗されましたが、実際に乗ってみての感触は?
    ミルコ すごくよかったです。すごく軽い走りをしますね。賢い馬でテンションが高くなることなく、自分の仕事をすごく分かっています。

    ――今年の3歳牝馬は強いと言われていますが?
    ミルコ GIのときはいつも強い馬が揃います。今年はソウルスターリングがいますが、すごくいい馬ですね。いいライバルです。頑張ります。

    ――作戦は?
    ミルコ 僕は今回(レースでは)初めて乗ります。みんなが言うには、スタートはあまり速くないけどそのあとじわじわきて、最後はすごくいい脚を使うといいます。まだイメージはないけど、そんな感じで乗ります。

    ――今年はデムーロ騎手自身の桜花賞連覇がかかりますね。
    ミルコ 今年も頑張ります。勝ちたい。本当に桜花賞は気持ちいい。勝ちたいですね。


    ■アドマイヤミヤビを管理する友道康夫調教師

    ――前走を振り返ってください。
    友道 1600が少し短いかと思っていましたが、東京の長い直線を利用して最後しっかり伸びてきていい競馬をしてくれました。

    ――この中間の調整は?
    友道 いちど放牧に出しまして、1か月くらい前に栗東に戻ってきました。順調によくなっています。

    ――今回はミルコ・デムーロ騎手との初コンビになります
    友道 先週の追い切りに乗ってもらいまして、すごくいい感触をつかんでもらったみたいです。すごく走る馬で、すごく軽い走りをする、と言われました。

    ――この馬の強みは?
    友道 すごく精神力が強いといいますか、普段は大人しいのですが競馬に行くときだけスイッチが入ります。オンとオフの切り替えの巧さがこの馬の強みだと思います。乗り替わりもまったく問題ないと思います。

    ――今朝の最終追い切りは坂路での追い切りでしたが、いかがでしたか?
    友道 無理せずに53秒台の時計を出していますし、いい動きだったと思います。

    ――桜花賞のコースについては?
    友道 若干マイルは短いと思いますが、最後の直線が長いのでね。そこを利用して、なんとか乗ってきて欲しいですね。

    ――今年の3歳牝馬はハイレベルと言われていますが?
    友道 そうですね。強いですね。

    ――ソウルスターリングについては、いかがですか?
    友道 前走のチューリップ賞のときに初めて生で見ましたが、すごく雰囲気のある、いい馬ですね。

    ――今年の桜花賞、ワクワクして迎えるファンの方も多いと思いますが?
    友道 本当に僕もいちファンとして、ワクワクした気持ちで当日を迎えたいと思います。

    ――今週末、雨の心配もありますが?
    友道 若干渋っても結構力もあります。むしろスタミナ勝負になったほうがいいかな、とは思います。

    ――最後にひとこと。
    友道 今年の桜花賞は強いメンバーで、しかも1頭強い馬もいますが、皆さんの応援があればアドマイヤミヤビもいい競馬が出来ると思いますので、応援よろしくお願いします。

    カラクレナイ松下師「最高の状態で送り出したい」

    ■カラクレナイを管理する松下武士調教師

    ――前走のフィリーズレビューを振り返ってください。
    松下 スタートは少し出負けするかんじはあったんですけど、あとはリズムよくまとめて、最後は長くいい脚を使ってくれたと思います。それまでに比べてメンバーは強くなりますが、終いの脚がしっかりしているので楽しみにしていたんです。

    ――こういった共同会見、初めてだと思いますが、いまの心境は?
    松下 緊張しています(笑)

    ――そんな中、フィリーズレビューからこの中間の気配はいかがでしたか?
    松下 レース後にしっかり疲れをとりました。いい状態で出走できると思います。

    ――先週は新コンビになる田辺騎手が騎乗しての追い切りでしたがいかがでしたか?
    松下 少し左に張るところがあるので、そのへんを気にしてもらえればという話をしました。ジョッキーからは基本的にスムーズにまっすぐ走ってこれたということでした。いい感触をつかんでもらいました。

    ――今週の追い切りはいかがでしたか?
    松下 先週の時点でほぼ馬は仕上がっていたので、反応を確認する程度でした。折り合いもついていましたし、スムーズに動けていたと思います。

    ――この馬の一番の魅力は?
    松下 やっぱりどんな展開でも最後しっかり長くいい脚を使ってくれるところですね。

    ――今回、相手はさらに強くなりますね。
    松下 相手は強いですが、自分の競馬をして戦えればと思って楽しみにしています。

    ――重馬場はいかがですか?
    松下 まだ良馬場しか走ったことがありませんが、血統的には重馬場でも大丈夫ですしパワーもあるのでこなしてくれると思います。

    ――これまで内回りの千四でしたが、今回は外回りの千六です。そのあたりは?
    松下 外回りになって切れ味がより鋭くなれば、と思っています。距離については、千六が長いから使っていなかったというわけではないので、距離が延びるという点も楽しみです。

    ――最後にひとこと。
    松下 3歳牝馬にとって一生に一度の舞台ですので、しっかり仕上げて挑みたいですね。あと4日、しっかり調整して最高の状態で桜花賞に送り出してあげたいと思います。応援よろしくお願いします。

    ソウルスターリング鞍上ルメール「重い馬場も問題ない」

    ■ソウルスターリングに騎乗予定のクリストフ・ルメール騎手

    ――チューリップ賞、強かったですね。
    ルメール ええ、強かったです。休み明け初戦でしたが、いい感じでした。ソウルスターリングはレースのときはリラックスしていましたし、直線ではしっかり脚を伸ばしました。楽に勝ちました。

    ――昨年と比べて成長はみられますか?
    ルメール 良くなっていると思います。まだ能力(の伸びしろ)がある。頭がよく(賢く)なったね。大人になりました。この前のパドックではとても静かだった。そして、スタート前も静かだった。昨年はテンションが高くチャカチャカしていた。今年は経験があるし、いいレースができると思います。

    ――この馬のいいところは?
    ルメール たくさんあると思います。いいスタートを切れるスピードがあります。直線での瞬発力、そしてゴールまでそれを維持できます。トビが大きく、心が強いです。

    ――雨予報ですが、そのあたりは?
    ルメール 心配はしていないです。ソウルスターリングのお母さんはモンズーンの子ですから、重い馬場でも問題ないと思います。

    ――母のスタセリタにも騎乗されていましたね。
    ルメール はい、もちろんです。フランスのオークスとサンタラリ賞(注:仏GI、芝2000m、仏オークスの前哨戦)を勝ちました。だからソウルスターリングに乗るのはいい気持ちです。

    ――心配な点はありますか?
    ルメール ありませんね。今回もいい枠番が欲しいですね。大外枠はちょっと難しいですね。でも…あまり心配はありません。

    ――レースのイメージは?
    ルメール いつもいいスタートを切るので、今回もそうありたいです。5、6番手のいいポジションが取れると思います。一番大切なのはリラックス。そして、もちろんGIですからライバルがたくさんいます。だから、ゴールまで注意したいですね。

    ――具体的なライバル関係は?
    ルメール 他の馬からマークされるとは思いますが、一番のライバルはアドマイヤミヤビですね。でも、彼女は後ろのポジションから走りますから、視界に入ってくるとしたら最後の直線だと思います。

    ――最後にメッセージを。
    ルメール ソウルスターリングはチャンピオンホースです。今回もぜひ勝ちたいです。みんな応援してくれていると思います。いつもありがとうございます

    丸田騎手「ライジングリーズンらしい競馬を」

    フェアリーS(GIII)、トライアルのアネモネS(OP)と2連勝で桜花賞(GI・芝1600m)に臨むライジングリーズン(牝3・美浦・奥村武)が、ウッドチップコースで最終追い切りを消化した。追い切り後、奥村調教師と丸田恭介騎手の共同記者会見が行われた。

    ■奥村武調教師

    (クラシックに臨む心境は?)
    「特別意識はしていませんが、順調に送り出したいなと思います」

    (今日の追い切り内容と評価は?)
    「1週前にしっかり負荷をかけています。今週は輸送もありますが、それでも長い距離を良いペースで乗っているので、良い調教になったと思います」

    (前走からここまでの調整過程は?)
    「中3週になりますが、思い描いていた通りです。これまでは体質の弱さもあったのですが、今回はレースの後もそんなにきつく応えることもなく順調に来ています」

    (この馬の良さ、強さは?)
    「長く良い脚を使えますので、スピードの持続力ですね。馬場が緩くなった時もくじけないで一生懸命走ってくれるので、その辺もすごいなと思います」

    (阪神のマイル戦で、どのようなレースを?)
    「勝ってほしいですよね。それ以外は考えていないです」

    (勝つためのポイントは?)
    「なんでしょうね?順調に送り出すことでしょうか」

    (いつ阪神に輸送を?)
    「前日に輸送します。テンションが上がりやすい面がありますので、環境が変わった場所に長くいると落ち着かないまま競馬に向かうことになるかもしれませんし、落ち着いて調教ができるギリギリまでこちらにいて、阪神に向かおうと思っています」

    (ファンに向けてメッセージを)
    「ここまで1回しか負けていないので、今度も何とか良い競馬をして、関東に大きなタイトルを持ってこれるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」

    ■丸田恭介騎手

    (桜花賞に臨む心境は?)
    「楽しみですね。新馬から続けて乗せて頂いている馬でこういう舞台に行けるのは嬉しいですね」

    (今日の追い切りの手応えは?)
    「先週の1週前追い切りから乗せて頂いて、感触の良さがその時点で伝わってきましたので、今週はソフトに馬なり調整でした。感じは良かったです」

    (デビュー時と今の違いは?)
    「最初はもっと前向きな感じで、前半から勢い良く行くタイプかなと思っていたのですけど、実戦ではすごく上手に競馬をしてくれるタイプでした。今も競馬が上手な部分は変わらないと思います」

    (阪神の芝のマイル戦、どのような騎乗を?)
    「今まで良い成績を残してきたコース形態と変わるので、その辺は準備して考えて乗ろうと思っています」

    (どのあたりがポイントに?)
    「直線の長さも違いますし、前半の流れも中山のマイル戦とは違うので、その辺は乗った感触で行こうと思います」

    (ライバルとの力関係は?)
    「GIを戦ってきている馬たちとまだあたっていないですし、相手は強いと思うので、チャレンジャーの気持ちです」

    (ファンへのメッセージを)
    「ライジングらしい競馬ができるように頑張ります。応援よろしくお願いします」



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    サウンドオブアース-ミルコ・デムーロ 

    ■サウンズオブアースに騎乗予定のミルコ・デムーロ騎手

    ――有馬記念を控えた今の気持ちは?
    ミルコ とてもうれしい。今年最後のGI、緊張しています。

    ――前走のジャパンカップを振り返ってください。
    ミルコ すごい頑張った。本当に頑張った。キタサンブラックが余裕で逃げていたし、直線でムーア騎手が外にはってきたので大変だったけれどよく頑張りました。

    ――成長は感じましたか?
    ミルコ はい。よくなってきました。やっぱりジャパンカップのときは今まで乗った中でいちばんよかったです。2歳のときはやんちゃで子供でしたけど、競馬は真面目に走る馬でした。

    ――中山2500mはいかがですか?
    ミルコ 昨年は負けましたね。(サウンズオブアースでは)まだ勝ったことないけど、すごく勝ちたいです。中山はすごく難しいです。すごくトリッキー。枠順もペースも大事です。

    ――ライバルは?
    ミルコ GIのときは全頭がライバルですが、キタサンブラックがすごく強い馬ですね。それからデニムアンドルビー、シュヴァルグラン、ゴールドアクター。

    ――3歳馬にも強い馬がいますが?
    ミルコ そうですね。とっても強い。でも、まだ4歳以上を相手に勝ったことがないからわかりません。

    ――最後にひとこと。
    ミルコ 今年最後のGIです。サウンズオブアースと一緒に頑張ります。

    ■サウンズオブアースを管理する藤岡健一調教師

    ――今朝の追い切りはいかがでしたか?
    藤岡 1頭前において、いつも後ろから離していくんですけど、このところ勝負でモタつくような競馬が続いているので、馬の真後ろにつけてから外に出して反応をみる、という調教をしました。霧で全体が見えず、最後の1ハロンしか見えなかったのですが、いい動きだったと思います。

    ――前走からの上積みは?
    藤岡 ジャパンカップのときはすごくいいデキでした。過去最高だな、と思っていたんですが、今回はそれ以上にいい状態にもってこれていると思います。

    ――前走のジャパンカップを振り返ってください。
    藤岡 行けなかったのでGIですしレース自体が流れてくれればな、と思っていたのですが。結構スローな展開になったので、勝たれてしまって仕方ないなというかんじです。まだ重賞を勝っていないのですが、GIでしっかり2着を確保してくれました。勝ち馬以外は負かしているのでレースぶり自体はよかったと思います。

    ――中山2500mという舞台は?
    藤岡 中山は安定して走ってくれています。昨年も惜しい2着でしたし、コース自体はこの馬にとってはあっているんじゃないかと思っています。

    ――希望の枠はありますか?
    藤岡 できれば内がいいな、と思います。

    ――ライバル関係は?
    藤岡 たくさんライバルがいますが、力は見劣っていないと思うのでじゅうぶん勝負になる馬だと思っています。

    ――当日、ジョッキーと何か作戦を立てますか?
    藤岡 ここずっと乗っていますし、馬のことはよくわかってくれているので特に話はしないです。

    ――最後にひとこと。
    藤岡 ずっと勝てずにいて、GIで惜しいレースが続いているので、この大一番でGI馬にしてやりたいと思いますので、皆さんに応援していただけたらありがたいです。

    (取材・写真:花岡貴子)

     

    サトノダイヤモンド-ルメール

     

    ■サトノダイヤモンドに騎乗予定のC・ルメール騎手

    ――今朝の追い切りはいかがでしたか?
    ルメール 完璧でした。先週の追い切りは強かったから、今日は楽に調教しました。馬のコンディションはちょうどいいです。自信があります。楽しみです。

    ――菊花賞前と比べていかがですか?
    ルメール 今日のほうがよかったです。体がすごくきれいです。今年はだんだんと良くなっていき、いまトップレベルになりました。池江厩舎がいい仕事をしてくれました。

    ――前走の菊花賞を振り返ってください。
    ルメール 強かった。3000mは未経験でしたが、競馬のときはちょうどいいかんじで楽に勝ちました。この日、サトノダイヤモンドはスーパーホースになりました。

    ――リラックスして走らせたい、と話していましたが、そのとおりできましたか?
    ルメール はい、できました。

    ――有馬記念の舞台は中山芝2500mです。
    ルメール 問題ないと思います。いろんな経験をしてきましたし乗りやすい馬ですから、心配していません。大丈夫です。

    ――作戦(プラン)は?
    ルメール あります。いっぱいスーパーホースがいる中で、一番の強敵はキタサンブラックです。スタミナがあって、直線で止まらない。だから、マークしています。

    ――レースはどのポジションで?
    ルメール それは難しいですね。枠やペースによります。だから、まだわからない。

    ――欲しい枠順は?
    ルメール 真ん中ですね。6番、7番、8番。それくらい。

    ――ファン投票2位と人気のある馬です。ファンの方々へひとこと。
    ルメール サトノダイヤモンドを応援してくれてありがとうございます。GIは勝ちましたけど、有馬記念は一番大切なレースですからもちろん勝ちたいです。頑張ります。レースを楽しんでください。

    (取材・写真:花岡貴子)

     

    キタサンブラック-武豊

     

    ■キタサンブラックに騎乗予定の武豊騎手

    ――ファン投票1位、北島オーナーの馬での出走です。
    武豊 素晴らしい馬で出走できるので、ひじょうにワクワクしています。

    ――前走のジャパンカップから振り返ってください。
    武豊 馬の状態もすごくよかったですし、いいレースができました。ひじょうに強い内容だったと思います。コンディションのよさも伝わってきました。スタートもよかったので先手をとって、ひじょうにいいペースで走れましたし馬も気持ちよさそうにしていました。いい展開だな、と思っていました。ラストまでしっかりしていましたし、ひじょうに乗っていても強いな、と思いました。

    ――今回はコンビ6戦目、当初から印象は変わっていますか?
    武豊 はい、いい方に変わっています。初めて乗せていただいた頃より明らかにパワーアップしていると思います。いままでは勝ったレースでもあまり着差がなかったんですが、(ジャパンカップでは)初めて着差をつけて圧勝しましたね。

    ――北島オーナーの隣で「まつり」を聞くのは2回目だったと思いますが?
    武豊 ひじょうに役得だな、と思いました。

    ――いよいよグランプリ、中山2500mというのは武さんにとっては(キタサンブラックと挑むのは)初めてですが?
    武豊 キタサンブラックにとってはいいんじゃないでしょうか。あまりコースとか気にならないタイプの馬かな、と思います。

    ――ライバル関係は?
    武豊 さすが、今年を代表する馬たちが集まりましたね。

    ――最後にひとこと。
    武豊 本当に多くのファンの方々から支持されている馬ですし、その馬に騎乗できるということは一番幸せなポジションだと思っています。僕自身もこの馬とコンビを組めたことは大きかった。今年最後のレースですし、ベストを尽くして勝ちたいなと思います。

    ■キタサンブラックを管理する清水久詞調教師

    ――今朝の調教の指示を教えてください。
    清水 指示は上がり重点ですね。ゴール前だけ追いました。動きはモヤでまったく見えませんでした。

    ――体は先週の段階で仕上がっていたんでしょうか?
    清水 はい、いい状態でずっときていましたんで。

    ――前走と比べて、状態は?
    清水 ほぼ同じ状態でいけると思います。

    ――この中間はいかがでしたか?
    清水 何事も心配ないですね。順調にきています。

    ――前走のジャパンカップを振り返ってください。
    清水 想像以上に強かったですね。ゲートさえしっかり出ればああいうかたちになると思っていたんですけど、1~2コーナーで単騎で行けましたんで。その時点で『あぁ、ヨシヨシ』というかんじでしたね。1000m(通過)は想像以上にゆっくりでしたんで、なおいいかんじで逃げてるな、というふうに見えましたね。直線半ばで数頭きているのが見えたのでどうかな、と思っていたんですが。ゴール前でまた突き放してくれました。想像以上に強い競馬をしてくれました。

    ――さらに力をつけた印象でしたか?
    清水 はい、京都大賞典よりさらに強くなりましたね。

    ――有馬記念の舞台は中山2500mですが?
    清水 何も心配していないです。中山には何度も行っていますしね。

    ――相手関係は?
    清水 そこはあまり考えないように。この馬自身をいい状態に仕上げるのが僕の仕事なんで。相手関係はあまり考えないようにしています。

    ――枠順の希望は?
    清水 やはり内目のほうがいいですね。

    ――有馬記念も宝塚記念に続いてファン投票1位での出走となります。
    清水 ありがたいですね。それだけ多くの方々に応援していただいているので、期待に応えられるようにいい結果を出したいと思います。

    (取材・写真:花岡貴子)

     

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    アウォーディ、武豊「今週も勝ちたい」

    ■アウォーディーに騎乗予定の武豊騎手

    ――前走・JBCクラシックは手ごたえのある勝利だったのでは?
    武豊 連勝はしていましたが、今まででいちばん強いメンバーと戦うレースだったので。このメンバーでどれだけやれるかな、という気持ちで挑みました。

    ――ダートに転向後、変わったことは?
    武豊 はじめてダートを使ったのが遅かったのですが、一走ごとに力強さが出ているというのは感じます。

    ――追い切りについては?
    武豊 いつも任せています。きっといい状態で当日を迎えられると思います。

    ――前走は川崎、今回は中京と左回りが続きます。
    武豊 そんなに癖のある馬ではないのですが、左回りはいいですね。中京はいいと思います。

    ――距離はいかがですか?
    武豊 いいと思います。

    ――ライバル関係は?
    武豊 JRAのダートのGIはふたつしかないですし、他の馬たちも当然ここが目標なのでメンバーも強力です。厳しいレースになると思います。

    ――松永幹夫調教師の馬でGIに挑むというのは?
    武豊 騎手時代からずっとお世話になっている先輩ですからね。一緒に挑戦して、レースを勝てればうれしいですね。

    ――騎手生活30年、好成績が続きます。
    武豊 はい、そうですね。おそらく主役だと思いますし、こういう馬で挑めるというのは騎手として光栄なことです。当然、プレッシャーもありますけどそれに応えたいという気持ちが強いですね。

    ――改めて、歴代の一流GIダートホースと比較すると?
    武豊 ダートを走りだしてから負けていないですからね。いい結果を出すというのがすごいと思います。馬のほうも今、ひじょうに充実している感じがします。ここは目標のレースなので楽しみにしています。

    ――最後にひとこと。
    武豊 ベストを尽くして、今週も勝てたらいいなと思います。

    ■アウォーディーを管理する松永幹夫調教師

    ――この中間は?
    松永 いつもどおりです。順調に回復しています。

    ――今朝の追い切りはいかがでしたか?
    松永 どうしても抜けちゃうとやめるところがあるので、前の馬を追いかけて気を抜かせないようにしっかり追うようにしました。

    ――手ごたえは?
    松永 よかったと思いますね。最近、しっかり走れていて、調教も動くようになってきました。

    ――連勝して変わってきたところは?
    松永 特に何が変わったというのはありません。前から堅実に走っている馬でしたからね。それがダートにいって、しっかり力を出しているかな、と思います。

    ――前走のJBCクラシックは大きな勝利だったのでは?
    松永 ヘヴンリーロマンスの子供でGIを勝てたというのは嬉しかったです。

    ――今回の舞台は中京ダート1800mです。
    松永 流れが全然違うと思いますが、そのあたりはジョッキーがわかっていますので。任せたいと思います。

    ――前走もジョッキーが絶妙の仕掛けでした。
    松永 ほんと、抜けちゃうとやめるんで。そのへんは上手いな、と思います。

    ――最後に意気込みを。
    松永 やはり中央でGIを勝たないことには評価されないと思うので頑張って走ってくれればと思います。

    (取材・写真:花岡貴子)



    ラニ松永調教師「兄弟を負かしてほしいです」

    ■ラニを管理する松永幹夫調教師の話

    ――この中間の調整は?
    松永 前走後からすぐに乗り始めて、順調です。秋入厩してから20キロぐらい増えました。まだ成長しています。

    ――今回の舞台は中京ダート1800mです。
    松永 左まわりはいいと思うので、前走のような結果(みやこS13着)にはならないかな、と思います。

    ――位置取りなど、特に何かありますか?
    松永 ないです。自分のリズムで走らせてほしいですね。

    ――これまでの歩みが注目されていますが。
    松永 春はずっと海外に行っていて、向こうではそれなりの結果を出していたので。ぜひ、この中央場所でも結果を出して欲しいですね。

    ――最後にひとこと。
    松永 相手も強くなりますし、とくにアウォーディーは連勝していますし。もちろん、アウォーディーには連勝して欲しいんですけれど。なんとか、兄貴のアウォーディーを負かして欲しいですね。

    (取材・写真:花岡貴子)


    コパノリッキー村山師「気分良く走れればと思います」

    ■コパノリッキーを管理する村山明調教師

    ――前走後の調整過程を教えてください。
    村山 短期のリフレッシュ放牧に出して10日くらいで戻ってきました。先週、ルメール騎手が乗って追い切っています。今週はいつもどおり、助手が追い切っています。

    ――今朝の追い切りはいかがでしたか?
    村山 最後の伸びもしっかりしていました。全体の時計はそんなに速くないんですが、うまく調教できました。

    ――年齢を重ねても圧倒的な強さをみせていますが、変化は?
    村山 6歳で体もしっかりできていますし、いい状態で来ています。

    ――舞台は中京1800に変わりますが?
    村山 スピードもありますし、いいと思います。

    ――先行争いが激しくなりそうですが?
    村山 毎回言っていますが、位置はあまりこだわらないです。気分よくスムーズに走れればと思います。

    ――最後にひとこと。
    村山 今年もGIを連勝してきたところだったんですが、力は本当にあるのでいい結果を出せたらと思います。数々のGIタイトルをとっていますが、チャンピオンズカップはまだ獲っていませんからね。いつもどおりの調整をして力を出し切れれば“勝ち”にも近いんじゃないかな、と思います。

    (取材・写真:花岡貴子)


    サウンドトゥルー大野「気分良く走れればと思います」

     昨年のこのレースで3着だったサウンドトゥルー(セン6・美浦・高木登)が、坂路で最終追い切りを消化。管理する高木調教師と大野拓弥騎手の共同記者会見が行われた。

    ■高木調教師

    (今日の追い切りについて)
    「ここ2戦使ってきて馬の状態も上がってますし、先週もある程度負荷をかけていますので、今日は確認のためにジョッキーに乗ってもらってサラッとやりました。予定通り良い感じでしたし、柔らかみも出てきて状態も良いと思います」

    (前走のJBCクラシック・JpnI・3着を振り返って)
    「休み明け(日本テレビ盃・JpnII・3着)はスローで消化不良の競馬でしたし、前走は2100mに距離が延びて追走が楽になるのではないかと見ていましたが、その通り、3コーナーあたりで結構良い手応えでした。けれども、3、4コーナーはコーナーがきついのか、追いかけづらいような感じでした。ただ直線もしっかり脚は使っていますので、内容的には満足しています」

    (前走からここまでの調教過程は?)
    「去年と同じローテーションを組んでいますけど、使った後、状態が悪くなると硬くなってきますので、その辺だけを気を付けました。反動もなく硬さもなく来ていますし、先週から時計も出して順調に来ています」

    (今回はどのような競馬を?)
    「去年もそうでしたけど、ゲートでどうしても遅れてしまうんですよね。1コーナーでどうしても離れた後ろになってしまいますし、それを想定して一か八か、詰まってもいいから内に突っ込んでくれと去年はジョッキーに言いました。けれども内に進路がなく、自分が余計なことを言ったから外に出すのが遅れたという面もありましたので、今年はジョッキーに任せてようかなと思っています」

    (理想の位置取りは?)
    「中央のこの辺のメンバーですと、テンは少し置かれるんですよね。そこで出して行くとリズムがあまり良くないようですし、どうしても遅れていくので、流れが鍵にはなるでしょう。ある程度は前に引っ張ってもらって、4コーナー手前から追い上げてくるという感じになると思います。直線も長いですし、去年は脚を余したところもありますので、何とか去年以上の結果を望んでいます」

    (最後にメッセージを)
    「非常に状態は上がってきていますので、何とか中央でもGIのタイトルを取りたいと思っています。応援よろしくお願い致します」


    ■大野騎手

    (今日の追い切りについて)
    「順調にこなしてくれて、良い動きでした。バランスが良かったですね」

    (馬の成長具合は?)
    「細かいところは時期ごとに少し変化はあるのですけど、良い意味で良い状態をキープしてくれていると思っています」

    (去年のこのレースから比べては?)
    「良い意味で同じです。調子も良いです」

    (昨年は3着だったが、今回のポイントは?)
    「後ろから行く馬なので、展開などに左右されることもあるのですが、良い誘導ができれば良いかなと思っています。中央のダートGIは2つしかないですし、勝てたらいいなと思います」

    (高木調教師から指示は?)
    「特にないです。攻め馬が終わった後に調子がどうかという話をしただけです」

    (最後にメッセージを)
    「馬は順調に来ていますし、前走の競馬で僕自身も手応えを掴んでいます。勝てるように頑張りますので応援してください」

    (取材・写真:佐々木祥恵)

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