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    カテゴリ:共同会見

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    宝塚記念予想|2016年|共同会見まとめ

    フェイムゲーム宗像師「今年は回復が早かった」

     フェイムゲーム(牡6・美浦・宗像義忠)が宝塚記念(GI・芝2200m)に向けて、併せ馬で最終追い切りを消化した。追い切り後に管理する宗像調教師の共同記者会見が行われた。

    (現在のコンディションは?)
    「良いと思っています。牧場でも乗っていますし、こちらに来ても順調に乗れています。飼い葉も食べていますし、動きや馬体についても順調だと思います」

    (8着だった前走の春の天皇賞について)
    「もう少し前のポジションで行ってほしかったのですけど、少しスタートも遅かったので仕方なかったですね」

    (外から差は詰めていたが?)
    「最後は脚を使っているのですけどね。少し外を回っていましたし、距離のロスもあったかもしれません」

    (レースの疲れは?)
    「レース後は放牧に出ましたが、すぐに回復しました」

    (宝塚記念への調整過程は?)
    「疲れが取れて牧場で始動ということで、少し速いところを始めました。厩舎に戻って来てそれを継続してという形ですね。去年の春の天皇賞後は疲れがあったのですけど、今年は回復が早かったので、これなら次は宝塚に行けるかなという感じでした」

    (今日の最終追い切りについて)
    「今日は丸田が乗りましたが、スムーズに走っていました。乗りづらい面がある馬ですが、今日は本当に素直に前向きに走ってくれましたので、良かったですね」

    (追い切りでチークピーシーズを装着していたが?)
    「感じが良いので、競馬で着けても良いかなとは思っています。少し前向きになってくれればと思います」

    (6歳ですが、完成度は?)
    「わりと充実した時期だと思います。2年前に宝塚記念に出走した時よりも、体も大きくなっていますし、精神的にも少し大人になっていますね」

    (GI制覇に近づいた感がある?)
    「そうですね。体調的に充実した時期だと思います」

    (今回レースでは柴山騎手が騎乗するが?)
    「何回か調教で乗っていて、感触は掴んでもらっています。できるだけスムーズな競馬ができるようにということを話しています」

    (中団あたりで競馬を?)
    「内回りですし、後ろからの競馬は厳しいですね」

    (梅雨時期だが馬場状態は?)
    「良い馬場の方が良いですが、道悪も走っていますので、それなりにはこなせるでしょう」

    (相手関係は?)
    「元気な4歳がたくさんいますので、4歳馬に胸を借りる形で頑張りたいです」

    (取材・写真:佐々木祥恵)

     

    マリアライト久保田師「充実期を迎えている」

     

     宝塚記念(GI・芝2200m)に出走するマリアライト(牝5・美浦・久保田貴士)。管理する久保田調教師が共同記者会見に応じた。

    (昨年エリザベス女王杯に優勝後、男馬相手にも互角のレースをしているが?)
    「去年の秋から本当に力をつけて、今本当に充実期を迎えているという感じはしますね」

    (晩成型で?)
    「3歳時はクラシックを意識したこともあったのですが、体質的に間に合いませんでした。今こうして活躍しているのを見ていると、晩成型なのかなとは思いますね」

    (前走の目黒記念の2着を振り返って)
    「1コーナーの入りのところと、最後の直線も若干寄られるようなところもあって苦しい競馬だったとは思うのですが、女馬で56キロと重いハンデを背負って勝ちに行く競馬をして、最後は差し返す根性を見せてくれましたし、内容的には満足しています」

    (今回の状態面は?)
    「レース後は在厩で調整しているのですが、お陰様で目黒記念後の回復も早くて、こちらが思っていた以上にさらに馬が良くなっています」

    (久保田調教師自身が騎乗することも?)
    「はい。時々乗って感触を確かめていますけど、3歳の頃の背中と今の背中は別馬だというくらい変わっていますね」

    (完成に近づいている?)
    「完成期に来ていると思います。何の不安もなく馬を送り出せるというのが第一ですし、強い相手も多いですけれど、この馬自身も本当に充実した時期なので期待はしています」

    (一番のセールスポイントは?)
    「どんな相手でも大崩れすることなく走ってくれます。立ち回りも上手ですし、さほど不安なく見ていられるのがこの馬の良いところだと思います」

    (阪神コースは、昨年のマーメイドSで2着になった時に経験しているが?)
    「去年のマーメイドSの頃は関西に遠征するということや、それで体がどのくらい減るのだろうかなど、いろいろ試行錯誤していた時期でしたが、それも1年たって解消されました」

    (強力なライバルが多いが?)
    「それは最初からわかっていることですし、ここにぶつけてみてどんな走りをしてくれるか、楽しみは持っています」

    (ぶつけてみて相手をなぎ倒すような競馬を?)
    「それを一番期待しています。一発狙います」

    (マリアライトが勝つと、牝馬の優勝は11年振りとなるが?)
    「そうですか。歴代の名牝たちに肩を並べていけるような馬になってくれればと思っています」

    (取材・写真:佐々木祥恵)

     


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    日本ダービー(東京優駿)予想|2016年|共同会見まとめ
     
    サトノダイヤモンド、鞍上ルメール【皐月賞のRevenge】

    ■サトノダイヤモンドに騎乗予定のC・ルメール騎手

    ――今朝の最終追い切りについて教えてください
    ルメール「完璧でした。馬のコンディションはとてもよいです。直線で反応がはやくなりました。とても喜んでいます。調教師から『3番手から、ラスト300mでは別の併せ馬に追い付いてほしい。ラスト100mで一杯に追ってほしい』と言われました。馬の反応がとても良かったです」

    ――皐月賞を振り返ってください
    ルメール「良いレースでした。きさらぎ賞のあと、皐月賞まで長く休んでいました。馬のコンディションはたぶん100%ではなかった」

    ――東京2400はいかがでしょうか?
    ルメール「彼はとても乗りやすい。ですから、心配ありません。2400メートルは初めてですが、大丈夫だと思います」

    ――相手はどの馬が気になりますか?
    ルメール「ディーマジェスティは皐月賞で能力を発揮した。2400もいけるでしょう。マカヒキは皐月賞で後ろからの競馬でしたが、直線では速かった。この2頭がいちばんのライバルです」

    ――どのようなレースをしたいですか?
    ルメール「いいスタートを切りたい。(位置どりは)6番手、7番手につけたい。そのあと、直線ではダイヤモンドはいい瞬発力があります。ですから、自信があります」

    ――先週10勝しましたね?
    ルメール「とても嬉しかった。1週で10勝は初めて。でも、いちばん大切なのはGIなどの大きなレースです。今週も頑張ります」

    ――最後にひとこと
    ルメール「今年のダービーはメンバーがいちばん強いです。サトノダイヤモンドで皐月賞のリベンジをしたい。競馬場にきてください。応援してください」


    ■サトノダイヤモンドを管理する池江泰寿調教師

    ――今朝の最終追い切りはいかがでしたか?
    池江「終いはしっかり伸ばして、という指示を出しました。全体的によかったですね」

    ――皐月賞を振り返ってください
    池江「久々だったんですけども、それでもなんとかなるかなと思ったんですが、さすがに甘かったです。ひと叩きしたら上積みのある馬なので、そのあたりに期待しての出走です」

    ――前走後の調整について教えてください
    池江「放牧に出ず、自厩舎で調整しました。2週前の動きが少し鈍かったので、少し良くなったという印象を受けました」

    ――皐月賞のころ、ダービーにピークを持っていくと話されていましたが、そのあたりは?
    池江「ある程度のところまでいけると思います」

    ――今回は初コース、東京2400ですが?
    池江「走ってみないと何ともいえないというのが正直なところですね。適性については、こなすのではないか、と期待しています」

    ――具体的なレースのイメージは?
    池江「まだ、していません」

    ――ルメール騎手とは事前に何を話されますか?
    池江「任せたよ、と伝えるだけです」

    ――相手関係はいかがでしょうか?
    池江「皐月賞とは、また違う路線からのメンバーもいますし、コースも違ってきます。今年は本当にレベルが高いので全頭警戒しておかないと油断はできないな、と思っています」

    ――自信をもって臨まれますか?
    池江「はい、自信はあります」

    ――先生はオルフェーヴルで日本ダービーを制しています。ダービーへの想いは?
    池江「小さい頃からの夢です。ひとつ勝っていますけれど、ふたつみっつ勝ちたいな、と思わせるレースですよね」

    ――ダービー勝利の味は格別ですか?
    池江「他にもいろいろとGIを勝たせていただいてますが、ダービーだけは今思い出しても、そのときの嬉しさとかが強烈によみがえってきます」

    ――最後に意気込みを
    池江「前走の皐月賞では1番人気に支持していただいたんですが、期待を裏切ってしまいファンの皆さんには申し訳なかったです。今回はきっちりその借りを返したいと思っています。もう一度、応援していただけたらと思っています」

    (取材・写真:花岡貴子)

     

    リオンディーズ鞍上デムーロ「いつも元気一杯です」

     

    ■リオンディーズに騎乗予定のミルコ・デムーロ騎手

    ――3週連続で追い切りに騎乗され、今朝最終追い切りを終えました。感想は?
    ミルコ「すごく元気ですね。よかったです。いつも元気いっぱいです。今朝は舌をしばって、さらによくなっています」

    ――調教師から指示はありましたか?
    ミルコ「お任せです。いつもどおりです」

    ――皐月賞を振り返ってください
    ミルコ「だいぶ失敗した。外枠が当たったのである程度、前へと思った。スタートはいいかんじだった。向こう正面では向かい風になった。前のほう(馬)は強くないと思って外に出したらひっかかった。ペースが速かった。直線に入ったときには馬が疲れていてかわいそうだったが、それでもすごく頑張った」

    ――負けて強し、の印象でしょうか?
    ミルコ「はい。すごく強いです」

    ――今回の舞台は東京競馬場ですね
    ミルコ「これは少し問題ありますね。初めての左回り、初めての2400。でも、とても賢い馬だから問題ないと思います。みんな(他の馬も)この問題(注:2400mで戦うこと)はありますね」

    ――今回、気になる相手関係は?
    ミルコ「ダービーはみんな勝ちたい。だから、気になる相手はいっぱいいる」

    ――具体的に挙げてもらえますか?
    ミルコ「もちろん皐月賞を勝った馬(ディーマジェスティ)、マカヒキ、ヴァンキッシュラン、スマートオーディン、サトノダイヤモンド、トライアルを勝った馬(注:プリンシパルSを勝ったアジュールローズ)、いっぱいいる」

    ――相手はさらに強くなった印象ですね?
    ミルコ「でも、僕が一番乗りたい馬はリオンディーズだから。自信持ってます」

    ――どんなレースをしたいですか?
    ミルコ「最後に1着。それだけ。スムーズなレースをしたい。折り合いは問題ない」

    ――これまでダービー2勝ですね
    ミルコ「また勝ちたい。勝ったときは嬉しいです。どんなレースも勝って嬉しいけれど、ダービーは気持ちが(嬉しいという意味で)重い」

    ――ドゥラメンテでもダービーを勝っていますね
    ミルコ「あのときはもっと自信を持ってた。ドゥラメンテは強い馬ですが、他の馬はそんなに強いと思っていなかった。だから、自信はすごく大きかった。今回も自信を持っていますけど、他の馬も強い」

    ■リオンディーズを管理する角居勝彦調教師

    ――皐月賞を振り返ってください
    角居「前に行ってしまいました。速いラップで先行しましたが、よく踏ん張っていたな、とは思います。あのメンバーでは逃げ切れないということはわかりました」

    ――この中間の調整は?ミルコ・デムーロ騎手も追い切りに騎乗されていますが?
    角居「ミルコに手の内に入れてもらいたいということで、乗ってもらいました。『コントロールしやすくなっているし、精神的に落ち着いてきた。これはいいことだ』と話していました。今朝の追い切りもいいかんじだったと思います」

    ――東京の2400はいかがですか?
    角居「初めてのコースですが、お父さんもお母さんもちゃんとこなしていたと思います。具体的なレース運び、位置取りなどはミルコに任せます」

    ――ダービーはどのようなレースだと思ってらっしゃいますか?
    角居「その世代のチャンピオンを決めるレースなので、みんなが勝ちたいレースだと思っています」

    ――どのようなレースになると考えていますか?
    角居「厩舎でゆっくりジックリ調教を積めました。ジョッキーのいうとおりに走ってくれれば、よい結果になるのではないでしょうか」

    (取材・写真:花岡貴子)


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    オークス(優駿牝馬)|2016年|共同会見まとめ

    エンジェルフェイス、藤原師「いかにリラックスして走れるか?」/オークス共同会見

    ■エンジェルフェイスを管理する藤原英昭調教師

    ――無事、オークス出走の運びとなりました
    藤原「やはり血統がしっかりしていますからね。クラシックに乗せたかった馬でしたから、ここまでうまく順調にきてくれています」

    ――フラワーCでは見事な逃げ切りでした
    藤原「今回(オークス)のことも考えて輸送を1回経験させたかった。そして、賞金が欲しかったのでどうしても勝ちたかったんです。きっちりモノにしてくれてよかったです」

    ――先行から逃げ切る競馬となりました
    藤原「ゲートの出がすごくいいですし、ストライドも大きい馬なんでね。それを邪魔せずに競馬するという意味では今はあれが一番パフォーマンスが上がるのかなと思います」

    ――早い段階で桜花賞は回避し、目標をオークス一本に絞りましたね
    藤原「使い出しが遅かったこと。つまり、成長を待ちながらというのがあったので。その時点で桜花賞は間に合わないかな、と考えていました。まぁ、出ようと思えば出れましたが、桜花賞の出走メンバーはキャリアがありますから。ある程度経験を積んでる馬との対決では(こちらの)着順やパフォーマンスも予想できたので。それなら、みんなが未知の世界のオークスの方が分があるかなと思い、ここに(狙いを)絞りました」

    ――この中間、二ヶ月ほど時間がありましたが、そのあいだの調整はイメージどおりでしたか?
    藤原「馬の成長を待ちたかったので、フィジカル、フィットネス、メンタル、ともに向上してここにこれるというのを目標に馬づくりをしてきました。そういう意味ではこの期間というのは重要だったように思います」

    ――2週前からルメール騎手で追い切りをかけていますね
    藤原「やはり長い距離なんで、ジョッキーとのコンタクトがひじょうに重要です。フィーリングをつかんでもらうという意味で2週続けて乗ってもらったんです」

    ――そして今朝の最終追い切りはコースで、鮫島騎手によって行われました
    藤原「もう今週はルメールジョッキーではなく鮫島くんに手伝ってもらいました。鮫島くんはこちらの求めるすべての要求をわかっているのでね。最後は馬なりですが、気持ちをリラックスさせながらという指示どおりのいい内容でした」

    ――力を出せる状態になっていますか?
    藤原「現状、コンディションはすごくいいです。力は出せると思います」

    ――前走からどれだけ成長しているか、見てみたいです
    藤原「はい。そこを見てみたいですね。潜在能力の高さはわかっていますから。現時点でどれくらい走ってくれるか、興味があります」

    ――東京の2400mという舞台、そしてライバル関係、どのように考えていますか?
    藤原「展開というよりも、まだまだ小技が使えない馬です。いかにリラックスして、マイペースで走ってくれるかというのが重要だと思います。そういう意味では競馬のスタイルは決まってくると思います」

    ――最後にひとこと
    藤原「天気もよさそうなので、ファンの方にいっぱい来てもらいたいですね。いいレースができるよう頑張っています。応援よろしくお願いします」

    ■エンジェルフェイスに騎乗予定のC・ルメール騎手

    ――1週前追い切りで騎乗された感触は?
    ルメール「とても乗りやすい。Good Feelingがありました」

    ――オークスでの作戦は?
    ルメール「いつもスタートが速いです。たぶんオークスも好スタートを切ったら逃げる。いちばん大事なのはリラックス。同じイメージで乗ります」

    ――いまの東京の芝コースはいかがですか?
    ルメール「とてもいいコンディションです。いっぱい芝があります」

    ――最後にひとことお願いします
    ルメール「オークスは大切なGIです。競馬場に来てください。よろしくお願いします」

    (取材・写真:花岡貴子)

     


    ロッテンマイヤー、池添学師「不安より期待が大きい」/オークス共同会見

     

    ■ロッテンマイヤーを管理する池添学調教師

    ――開業2年目、GI初参戦のお気持ちは?
    池添「特にありません。普段どおり、いい状態でレースに臨めればと思います」

    ――昨年骨折で休養していましたが、よくオークスに間に合いましたね
    池添「無理せず、いい状態で使ってきた上で使える状況になったので出走となりました」

    ――忘れな草賞の感想は?
    池添「想定していた勝ち方とは違いましたが、ジョッキーがうまく乗ってくれました」

    ――ここまでの三戦の評価は?
    池添「三戦ともに戦いかたが全然違うように、オールマイティな競馬ができています。かつ、一戦ごとに成長を感じています。そのへんの伸びしろは血統のなせる業だと思います」

    ――祖母がビワハイジ、叔母にブエナビスタという血統ですね
    池添「預託が決まった時点で、この馬は1歳だったんですが、それ以降よく見に行っていました。すごく見栄えのいい馬なので期待はしていました」

    ――今朝の最終追い切りはいかがでしたか?
    池添「先週のCWの動きがよかったので、今週は坂路だけでいいかな、と思ったんですが。馬の状態がすごくよかったので日曜日に左回りでの追い切りも行いました。試す程度の調教だったのですが、すごくリラックスしていいかんじでした。今日の最終追い切りは坂路コースで併せ馬、後ろで我慢させて気持ちが乗っていたら最後の1ハロンで伸ばすという指示をしました。指示どおりのいい追い切りでした。全体の時計としては目立つ方ではありませんが、わたし自身がさほど時計は気にしませんしね」

    ――前走からの上積みは?
    池添「前走後は短期放牧に出して、体もさらにひとまわり大きくなりました。トレセンに帰ってきてからは、カイバ食いもよく馬体重も安定しています。ここまで順調にこれていますし、だからしっかりとした追い切りもできました。じゅうぶん上積みという点では大きいと思います」

    ――レースではT・ベリー騎手が騎乗しますね。先週の追い切りには騎乗されていましたね
    池添「またがる前に少しこういう馬だというのは説明しました。その上で、あまり伝えすぎてジョッキーの感性がなくなるのもこわいので。乗った後の感想を聞こうと思っていました。そして追い切り後に話したところ、自分の思っていたイメージとジョッキーの感想が一緒だったので、ほっとしました。

     具体的には、後ろで走っている分にはリラックスしていますが、並びかけると一気に前の馬をかわそうとします。とりあえず、後ろで走れば力を抜いて走れる、ということだけを伝えて追い切りに乗ってもらったんです。そして、追い切り後にベリー騎手から『並びかけるとかわそうとする』と言われたので、同じ感想だな、と思いました」

    ――レースでも前に馬をおいて進めたいですか?
    池添「レースではゲートの出方次第でまわりの馬との状況をみてジョッキーが判断してくれればいいと思いますが。横に並びかけてずっと走るというのだけは避けてほしいな、と思います」

    ――すでに輸送も経験済みです。現時点での不安材料は?
    池添「いまのところ何も不安な点はありません。輸送も前走、いまの状態よりももうひとつよくなかった状態でしたが、あまり馬体重は減りませんでしたからね。今回も輸送減りとか気にしていません。あとは落ち着いてレースに臨んでくれればと思います」

    ――お兄さんが騎乗するシンハライトを筆頭にライバル関係はどのようにお考えですか?
    池添「桜花賞組は一枚も二枚も上だと思っています。ロッテンマイヤー自身がこれまでそういう馬とは対戦したことがないので未知数な部分が大きいです。不安もありますが、未知数という点では不安より期待の方が大きいです」

    ――最後にひとことお願いします
    池添「ここまで順調に調整してこれました。あとは無事にゲートインするのを待つだけなんですが、そこまでしっかりと管理していかなければと思います。レース当日、いい状態で出走できると思うので、競馬場に足を運んでいただき応援していただけたらと思います」

    (取材・写真:花岡貴子)

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    ヴィクトリアマイル予想|2016年|共同会見まとめ
     
    ミッキークイーン浜中「一番強い馬に」

    ■ミッキークイーンに騎乗予定の浜中俊騎手

    ――3ヶ月ぶりの競馬騎乗となりますね
    浜中「自分にとっては長い時間でした。また競馬に戻ってこれたのが楽しくて嬉しいです。やっぱり馬に乗ってるときが一番楽しいです。4箇所骨折して、その中には薬指も含まれていました。薬指は、僕は馬に乗る上で一番大事だと思っています」

    ――ミッキークイーンの騎乗依頼はどの時点であったのですか?
    浜中「前走時、ヴィクトリアマイルの時点で僕が復帰していれば乗せてもらえるという話をいただきました。復帰に向けてのモチベーションアップにつながりましたね」

    ――阪神牝馬Sはテレビ観戦されたそうですが、その感想は?
    浜中「久々のマイル戦だったことを考えると2着でしたが最後は際立つ脚を使っていましたね。力は十分示してくれたと思います。無事に走ってくれてホッとしたという部分もありました」

    ――その時に騎乗したルメール騎手とは話しましたか?
    浜中「はい。彼もすごくいい馬だと言っていました。次のヴィクトリアマイルは東京ですのでさらにいいんじゃないか、という話をしていました」

    ――自分以外の騎手がミッキークイーンに乗っているのを見て、どう思いましたか?
    浜中「馬に乗っている人ならわかると思うんですが、自分以外の感覚がどういうものなのかを知りたいというのがあって、それについては興味深かったです。でも、やっぱりレースですからね。ずっと自分が乗り続けたいという気持ちもありましたので、正直、複雑な部分もありました」

    ――でも、こうして再び跨れることになりましたね
    浜中「はい、とてもありがたいことです」

    ――調教では先週、今週と騎乗されましたが、いかがでしたか?
    浜中「動きもよかったし、馬も競馬の準備が出来ているな、という気配がありました。先週はかなりビシッと追いましたので、今週は気合も入っていたのでそういった部分がうまく競馬に出せるようにという点を考えて乗りました。馬の雰囲気は先週より今週の方がよかったと思います」

    ――今週の追い切りの内容は?
    浜中「指示は半マイルから時計を出して、最後の1ハロンで馬体を併せてから体をほぐすという意味で少し伸ばしたんですけれども。気分よさそうに走ってくれました。非常に余裕もあり、上がった後の息遣いもよかったです。非常に順調ですね」

    ――最後に一言
    浜中「前走一度使った上積みもあります。距離も二度続けて同じ距離。東京にかわるのもいいですね。状態もあがっています。厩舎スタッフはGIの仕上げをしてくれました。僕は病み上がりで復帰週にGIですので、甘くはないと思います。でも、一番強い馬に乗っていると思っています。病み上がりだから負けた、という騎乗をしないように。もう一度あの馬といいレースをしたいです」

    ■ミッキークイーンを管理する池江泰寿調教師

    ――まず、今朝の追い切りはいかがでしたか?
    池江「先週結構やったので今週はやりすぎないように。思い通りの調整ができてほっとしています」

    ――前走の阪神牝馬Sでは久々のマイル戦で2着という結果でした
    池江「ヴィクトリアマイルが久しぶりのマイル戦になるので、マイル特有の流れに適応させるためにレースを使いました。ゲートは五分に出て収穫はあったんですが、もう少し促して流れに乗れれば、と。ポジションどりの差も出ましたし、直線では前に行く馬が外々に張っていったりして行き場を失ってしまいました。まぁ、悪いことがいくつか重なっての2着だと思います。内容はそんなに悪くなかったと思います」

    ――レース後の状態は?
    池江「変わりなく順調です。1回使うと変わってくる馬なので、前走使った上積みはあります」

    ――今朝の追い切りはいかがでしたか?
    池江「先週、やっているのでラスト半マイルだけの併せ馬だったんですけど。最後は体をほぐすようなストレッチさせる感じで、もう追わないでいいから、という指示をしました。そのとおり、上手に乗ってくれました。やればいくらでも出てしまう馬なので、あれくらいでいいです」

    ――最後に一言
    池江「昨年は桜花賞に出れずに悔しい思いをしました。今年は目標としているレースに出走し、それに向けてきっちり仕上げていきたいと思います」

    (取材・写真:花岡貴子)

     

     

    ショウナンパンドラ池添「勝てるように乗りたい」

    ■ショウナンパンドラに騎乗予定の池添謙一騎手

    ――前走の大阪杯を振り返ってください
    池添 元々は有馬記念に行く予定でしたが、アクシデントがあって休養しました。普通の休み明けではなかったので、その辺は自分も特にどんな状態でレースに向かうのかということに注意を払いながら挑みました。上手にレースしてくれてましたし、前が有利な展開になってしまったんですが、後ろからしっかりいい脚を使ってくれてますしね。復帰戦としては、内容は悪くなかったと思います。予定では、次がここと決まっていたので、いつもよりスタートは意識しながら出していきました。いつもよりポジションは前目だったのかな、と思います。その辺は折り合いもついていったので上手に走ってくれたと思います。

    ――先週まで2週続けて追い切りに騎乗されましたが、気配や週ごとの変化は?
    池添 大阪杯が終わってから順調にきてくれてるみたいでしたし、2週前と1週前にジョッキーが乗るというのは厩舎のほうが決めていることなので。順調にこなしてくれました。今日に関しては映像で見ました。担当の吉田くん(助手)が乗っていたので、聞いたら『しっかりストライドも伸びていましたし、いい感じです』と言っていました。このまま本番をしっかり迎えてくれたら、と思います。

    ――昨年はジャパンカップを優勝。さらに春になってパワーアップした部分は?
    池添 昨年の秋以降、すごく充実しています。それがしっかり維持できていれば、力はある馬だと思っています。いい感じできていると思います。

    ――マイル戦は1年ぶりになりますが。
    池添 そこが一番(のポイント)だと思います。マイルは中距離とは流れがぜんぜん違います。気をつける部分は色々ありますが、マイルのペースにはパンドラ自身の能力を力で折り合って対応していかなければならないと思っています。本当にそこが一番のポイントだと思います。

    ――今の東京コースはこの馬にとって力を発揮できそうな馬場ですか?
    池添 そうですね。週末の馬場状態がよければ、力を出せると思います。あとは僕がしっかり乗るだけだと思います。

    ――池添騎手はこの春、GIで2着が3回と惜しい競馬が続いていますが
    池添 2着に負けたのは、騎手がヘタクソなだけだ、という一言だと思います。2着が3回続いていますけど。しっかり勝てるように乗りたいと思います。牝馬同士のGIですし、ここは負けられないというのはあるんですけど、さっきも言いましたけど1600というのが一番のポイントなのかな、と思います。

    ――最後に一言
    池添 ヴィクトリアマイルと次に予定している宝塚記念、二つ大事なレースが続きます。しっかり結果を出せるように頑張りたいと思います。

    ■ショウナンパンドラを管理する高野友和調教師

    ――まず、3着だった大阪杯を振り返ってください
    高野 仕上がりは、ここを叩いてもっとよくなるという感じだったのは事実ですが、当然勝ちにいきました。展開的にも比較的あのメンバーの中ではスローに流れて前にいった強い2頭(に有利な展開)のレースになりましたから。3コーナーでは勝つには厳しいかなという感じで見ていました。そこからあがっていって、ゴール前で追い上げていく走りは前哨戦としては十二分の走りだったと思います。

    ――馬体重はプラス14でした
    高野 昨年秋、440kg前後で結果が出ていたのでどうかというのはあります。休み明けですし、よく食べてしっかり調教してもあの体重でしたから。この体重で走れるだろうな、という感じはしていました。

    ――斤量は56キロであそこまで追い込んだということについての評価は?
    高野 ジャパンカップを勝ったので、プラス2キロを背負うのはわかっていました。(実質)ハンデを背負ってのレースでしたから、その中であそこまでやれたというのは今後に向けて良かったのではないか、という気はしました。

    ――昨年と同じローテーションで臨みますが、今年と昨年では違いはありますか?
    高野 ローテーションは同じですが、同じになった経過が違うんです。昨年は春の最大目標をヴィクトリアマイルに置きましたが、今年は宝塚記念に置いています。その経験を踏まえて、中5週、中5週のローテーションは非常に調整しやすかったです。この馬の成績や様子を見ていると、秋華賞、昨年の宝塚記念、ジャパンカップが3戦目です。3戦目にピークを持っていくと、その前に2戦を挟むことになります。(そこで、中5週の間隔でありながら)同斤量で出れるのがヴィクトリアマイルだ、という感覚で選びました。

    ――状態面ではプラス面はありますか?
    高野 大阪杯に関するデキは昨年の方がよかったと僕は認識しています。でも、馬場も違うし、馬が力をつけたのでレース後のダメージが全然違いました。昨年の大阪杯は結構悪い不良馬場で疲労が残りました。ですから、昨年は中5週でヴィクトリアマイルに向かうにあたって疲労を取るまでに相当時間を要しました。調教もコンマ何秒かという微妙なさじ加減まで調整せざるをえなかったので、浜中騎手ではなくうちの厩舎のスタッフで行いました。その点、今年は文字通り“ひと叩き”した後、という感じ。上昇しかなかったです。だから、乗り出しも早かったですし、ジョッキーにも2週前、1週前と乗ってもらいました。思った通りの調整ができている感じですね。

    ――1週前までの状態を教えてください
    高野 体も十分ボリュームがありましたし、きっちり負荷をかけられる状況でしたので。2週前は調教駆けする馬を用意して結構負荷をかけました。1週前はちょっと抜け出してもいいよ、終いまできっちりやってください、ということでお願いしました。よかったです。本当に順調に来れています。

    ――そして今朝の最終追い切りはいかがでしたか?
    高野 今日は体もよかったので、やり過ぎなければいいな、という感じでいたんです。乗り手(助手)には大まかなラップは指示しましたが、感触で無理しないようにリズムよく、最後の1ハロンは少し反応を出して欲しいといいました。そのとおり、上手く乗ってきました。私は時計というより馬のフットワークを見ていたんですけど、本来の動きになっていて仕上がったと実感しました。本来の動きとは、全身をよく使い、トモの踏み込みにキレがある感じです。

    ――その動きには満足されていると?
    高野 そうですね。ここを使ってさらに良くなるな、という感触を持っているのは確かなんです。現時点でのいい状況になっていると思います。

    ――池添騎手はポイントはマイルだと話していました。
    高野 マイルは基本的にこの馬の本当の距離ではないと思います。スタートを出てから自分でダッシュをつけられる馬ではないですし、エンジンがかかるのも吹かして吹かしてジワジワとかけていくタイプです。なので、マイルはこの馬の適性ではないと思います。当然、力があるのはわかっているのですが、このレースを勝つにはひと工夫必要かなという感じはします。適性ではない舞台を馬の能力とジョッキーの技量に委ねなければいけないというレースだと思います。

    ――ひと工夫とは?
    高野 例えば、後ろで悠長にかまえていても、マイルが得意なスピード馬もいるはずですし。そういう点もふまえて、ジョッキーとは作戦を練りたいと思います。追い切りの後、ジョッキーに『厩舎のニュアンスとしては、宝塚でベストに持っていくためにここを使うのだけれど、ジョッキーはそんなことを考えなくていい。このレースを勝ちに行く競馬をして欲しい』とリクエストしました。

    ――ジャパンカップ優勝馬の参戦となります
    高野 ジャパンカップを勝たせてもらった馬としては、気持ち的には当然負けられないな、というのはあります。ただ、東京のマイルというのはこの馬の本当の舞台ではないと思うので、どんと構えて何をしても負けないとは僕は考えていません。他の馬、GIホースを含めて皆さん凄い能力の持ち主ですから。強敵揃いです。こちらもきっちりやっていかなければいけないという感じはします。

    ――最後に一言お願いします
    高野 やっぱり昨年とは立ち位置が違うと思います。この馬の評価を落としたくないですし、馬券を買っていただける馬だと思うので。ジョッキーを含めて厩舎一同、勝ちたいと思っています。よろしくお願いします。

    (取材・写真:花岡貴子)



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