※ 東京競馬場芝1600m騎手データ
過去3年、出走馬騎手のみ
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 | 複勝 |
ディープインパクト | 36- 28- 33-163/260 | 13.80% | 37.30% | 87 | 86 |
キングカメハメハ | 15- 8- 10- 53/ 86 | 17.40% | 38.40% | 92 | 80 |
ハーツクライ | 14- 13- 17- 77/121 | 11.60% | 36.40% | 58 | 92 |
ロードカナロア | 13- 12- 13- 75/113 | 11.50% | 33.60% | 86 | 115 |
オルフェーヴル | 5- 7- 2- 61/ 75 | 6.70% | 18.70% | 23 | 38 |
アドマイヤムーン | 4- 3- 3- 46/ 56 | 7.10% | 17.90% | 74 | 49 |
スクリーンヒーロー | 2- 5- 4- 51/ 62 | 3.20% | 17.70% | 23 | 60 |
ゼンノロブロイ | 1- 1- 1- 28/ 31 | 3.20% | 9.70% | 10 | 48 |
Encosta De Lago | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.00% | 0.00% | 0 | 0 |
Tapit | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.00% | 0.00% | 0 | 0 |
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 | 複勝 |
ルメール | 33- 18- 13- 46/110 | 30.00% | 58.20% | 105 | 91 |
M.デム | 13- 7- 4- 36/ 60 | 21.70% | 40.00% | 93 | 70 |
田辺裕信 | 12- 16- 10- 85/123 | 9.80% | 30.90% | 42 | 94 |
内田博幸 | 9- 15- 11-103/138 | 6.50% | 25.40% | 70 | 69 |
石橋脩 | 9- 7- 3- 60/ 79 | 11.40% | 24.10% | 65 | 64 |
北村宏司 | 8- 12- 6- 88/114 | 7.00% | 22.80% | 32 | 61 |
大野拓弥 | 8- 10- 8-100/126 | 6.30% | 20.60% | 45 | 70 |
福永祐一 | 8- 5- 4- 37/ 54 | 14.80% | 31.50% | 116 | 66 |
横山典弘 | 4- 3- 6- 54/ 67 | 6.00% | 19.40% | 41 | 55 |
津村明秀 | 4- 2- 4- 48/ 58 | 6.90% | 17.20% | 194 | 79 |
吉田豊 | 1- 2- 4- 47/ 54 | 1.90% | 13.00% | 6 | 42 |
丸山元気 | 1- 0- 1- 22/ 24 | 4.20% | 8.30% | 50 | 65 |
岩田康誠 | 0- 2- 5- 35/ 42 | 0.00% | 16.70% | 0 | 41 |
江田照男 | 0- 2- 3- 64/ 69 | 0.00% | 7.20% | 0 | 95 |
ミナリク | 0- 0- 0- 7/ 7 | 0.00% | 0.00% | 0 | 0 |
過去のデータを分析し、注目馬を導き出す『ZBAT!ピックアップデータ』。東京新聞杯では、レッドオルガに注目する。近年は牝馬が好走しており、ディープインパクト産駒でコース替わりも大歓迎。兄4頭が重賞ウイナーという良血馬が、最適舞台で初重賞タイトルを手にいれる。
過去10年で1番人気が未勝利と、波乱傾向のマイル重賞。近5年で牝馬が出走しなかった2015、17年以外は、すべて牝馬が勝利している(14年ホエールキャプチャ、16年スマートレイアー、18年リスグラシュー)。今年は2頭がエントリーしているが、好条件がそろったレッドオルガが高配の使者となる。
14年から5年連続で連対中のディープインパクト産駒。重賞初挑戦の前走は、後方から大外を回りながらも、メンバー2位の上がり3ハロン34秒6で0秒3差(6着)まで追い上げ、ポテンシャルの高さを示した。田代助手は「大味な競馬になったけど、そんなに負けていないし、右回りでこれだけ走れたのは成長」と評価する。
コース替わりも大歓迎。ディープ産駒は過去5年の芝1600メートル戦で、中山よりも東京の方が勝率、連対率、複勝率のすべてで上回っている。息の長い末脚が持ち味のレッドオルガは、全5勝が左回りのマイル戦で、府中のマイルも【2・0・1・0】と好成績。同助手も「二の脚はもうひとつだが、東京なら挽回しやすい。左回りのマイルになるのはいい。今回はそこが一番」と前進を見込む。 母エリモピクシーは、13年に同レースを制したクラレントをはじめ、すでに4頭の重賞ウイナー(通算11勝)を輩出。
先週の愛知杯では、ワンブレスアウェイが4きょうだい重賞制覇を飾ったが、今回勝利となれば、母ビワハイジの6きょうだい重賞制覇に次ぐ快挙となる。
鞍上も、先週のシルクロードS(ダノンスマッシュ)で今年の重賞2勝目を挙げて勢いに乗る北村友騎手。優秀な一族が、新たな勲章を積み上げる。
3日に東京競馬場で行われる東京新聞杯(4歳上・GIII・芝1600m)について馬番別に検証していく。
馬番別では、最多となる4回の馬券絡みが6番、3回の馬券絡みが1番、2番、3番、5番、7番。過去10年で一度も馬券に絡んでいないのは、9番と16番(ただし16番の出走は7回)。満遍なく一度は馬券に絡んでいるとはいえ、上記の通り、3回以上の馬券絡みは7番よりも内に偏っている。
フルゲート16頭を二つに割った1~8番と9~16番の比較は以下の通りになる。1~8番 9-7-6-57 複勝率27.8% 複勝回収率82% 9~16番 1-3-4-63 複勝率11.3% 複勝回収率63% 実に30頭中22頭までを8番までの馬が占めていて、9番より外は明らかに好走率が下がっている。東京新聞杯は過去10年、1番人気が勝っていないのだが、10頭中7頭が9番より外を引いていた。そしてその7頭で馬券に絡んだのは15年3着のフルーキーだけ。昨年は大外16番のグレーターロンドンが9着に敗れている。
過去10年の前半3ハロンの平均は35秒36。特に近4年で3回、前半3ハロンが36秒よりも遅いスローペースになっていて、16年はスマートレイアーが、17年はブラックスピネルが逃げ切り勝ちを収めている。ペースが遅くなりやすい分、物理的に外を回した馬が間に合わないケースが多いのだろう。 今年の登録馬に、前走でハナを切った馬はゼロ。徹底先行タイプが見当たらないだけに、展開面での不確定要素の大きなレースになりそうだ。
◆インディチャンプ・音無師
「今回はメンバーがそろっている。初の長距離輸送もやってみないとね」
◆ゴールドサーベラス・清水英師
「前走も内容は悪くない。寒い時期は合う」
◆サトノアレス・藤沢和師
「良くなっているが、適正距離が短くなっている可能性も」
◆ジャンダルム・池江師
「いい状態。今回は現地で1泊できるのでイレ込みは軽減できそう」
◆ショウナンアンセム・ミナリク騎手
「行きたがる面はあるが、指示通りスムーズに走ってアクションも良かった」
◆ストーミーシー・斎藤誠師
「ズブさが出てきたが動きは悪くない」
◆タワーオブロンドン・藤沢和師
「十分に乗り込み、冬場でもいい体つき。マイルも大丈夫」
◆テトラドラクマ・小西師
「順調に乗り込めた。動きもいいし、体重増は成長分」
◆ヤングマンパワー・ブロンデル騎手
「調教の動きはパワフルで反応も上々だった」
◆リライアブルエース・矢作師
「今回は2走目で最適の左回りだから、条件は好転する」
◆レイエンダ・藤沢和師
「マイルは初めてだが、広くてワンターンのコースなら」
◆レッドオルガ・藤原英師
「牡馬相手がどうかだが、舞台はいいから期待している」
◆ロジクライ・須貝師
「予定通りの調整。リズムよく走れれば、持ち時計通りに走れる」