皐月賞予想|2018年|共同会見まとめ


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『ヤフーニュースより引用』


ワグネリアン福永騎手「馬の力を100%発揮できるように努めたい」/皐月賞共同会見

■ワグネリアンに騎乗予定の福永祐一騎手

――ダノンプレミアムと対決した弥生賞を振り返ってください。
 福永 結果としては完敗でしたけど、ちょっと間が開いていましたので馬自身は結構気負っていましたし、返し馬が終わってもなかなか落ち着いてくれなくて。ゲートの中でも珍しくちょっとうるさい面をみせていましたのでね。正直、あの精神状態の中でよくあれだけの走りをしてくれたな、と思いました。


――逆に「こんなもんじゃない」という気持ちがご自身の中にあるということですね。
 福永 レースを経験するごとに前進気勢が強くなってきた面がありましたので、コーナーが4つの2000mでそういった面がどう出るかな、というのがありましたし、ましてあのテンションの中だったのでいいレースが出来ないんじゃないかなと思っていたんですけど。実戦では一番リラックスしていましたし、今までで一番いい道中の走りを見せてくれましたのでね。そこは不思議な馬でしたね。あれだけテンションが上がればレースでもガーッとムキになったりするんですけど、非常に上手に走ってくれました。


――ギアの入りが遅いという話もありますが、そのあたりは?
 福永 初戦からずっと3連勝で勝ってはいましたけど、なかなかエンジンのかかりという面に関しては変化が見られていなかったんです。でも、中山の短いコースでどういった加速が出来るのか。それは見たかった部分ではあったんですけど、想像どおりの加速の遅さでしたよね。4コーナー手前でステッキを入れましたけど、あまりそこでスッとは反応しなかったですし。皐月賞では当然ペースが変わるとはいえ、そこはひとつの大きな課題であることには変わりないですね。皐月賞を勝とうとするに当たっての大きな課題なんじゃないかな、と思います。


――かといってポジションを取りに行くというのは難しい馬ということですよね?
 福永 簡単にできるなら、もうやってます(苦笑)。


――調教について教えてください。先週は併せ馬で追い切られました。
 福永 リードホースのペースが少し遅かったのでゴールしてからもう1ハロン、時計にはなっていないですけど加速させておきました。表示されている時計よりは、もう少し強い負荷をかけました。


――状態面はこれまで乗った中では?
 福永 いいんじゃないですか。馬体のハリもいい。何より、前進気勢の強さが調教でも表れていたんですけど、そこを修正して欲しい旨をスタッフに伝えていたところ、本当にうまく修正してくれたんです。コントロールがさらに効きやすくなっているし、それに伴ってより良いフォームになっていますので。その辺はさすが友道厩舎だな、と思いました。


――非凡なものを持っている印象がありますが、そのあたりは?
 福永 加速するまでに時間はかかるのですが、加速してからの伸びが非常にいいですね。どうしても直線の長いコースのほうがベターなんですけど、中山でも坂を上ってから加速していきましたからね。トップギアに入ったときの軸のぶれなさというのがこの馬の一番のいいところですね。体幹が強いです。


――今回、多頭数ですがこれも課題でしょうか?
 福永 そうですね。でも若い馬なので、経験していない状況がたくさんありますから。まして、今週末は雨予報です。雨馬場も阪神で経験してるんですけど、スローペースの重馬場でした。今回のペースはおそらくそんなにスローにはならないでしょうし、厳しいタフな競馬の中で馬場が悪い、頭数が多い、直線短い…。そういった今までにないタフな状況になると思います。

でも、これはどの馬も同じ条件です。そこを乗り越えられた馬が大きな栄冠を手にできるのだと思います。僕はワグネリアンに関してはそれができるポテンシャルがあると思っていますし、信じて一緒に頑張っていければと思っています。

――最後に抱負を。
 福永 とにかく馬が順調に来れているというのが何よりです。スタッフも本当にワグネリアンを良くするために尽力してくれています。応援してくれている人たち、関係してくれている人たちの期待に応えるためにもベストの騎乗が求められると思います。具体的なことは枠が当たってから決めていきますが、あの馬の力を100%発揮できるように努めたいと思っています。


ステルヴィオ木村師「日ごとに活力が出てきた」/皐月賞共同会見

トライアルのスプリングS(GII)に勝って皐月賞(GI・中山芝2000m)に臨むステルヴィオ(牡3・美浦・木村哲也)が、ウッドチップコースで併せ馬で追い切りを消化。追い切り後に、管理する木村調教師の共同記者会見が行われた。


(最終追い切りでチェックしたかった点は?)
「いつも通りに走れるのか走れないのかというところです。ちょっと伝わりづらいんですけど」


(いつも通りで?)
「いつも通りだったと思います」


(ハナ差の勝利だったスプリングS後の馬の様子は?)
「厳しい稽古を積んで厳しい競馬をしましたので、その後どうなるのだろうとは思っていたのですが、日ごとに活力が出てきたかなという感じでした」


(少し疲れはあった?)
「終わってみたらそうでもなかったという感じです」


(そこから今週までの調整過程は青写真通り?)
「生き物なので毎日表情も気分も違いますし、明日の調教をどうしたらいいかと考えても明日になってみないとわからないだろうと。そういうポリシーというか、考えでやっていますので、これは青写真になるのかどうか半信半疑なのですが、健康に楽しく来ているような気がしています」


(馬には大舞台に向かっていけそうな雰囲気がある?)
「元気はあるのではないかなと思います」


(ダノンプレミアムが回避したが?)
「ダノンプレミアムにトラブルがあったというニュースを初めて聞いた時には、私自身すごいショックでした。とても大変なことだと思いましたし、逆もあり得るわけで、先方のオーナー、先生はじめ厩舎関係者の皆様の心中を察すると、正直にチャンスが来たとかそういう心境にはなれなかったですし、今もそれは変わっていないですね」


(そのライバルのためにもここはベストパフォーマンスをという心境?)
「僕はあの馬(ダノンプレミアム)のことをリスペクトしていますし、歴史に残るような素晴らしい馬なのではないかなと思っています。軽々しく言えないですけど、その名を汚さないためにも変な競馬はできないと思いますよね」


(初めての2000mになるが?)
「正直わからないですね。よく聞かれますし、種馬のことも含めてどうなのかというのは大きいのでしょうけど、あまり不安はないと思っています。1800mよりは2000mの方がステルヴィオにとっては楽なのではないかなとは思っているのですけどね」


(具体的にどのあたりが楽に?)
「スプリングSの時は、わりと良いスタートが切れて最初のコーナーに入る時からリズムに乗れていたのですけど、それが2回連続してできるという自信が僕自身ないので、マイナスな方向に行った時にリカバリーできるのは2000mの方かなと、そう思っています」


(皐月賞の走りを見てその先を考える?)
「言えればいいのですけど、正直そんなにキャリアがないので、その先がこうなっていくはずだというのは、さっきの言葉じゃないですけど青写真を描けるほど経験がないというか…、それは辛いところなんですけど。

  逆に言うと新馬だろうが未勝利だろうがGIだろうが、どの馬に関してもそうなのですが、その都度その都度、その馬の良い状態でレースに臨めるように普段からしているので、それは今回も変わらないです。その先というよりも、今週の日曜日にトップコンディションでステルヴィオが臨むにはどうしたらいいかということを逆算して仕事をしたいなと思っています」


(先入観なく自然体で?)
「自然体でできればいいんですけどね(笑)」


(若干の緊張も?)
「やっぱりしんどいですよ。しんどくなっているんでしょう、多分」


(レースはルメール騎手に託す感じで?)
「いつもどのレースでもレース前に話はするんですけど、基本的にはどういうイメージかを聞いて、こういうイメージですという答えが返ってきて、それに対してお願いしますと言っています。今回も変わらずそうなると思います」


(新種牡馬ロードカナロア産駒、先週のアーモンドアイが桜花賞に勝った勢いもある?)
「すごいですよね。やっぱり強いなと思っていますし、もしかしたらこれから日本の生産界を背負っていく種馬になる可能性も当然出てきているわけなので、そのお父さんの名も汚してはいけないだろうとは思います」


(この新種牡馬の序盤の代表産駒としての活躍も期待?)
「はい、頑張ります」


タイムフライヤー内田騎手「スタミナがありそうですね」/皐月賞共同会見


――過去、ホープフルSで対戦(内田騎手はワークアンドラブに騎乗)していますね。その時のタイムフライヤーにはどのような印象を持ちましたか?
 内田 (対戦したときは)いい感じでハミをとり、勝ったときは馬群をさばいてなかなか強い勝ち方をするな、と思いました。


――そして、今朝の最終追い切りで実際に騎乗されましたね
内田 はい。初めて騎乗しました。追い切りは3ハロンぐらいから併せ馬で並んでいくかたちで、最後はどれくらい伸びるか感触を確かめてくれと言われました。結構気が良さそうだったので1馬身くらい離れて進み、4コーナー手前くらいで併せ馬のかたちになりました。すごくいい伸びをしてくれたな、と思います。


――さすがGI馬だな、という印象でしょうか?
 内田 はい。時計も速かったと思います。最後までしっかり走れてます。あれ以上はしっかりはやらなくていいかなというくらいの走り。長めからいってあれだけ動ければ状態はいいと思います。


――どのあたりがいいところだと感じましたか?
 内田 スタミナがありそうな感じがしましたね。


――長くいい脚が使えるイメージでしょうか?
 内田 うまく馬群をさばいて4コーナーでいい位置に楽についていければ十分(結果が)いいところにあると思います。


――レースが流れて欲しいな、というイメージでしょうか?
 内田 GIなので流れるか流れないかはやってみないとわかりませんが、なかなか流れるのは難しいかなと自分は思っています。GIなのでみんな1コーナーで位置が決まったらペースが落ちるような気がしないでもないです。それは頭に入れて、自分の枠順を考えながら自分が一番いい位置になるようにレースをしたいと思います。


――枠については出てみないとわからないですが、どうでしょう?
 内田 そうですね。あとは馬場がどうなるかですね。雨が降って馬場がもっと悪くなるのか、天気もあまりよくないと聞いていますし。でも、それも今年出る馬の運じゃないですかね。雨を味方にする馬もいるでしょうしね。


――ゴールドシップで勝った皐月賞では雨を味方につけましたね。
 内田 そうでしたね。僕はゴールドシップで勝たせてもらいましたので、皐月賞についてはある程度のイメージはつきますし。あとはタイムフライヤーも中山を勝っているので、そのイメージを持ってレースに行きたいなと思っています。


――人馬ともに同舞台のGIを勝っているのはアドバンテージになりますか?
 内田 そうですね。それは自信になるひとつの要因だと思います。


――もし叶うならば、希望する枠順などはありますか?
 内田 あまり枠のことは考えないようにしています。確かに(競馬場によって)内がいいとか外がいいとかいろいろありますが、それを考えすぎて嫌なイメージを持っている枠が当たったらダメージを受けると思うのです。どの枠でもこの馬は競馬ができると信じてあげるのがジョッキーの役割だと思っています。なので、あまり枠順にはこだわらないように自分に言い聞かせています。


――調教を終えて松田師と話をしましたか?
 内田 はい。この馬の特徴や走り方を細かく僕に伝えてくれました。先生のGI馬を出走させる想いと厩舎スタッフの想いもあるのでその責任と、馬券を買うファンの方、牧場の方々…みなさんの注目と期待に対して、僕は恥ずかしくないレースをしたいと思っています。


――最後に抱負を。
 内田 皐月賞、ダービー、菊花賞とクラシックが続きます。このクラシックレースには限られた馬、限られた騎手しか出れません。騎手としてこの場所で乗れることを誇りに思い、責任を持って挑みたいと思います。また、ファンの方に「今年の皐月賞は凄かったよ」と思われるようなレースをできればと思っています。


ジャンダルム武豊騎手「思い切って乗りたいですね」/皐月賞共同会見

■ジャンダルムに騎乗予定の武豊騎手


――ホープフルS、弥生賞を振り返ってください
武豊 (ホープフルSは)2000mは初めて、輸送も初めてでどういう走りをするかな、と思っていました。レース前に少しイレ込んでいたし、レース中も少し力んでいて若干折り合いを欠くところがあったんですけど、次の弥生賞では両方とも改善されていていいレースができました。弥生賞は着順こそ落としてしまいましたが、スッと折り合いもついていい内容でした。


――ホープフルSで折り合いを欠いていたというのは?
 武豊 1600mを2回走って(2000mは)初めてだったので馬にも戸惑いがあったと思います。ただ、そんなにもともと気性的に難しい馬ではなく、どちらかというと乗りやすいほうに入る馬だと思います。


――新馬をデビュー勝ちした時からビリーヴの仔ということで距離を不安視する声がありますが?
 武豊 母のビリーヴはスプリンター、これまでの兄弟も短距離で活躍する馬が多かったですね。でも、母にも兄姉にも乗りましたが、この馬はちょっとタイプが違うなとデビュー前に乗った時から思っていました。

デビュー戦は1600mよりもっと延びてもいいなという感覚で乗っていました。距離に関しては僕は周りに言われているほど気にはしてないですね。ビリーヴについては、見た目も乗り味もバリバリのスプリンターという感じではなくて、非常にきれいな馬で乗り味もしなやか。いいスピードを持っていて、とてもいい馬という印象が強く残っています。


――ジャンダルムのどのあたりに素質を感じていますか?
 武豊 乗った感触がすごくいいですね。乗り味がいいとよく言うんですけど、本当にきれいな走りをする馬ですね。一戦ごとに馬の成長を感じていますし、今日の追い切りもすごく良かった。デビューからここまでは順調に来たと思います。デビュー戦のとき「僕は来年、この馬とパートナーを組むだろうな」と思っていたんですが、現実になって嬉しいですね。


――追い切りに騎乗されていましたが、感触は?
 武豊 ここ2週、割としっかりやっています。今日は800mからですけどラストは伸ばしてくださいということだったので相手を見ながら伸ばしました。距離もちょっと短め、朝の開場一番の走りやすい馬場状態だったにしても、ゴーサインを出そうとした瞬間に馬が反応してくれましたから。いい動きだな、と思いました。


――これまでの調教の中でもいい動きでしたか?
 武豊 これまで僕が乗った中では明らかに一番いい動きでしたね。


――中山の2000mは3回目になります。皐月賞のポイントは?
 武豊 3回連続で同じ条件で走れるので、そこはプラスにしたいなと思いますし、そういう乗り方をしたいと思っています。中山の2000mというのは、この馬にとっては悪い条件ではないと思いますね。


――弥生賞3着のときはダノンプレミアムをどう負かすかを考えていたのでしょうか?
 武豊 そうですね。直接一緒に走ってかなり強いなと思いましたから。


――ダノンプレミアムは出走回避となりましたね。
 武豊 まだ数日あるのでどうなるかわからないですけど、ジャンダルム自身は最終追い切りまでは順調に描いたとおりに来ています。十分クラシックを勝ってもおかしくない馬だと僕は思っていますので楽しみですね。


――週末は雨予報ですが?
 武豊 うーん、ちょっとあまりイメージできないんですけど。どうなんですかね。できれば、あんまり悪い馬場ではやりたくないなというのが正直ありますけど。でも、これは走ってみないとわからないですね。まったくダメな感じもしないですし。うーん、なんとも言えないですね。


――晴れて欲しいですね。
 武豊 与えられた馬場でやるしかないので、それは僕が考えても仕方ないです。


――最後に抱負を。
 武豊 非常に素質を感じる馬ですし、いい感じで皐月賞本番を迎えられそうなので思い切って乗りたいですね。


オウケンムーン北村宏騎手「今の時点でどのくらい通用するのか」/皐月賞共同会見

桜花賞でアーモンドアイ(牝3)が優勝して勢いに乗る国枝栄厩舎。今週はオウケンムーン(牡3)で皐月賞制覇を狙う。追い切り後に国枝調教師と北村宏司騎手の共同記者会見が行われた。


■国枝調教師


(先週のアーモンドアイに続いて今週も期待を?)
「私の方は意気込んでいますけど、オウケンムーンの方は大して意気込んでいないです」


(前走の共同通信杯に勝ってからおよそ2か月あいているが?)
「どちらかというと男馬というよりは女馬に近いような感じなので、あまり太くもならないですし、いい意味で平行線で変わらずに来ました」


(在厩調整だったが、これまでとの仕上げ方に違いは?)
「そんなには変わらないですけどね。ただ(馬自体が)まだまだの感じなので、オーバーワークにならないようにゆっくりゆっくりという感じで仕上げました」


(まだ幼いところがある?)
「多分、この馬が良くなるのは古馬になってからと思っていますし、現状では良く走っているかなという感じです」


(まだこれからの馬がここまで4戦3勝だが?)
「競馬に行って普段見えないところというのか、能力が発揮できているのではないかなと思いますけどね」


(今朝の追い切りについては?)
「あまりやり過ぎないように、ただきちっとした形でやりたいと思いましたので、前に2頭置いて終い内から並ぶという内容でした。時計的にも丁度いい感じでしたし、ジョッキーも満足していましたので、いい最終追い切りだったと思います」


(6番人気の前走、どのくらいの期待を?)
「そこそこはやるんじゃないかなとは思っていたのですけどね。ただ1頭強いのがいましたし、我々が思っていたよりはちゃんと走ってくれました」


(2月上旬の前走から、皐月賞直行はすぐに決まった?)
「そうですね、先ほども申したようにあまり頼りがいのあるような感じではないですから。それともう1つはオーナーサイドからできるならダービーにというのがありまして、ダービーにいい恰好で臨みたいなというのもありましたので、間はレースを使わなかったです」


(ダービーに向けて消耗を少なく、上積みを重ねながら向かっていきたい?)
「その通りですね」


(オウケンブルースリの数少ない産駒、距離的なものも含めて馬体の印象は?)
「少し首が短くて詰まったような感じで、やはり幼いなという感じはしますが、頭が高いというか前が浮いているので、あまりロスなく走れているのではないかと思いますよね。トモの推進が前にうまく出せているのではないかなと思います」


(そのあたりは昨年デビューの頃から同じように?)
「そうですね、最初のうちは少しフラフラというところもあったのですけど、未勝利を勝ったあたりから首の座りというのですかね、それがだいぶしっかりしてきたなとは思っています」


(466キロでデビューして前走は458キロ、間があいた今週末はどのくらいの馬体重になりそう?)
「見た目はすごく張りがあっていい感じですけど、実際計ってみるとそんなに変わっていないので、前回と同じくらいではないかと思っています」


(あとはレースまでに馬の意気が上がってきてほしい?)
「これで馬がいわゆるレースモードというんですかね、少しヤル気を出してくれればと思っています」


(これまでのレース当日は?)
「あまり変わってこないのでね、ヤル気あるのかなというふうに思っているんですけどね。でもかえってその方がいいかもわからないですね」


(それでここまでの成績も出しているが?)
「ちょっと面白い馬ですね」


(アーモンドアイとは全然違う?)
「アーモンドアイは牝馬ですし、やるべきことはもうわかっているというか、普段の捌きもいいですしね。でも競馬に行けばオウケンムーンもちゃんとやってくれると思います」


(馬場や枠の希望は?)
「中山で少し馬場も荒れてきていますしね、週末も天気が崩れそうというところもあるので、そのあたりは北村ジョッキーがうまいことエスコートしてくれればと思っています。できれば良馬場がいいですけど、道悪もこなしてくれるのではないかとは思っています」


(先週から俄然混戦模様に?)
「そうですね、皆さん密かに狙っているのではないですかね」


(先生もそのお一人で?)
「そうです(笑)」


(国枝先生には2週連続GI制覇がかかっているが?)
「硬くなっております(笑)。頑張ります」


■北村騎手

(普段からオウケンムーンと密にコンタクトを取っていると聞いたが?)
「いつも国枝厩舎の調教に乗っていますので、うまく(スケジュールを)組んでもらっています」


(最終追い切りで確かめたかったところは?)
「先週少し強めに追い切りをしたので順調に来ているのか、そしてコンタクトをとれればなというイメージで乗りました」


(3頭併せの内での追い切りの感触は?)
「それほど速い時計でやる予定ではなかったので、余裕を持って追走できて、落ち着いた走りで良かったです。順調に来ていると思いました」


(この中間の馬の変化は?)
「大きくは変わらないと思いますが、いい意味で落ち着いて調教を毎日こなしてくれていました。そんなに体が増えていくタイプではないですし、普段リラックスして走っていてくれていたのは良かったです。毎日健康に過ごしている感じでした」


(共同通信杯を振り返って)
「期待していましたけど、期待以上に内容のあるレースでした」


(クラシックの登竜門の共同通信杯を勝ったが?)
「徐々に相手も強くなってきますし、まだやっていない相手もいますけど、ひとまず結果がついてきてくれたので良かったです」


(相手が強くなる皐月賞でどのようなレースを?)
「ある程度コントロールがきく馬ですし、冷静に走ってくれるので、レースではそんなに心配していません。ただやはり相手が格段に上がってきますので、今の時点でどのくらい通用するのかという気持ちではいます」


(スタートセンスやポジションを取りに行く速さは?)
「スタートは並に出てくれますし、反応良くは動いてくれるので、乗りやすいですね」


(好位で競馬を?)
「馬場や枠順、相手もいるので、その辺はどうなるか読めない部分はあります」


(中山の馬場はやはり荒れてきている?)
「そうですね。今週雨予報も出ていて、レースごとにどんどん馬場状態も変わっていくと思いますので、当日皐月賞までいろいろ見ながら考えたいと思います」


(距離が延びてもいいタイプ?)
「決して効率の良い走法ではないのかなとは思うのですけど、それがあの馬の普通のフォームなのでしょうし、特に矯正はしてこなかったのですが、頭が高くても上手に走ってくれて、息遣いも良いのでうまく対応してくれると思います。今のところ流れに乗ってレースができているので、(距離の)対応力はあるのかなと思います」


(皐月賞の走りいかんでその先にダービーも見えてくると思うが?)
「まずはこのレースをきちんと走れるように乗りたいと思います」


ジェネラーレウーノ田辺騎手「可能性があって伸びしろがある馬なので楽しみ」/皐月賞共同会見

 1月14日の京成杯(GIII)に勝利して以来のレースとなるジェネラーレウーノ(牡3・美浦・矢野英一)が、田辺裕信騎手を背にウッドチップコースで最終追い切りを行った。追い切り後、管理する矢野調教師と田辺騎手が共同記者会見に臨んだ。

■矢野調教師

(今朝の追い切りのコンセプトは?)
「皆さんもご存知の通り集中力に問題のある馬なので、帰厩後はそういった集中力などをフワつかせないような調教を心がけて今日に至っています」


(3頭併せの真ん中から力強く抜け出してきた印象だが?)
「真ん中に入れて後ろからのプレッシャーもかけつつ、馬をどんどん前に行かせるという調教をやってみました」


(印象は?)
「前回のように止まってしまうようなところはなかったです。帰厩後もそういった面は見せないで淡々と走っているというイメージはあるのですが、騎手からは好感触だったと聞いています」


(ここまでは理想通りの仕上がり?)
「そうですね」


(前走の京成杯を振り返って)
「よく勝ってくれたなと思っています。このレースから着けたチークピーシーズがききすぎたような素晴らし過ぎる発馬だったので、引っ掛からなければいいなと思っていたのですけど、うまいこと騎手も乗ってくれてホッとしています」


(前走からここまで間隔があいたが?)
「クラシック参戦をするのであれば、無駄な消耗をさせない方がいいのではないかとオーナーサイドとの話し合いのもと、今回に至っています」


(前走後は?)
「ノーザンファーム天栄に放牧に出して調整をしています」


(先生も牧場に見に行っていたと思うが?)
「3か月も休ませていましたし、牧場でもしっかりと調整をした上で馬が少し成長し力強くなっているなと、そういう目では見ていました」


(青写真通りの美浦への帰厩で?)
「もちろんです」


(帰厩後も順調に調整は進んだ?)
「すべて順調にいっていると思っています」


(馬体重は?)
「516キロくらい中間はあったのですけど、恐らく若干のプラスもしくは変わらない状態では挑めるかなという感触は持っています」


(京成杯で勝った中山2000m、改めて戦法は?)
「先行馬が結構いるみたいなので、前走の騎手のコメントのように逃げる馬がいればそれを目標にという形にはなると思いますが、ここまで来たら騎手に任せたいと思います」


(先生自身の皐月賞への思いは?)
「牝馬では桜花賞など2回挑戦させてはもらっていたのですけど、また違う意味ですごくいい緊張感を持たせてもらって、この馬には感謝しています」


(皐月賞からダービーへということを考えつつの今週末になると思うが?)
「距離延びていいタイプだと思いますし、週末は雨が降るみたいなので、ダービーも雨が降らないかなと思っています」


(馬場が渋った方が?)
「課題は集中力だけで、力は結構ある馬なので、重馬場もいいのではないかと思っています」


(今回の馬具装着予定は?)
「前走と同じでチークピーシーズのみです」


■田辺騎手

(今朝の追い切りについて)
「競馬でも調教でもちょっとフワッとする、何と言うのですかねえ…。気難しいというよりは不思議な馬なのですが、今日はわりと素直に走り切ってくれました。もっと何かするのではないかと僕は思っていたのですけど、普通に淡々とメニューをこなして、それはとても良かったですね」


(調教師は集中力を課題に挙げていたが?)
「調教も競馬も動くいい馬ですし、やれば多分動くのでしょうけど、1頭になった時にどうしても一生懸命走らないところがあります。フワッとするというかブレーキをかけるというか、そういうのが今までのレースでも調教でもあったりしていたので、それがとても不安だったのですが、今回はそれがあまりなかったですね」


(そのあたりはレース間隔があいた間に成長した点?)
「今日の追い切りだけで安心はできないですけど、そういうのがなかったというのは良かったと思います」


(実践は久々になるが?)
「実際どのローテーションで皐月賞に臨むのが良かったかというのは、結果が出たり出なかったりしてから考えるものでしょうから。今のローテーションはベストだと思いたいですね。(追い切りの)動きは良かったです」


(重め感はない?)
「ちょっとわからないですね、気を抜くので。太くて動かない馬はよくいるのですけど、気を抜く馬が気を抜かなかったらどこまで動くのかなと。まあそれも特徴ですから」


(この馬とのコンビでは中山の2000mで2戦2勝だが?)
「さっき話したように少し集中力がないというか、気が散るというか、言い方は良くないですけど一生懸命走る部分が他の馬に比べてないのかなと思います。だからどのくらい能力があるんだろうというのは掴めなくて、その辺の可能性は楽しみですね」


(もっと能力がありそう?)
「そう思いたいです」


(今度のGI皐月賞で答えが出る?)
「今度のGIでというよりは、ようやく賞金も稼げてGIに出られる馬になってこれからだと思うので、ここからは真面目に走ってほしいですね」


(本番の戦い方については?)
「今まで逃げたり先行したりして勝ってきたのですけど、調教ではいつも後ろから行かせて前の馬を交わすというメニューをこなしているので、特に前々で粘らせなければいけないとかそういうのもありません。スタートがわりと上手なのでいつも好位を取れてしまうので、流れによってはある程度対応できると思います。あとは週末雨予報ですし、馬場状態によっていろいろ考えたいと思います」


(前走から装着のチークピーシーズはきいているか?)
「逆効果の馬もいるのですが、この馬はガラッと変わった感じはないですけど悪い方には出ていません」


(断然1番人気になるような本命馬回避で混戦模様と言われるが?)
「可能性があって伸びしろがある馬なので、楽しみです」


(枠順の希望は?)
「先ほども話したように馬場状態が1番気になるので、悪い馬場からのスタートはあまりしたくないです。真ん中より外目の枠、12番くらいがほしいですね。10番でもいいです(笑)。偶数に越したことはないので」


(道悪の適性については?)
「僕は道悪の方が楽しみですね。むしろパンパンの良馬場過ぎて速い時計になった方がどうかなと思うので、ある程度時計がかかるのはプラスだと思います」


(あとは実践でうまく流れに乗って集中力を見せて?)
「そうですね、人馬ともに集中したいと思います」






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