【セントライト記念(月曜=21日、中山芝外2200メートル=3着までに菊花賞優先出走権)新バージョンUP作戦】シンザンやシンボリルドルフ、ディープインパクトといった不世出の名馬を別にすれば、どの馬にも大なり小なり得意とする条件があるもの。左回りで能力を発揮するサウスポー、“○○(競馬場)巧者”などその多くはコース形態に由来するが、数字(ラップ)上でもある特定の条件下で強さを発揮するキャラクターの持ち主が存在する。
ベルーフもその一頭。キャリア7戦で最速上がりマークが2度。5ハロン通過67秒4と超の付くスローペースの恩恵を受けたデビュー戦を除けば、自身上がり33秒台マークは一度もなし(別表参照)。時計のかかる洋芝に強いハービンジャー産駒を地で行くタイプで、切れ味勝負では分が悪い。差し馬として致命的とも言える欠陥を抱えながら、京成杯V、小倉記念2着と戦績はまぎれもない世代トップランナー。その強さの源はどこにあるのか。それは長く脚を使うことを要求されるラップ構成で無類の強さを発揮する点にある。
前半ラップが極端に遅いデビュー戦以外の勝ち星(エリカ賞、京成杯)は、いずれもラスト4ハロンに11秒台後半から12秒台前半のハロンラップが並ぶ。逆に、連対を外した2戦(スプリングS、皐月賞)はラスト4ハロンでハロン11秒台前半の高速ラップが出現。5ハロン通過57秒9→1分58秒台の高速決着となった小倉記念もラスト4ハロンは12秒0→12秒1→12秒2→12秒0と持久戦の様相を呈している。極言すれば、ベルーフにとって道中のラップはあまり意味を持たない。その浮沈はラスト4ハロンのラップ構成がどうなるかにかかっている。
11秒台前半のハロンラップが出現すれば圏外に去り、11秒台後半から12秒台の連続に収まれば限りなく高い確率で勝ち負け。ラスト4ハロンのラップ構成を読み違えさえしなければ、ベルーフの好走確率は簡単にはじき出せてしまう。
翻って、2005~13年(08年=稍重、昨年は新潟施行)のセントライト記念のラスト4ハロン平均ラップは12秒04→11秒86→11秒92→12秒10。唯一、11秒4以下の高速ハロンラップが出現した12年(11秒7→11秒5→11秒4→11秒8)は、開幕週の京成杯AHが1分30秒7のレコード。6ハロンの500万下でも1分07秒0が飛び出すほどの超高速馬場。翌13年の京成杯AH=1分31秒8、500万下=1分07秒8を例年並みとすれば、京成杯AH=1分33秒3、500万下=1分08秒9の今年は例年より時計ひとつ分は馬場の“高速度”が下がる。ラスト4ハロンは速くても11秒台後半から12秒台がいいところ。11秒台前半の高速ハロンラップの出現率が限りなくゼロに近づけば…そこはまさにベルーフの独壇場だ。
馬キャラ、レースキャラ、馬場レベルがかみ合えば怖いものはない。三位一体となってベルーフの勝利を後押しする。
セントライト記念
1) 種牡馬
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝 | 複勝 |
ネオユニヴァース | 3- 4- 3-15/25 | 12.00% | 28.00% | 40.00% | 273 | 129 |
ディープインパクト | 7- 4- 3-26/40 | 17.50% | 27.50% | 35.00% | 68 | 83 |
スクリーンヒーロー | 1- 1- 0- 5/ 7 | 14.30% | 28.60% | 28.60% | 122 | 52 |
マンハッタンカフェ | 3- 2- 1-17/23 | 13.00% | 21.70% | 26.10% | 138 | 106 |
ゼンノロブロイ | 3- 2- 2-20/27 | 11.10% | 18.50% | 25.90% | 40 | 44 |
ハービンジャー | 0- 1- 2- 9/12 | 0.00% | 8.30% | 25.00% | 0 | 52 |
ステイゴールド | 8- 5- 4-53/70 | 11.40% | 18.60% | 24.30% | 59 | 92 |
キングカメハメハ | 1- 3- 5-29/38 | 2.60% | 10.50% | 23.70% | 3 | 55 |
シンボリクリスエス | 2- 5- 3-35/45 | 4.40% | 15.60% | 22.20% | 21 | 76 |
ブラックタイド | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.00% | 0.00% | 0.00% | 0 | 0 |
バゴ | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.00% | 0.00% | 0.00% | 0 | 0 |
2) 騎手
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝 | 複勝 |
北村宏司 | 5-10- 4-20/39 | 12.80% | 38.50% | 48.70% | 184 | 173 |
田辺裕信 | 4- 5- 3-23/35 | 11.40% | 25.70% | 34.30% | 174 | 85 |
蛯名正義 | 4- 1- 2-23/30 | 13.30% | 16.70% | 23.30% | 34 | 46 |
戸崎圭太 | 4- 1- 2-17/24 | 16.70% | 20.80% | 29.20% | 88 | 63 |
柴田善臣 | 3- 1- 5-16/25 | 12.00% | 16.00% | 36.00% | 86 | 222 |
吉田豊 | 2- 3- 3-18/26 | 7.70% | 19.20% | 30.80% | 32 | 92 |
田中勝春 | 2- 3- 2-25/32 | 6.30% | 15.60% | 21.90% | 33 | 55 |
横山典弘 | 2- 1- 1-23/27 | 7.40% | 11.10% | 14.80% | 15 | 22 |
石橋脩 | 1- 3- 4-21/29 | 3.40% | 13.80% | 27.60% | 29 | 48 |
ルメール | 1- 1- 1- 3/ 6 | 16.70% | 33.30% | 50.00% | 131 | 96 |
柴山雄一 | 0- 2- 2-13/17 | 0.00% | 11.80% | 23.50% | 0 | 92 |
四位洋文 | 0- 1- 0- 1/ 2 | 0.00% | 50.00% | 50.00% | 0 | 570 |
川田将雅 | 0- 0- 1- 0/ 1 | 0.00% | 0.00% | 100.00% | 0 | 140 |
岩田康誠 | 0- 0- 0- 7/ 7 | 0.00% | 0.00% | 0.00% | 0 | 0 |
松田大作 | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.00% | 0.00% | 0.00% | 0 | 0 |
タンタは右回り少し不安と調教がまだ足らない感じ
適正のある中山コースでリアルスティールに勝てないこいつらが今回ラーゼンに勝てると思わないな
石橋はスタートは上手いほうだぞ
その後が非常に問題なわけで
強い馬ばかりで3着以内を独占する事は不可能。
だからレッドライジェルにも可能性がある
美浦だと三浦はいつまでたっても一皮むけないし、戸崎はルージュでミソがついたし、後藤は死んじゃったし…。四位はキンサシャで堀とつながりもあるしね。藤田の分まで頑張りそう。
山吹みたいにぶっこ抜くか青葉みたいになるかの二択
お前らもっと推せや
キタサンブラックはサトノラーゼンに勝ってる
過去の勝ち馬
アプレザンレーヴ
ペルーサ
ルルーシュ
フェノーメノ
何でだかマンカフェだと思ってた
ブライトエンブレムはおとなしいユウトウセイらしいな
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チェンジ
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