マカヒキ

【日本ダービー（日曜＝２９日、東京芝２４００メートル）注目馬日曜（２２日）追い切り：栗東】皐月賞で２着のマカヒキは角馬場で入念に体をほぐしてからウッド１周→坂路。軽い脚取りで４ハロン５６・６―４０・９―１３・０秒。引き揚げてくる際はこの馬らしい落ち着き払った姿で、いかにも順調という雰囲気だ。

　大江助手「動きの確認でしまいを少し伸ばしました。馬が落ち着いていますし、動きにメリハリが出てきましたね。前走はあの苦しいポジションからあれだけしっかり走ったのに、思ったよりダメージが少なかった。馬がそれだけしっかりしてきたんでしょう」

　オーナーの金子真人ＨＤが送り込む４頭の大将格としてふさわしい仕上がりだ。

サトノダイヤモンド

【日本ダービー（日曜＝２９日、東京芝２４００メートル）注目馬日曜（２２日）追い切り：栗東】約２か月半ぶりの皐月賞（３着）を叩いて大きな上積みが見込めそうなサトノダイヤモンドは坂路でしまいを伸ばして４ハロン５６・５―４１・０―１２・８秒をマークした。迫力はリオンディーズに劣るが、ブレのない走りで性能の高さを見せつけた。

　兼武助手「１週前追い切りをしてから、また馬が良くなっている感じですね。ここが目標のレースですし、使ったことで心肺機能も良くなっているみたい」

エアスピネル

【日本ダービー（日曜＝２９日、東京芝２４００メートル）注目馬日曜（２２日）追い切り：栗東】エアスピネルはウッドで併せ馬。エアカーディナル（古馬５００万下）を追いかけて直線は内に入り、馬なりで４ハロン５５・７―４１・０―１１・８秒を叩き出した。

　笹田調教師「少し余裕はあると思うが、それでもしまいはこのラップだからね。精神面の幼さが課題だけど、（２２日朝も）馬場の出入り口から落ち着いていたし、いいんじゃないかな」

スマートオーディン

【日本ダービー（日曜＝２９日、東京芝２４００メートル）注目馬日曜（２２日）追い切り：栗東】京都新聞杯の勝ち馬スマートオーディンは坂路でラスト２ハロンを強めに２５・５―１２・１秒（４ハロン５７・５秒）。

　松田調教師「週末にいつもやっている調整。この時期にイレギュラーなことをしてはダメでしょう。中２週の東スポ杯を勝って、間隔が空いた共同通信杯（６着）は負けています。この馬は中２週のほうが仕上がりやすい。大一番を前に間が空き過ぎるのはリスクがあるんです」

　２０１３年にキズナが京都新聞杯１着→ダービーＶ。同じローテでダービー３勝目を狙う。

【日本ダービー（日曜＝２９日、東京芝２４００メートル）注目馬日曜（２２日）追い切り：栗東】角居厩舎のヴァンキッシュランはウッドでラスト４ハロン標から。先導馬を追いかけ、直線は内から併入した。５６・４―４０・３―１１・８秒。

　岸本助手「硬いなりに馬が良くなっているし、ボヤけていたシルエットもはっきりしてきた」

 【日本ダービー・日曜追い】レッドエルディスト「注文をつけるところは何もない」

【日本ダービー（日曜＝２９日、東京芝２４００メートル）注目馬日曜（２２日）追い切り：栗東】ウッドで４ハロンから５６・９―４０・４―１２・０秒の時計を出したレッドエルディストも上々の動き。

　鞍上はダービーを勝っている名手・四位で「こっちから注文をつけるところは何もない。乗りやすいようにしてあげれば十分」と笹田調教師。最高の状態に仕上げて大一番に送り込む構えだ。