今週から福島競馬がスタート。日曜日のメインのラジオNIKKEI賞(7月3日、GIII、芝1800メートル)は3歳馬の精鋭による激戦だ。フェアリーS2着などの実績がある牝馬のダイワドレッサーは、牡馬相手の重賞でもヒケをとらない能力の持ち主。オークス(8着)を使われ、調子を上げており、好勝負が可能だ。
宝塚記念ではマリアライトがドゥラメンテやキタサンブラックなどのビッグネームを撃破。今や重賞やGIで牝馬が牡馬に勝つことも珍しくなくなった。“夏は牝馬”という格言もあり、福島の開幕週を彩る3歳GIIIでも、ダイワドレッサーの存在は無視できない。
雨脚が強かった全休日明けの28日、美浦北Cコースで1周半のキャンターを消化。高松厩務員は「オークスを使った後に2週間ほど放牧を挟み、ちょうどいい感じになっている」と具合の良さににこやかな表情を浮かべる。
オークスは8着だが、勝ち馬シンハライトとはわずか0秒4差。3カ月半ぶりの実戦で大外枠だったことを考えれば内容は悪くなかった。「(オークスは)スイートピーSを状態がひと息で使わず、調子が上がっていく段階だったからね。当時と比べると今回の方が雰囲気がいい」と同厩務員。ピークの仕上げでクラシックに出走したわけではないので、明らかに前走以上のデキにある。
初参戦の福島にも対応可能だ。トリッキーな中山芝1600メートルのフェアリーSで2着に好走しており、「器用さがある。どんな競馬でもできるタイプでコースは問わない」と小回り攻略に自信。おとなしくてカイバ食いがいいので福島までの移動も心配無用だ。
ラジオNIKKEI賞を牝馬が勝ったのは1992年のシンコウラブリイが最後。それでも陣営が参戦に踏み切ったのは、牡馬とも対等に戦える自信の表れだ。2月のクイーンCでは3歳屈指の強豪メジャーエンブレム(阪神JF、NHKマイルC)の4着に善戦。ハイレベルな相手にもまれて経験値を上げてきたダイワドレッサーならば、24年ぶりの快挙を達成しても不思議はない。(板津雄志)
★牝馬が活躍
宝塚記念のマリアライトをはじめ、エプソムCのルージュバック、函館スプリントSのソルヴェイグと、この1カ月で牝馬が牡馬相手の重賞を3勝。5月のNHKマイルCでもメジャーエンブレムが勝っている。ラジオNIKKEI賞ではグレード制が導入された1984年以降、牝馬は【2・1・8・52】という成績で、勝ったのは85年ダービーリッチと92年シンコウラブリイだけだが、最近の流れから牝馬は要注意だ。
父-タニノギムレット、母父-アグネスデジタル
父-タニノギムレットの福島芝1800m成績
1) 種牡馬データ
タニノギムレット
1-1-6-29/37(2%-21%)
2) 騎手データ
武豊
0-1-1-2/4(0%-25%)
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