【スプリングS(日曜=19日、中山芝内1800メートル=3着までに4・16皐月賞優先出走権)新バージョンアップ作戦】3日間競馬の中日に行われるGII戦。実績ではGI朝日杯FSの1、2着馬が幅を利かせるが、新VU作戦の明石尚典記者は重賞初挑戦のアウトライアーズに◎。世代トップクラスの爆発力はGI好走馬にもヒケを取らない――。
先週(12日)の東風Sは8ハロン=1分36秒7。中山牝馬Sが9ハロン=1分49秒4での決着。開催を重ねて順調に?馬場レベルが低下してきた印象の中山だが、それ以上にこの2鞍の走破時計を平凡たらしめたのは前3ハロン37秒台→5ハロン62秒台という超スローペース。半面、比重が大きくなったラスト3ハロンはオールハロン11秒台を刻んでいる。
当レースは皐月賞への権利を懸けた最終トライアル。玉砕覚悟の積極策に打って出る必然性を欠くシチュエーションだけに、現状の馬場レベルでも速い上がりが必要になる展開が濃厚とみていい。ラスト2ハロンの攻防を見据えて、今回は瞬発力自慢を馬券の軸とする。
白羽の矢を立てたのがアウトライアーズ。新馬戦でいきなり自身上がり32秒台を叩き出して素質の高さをアピール(別表参照)。ラスト2ハロン目にハロン10秒台を刻む新潟特有の高速ラップに泣いたものの、2戦目の中山10ハロンではラスト2ハロン11秒9→11秒6の加速ラップをあっさりと突き抜けた。
わずか2戦で類いまれな瞬発力レベルを満天下に示した格好だが、この馬の現状でのベストパフォーマンスは続く百日草特別。ラスト2ハロン22秒1(11秒0→11秒1)と究極に近い高速ラップを刻んだ直線の攻防で3/4馬身+ハナ差の3着。接戦を演じたアドマイヤミヤビがクイーンC、カデナが京都2歳S、弥生賞快勝なら、この一戦の価値は数字が示す通りかそれ以上。少なくとも牡牝のクラシック有力候補が揃っていたのは紛れもない事実だ。自身上がりはカデナとコンマ1秒差、アドマイヤミヤビとは全くの五分の33秒5。世代トップクラス2頭と遜色ない瞬発力レベルの持ち主なら、直線の攻防で後れを取ることはない。
前走のひいらぎ賞もラスト2ハロンは11秒8→11秒7の加速ラップ。アウトライアーズの瞬発力レベルをもってすれば差し切りは造作もないことだが、収穫は前3ハロン35秒1→5ハロン59秒1のマイルラップに対応できたこと。スローからの決め脚勝負だけでなく、よどみのない流れでも瞬発力発揮に支障がないことを証明してみせた。距離良し、コース良し、しまい良し。三拍子揃えばまさに鬼に金棒だ。
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 | 複勝 |
ディープインパクト | 17- 9- 11- 87/124 | 13.70% | 29.80% | 58 | 53 |
ステイゴールド | 8- 14- 5- 62/ 89 | 9.00% | 30.30% | 37 | 100 |
ハーツクライ | 6- 4- 7- 58/ 75 | 8.00% | 22.70% | 38 | 52 |
ヴィクトワールピサ | 1- 1- 1- 18/ 21 | 4.80% | 14.30% | 36 | 46 |
エンパイアメーカー | 0- 0- 1- 9/ 10 | 0.00% | 10.00% | 0 | 19 |
キンシャサノキセキ | 0- 0- 1- 8/ 9 | 0.00% | 11.10% | 0 | 47 |
スプリングS予想-騎手データ
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 | 複勝 |
M.デム | 5- 2- 1- 7/15 | 33.30% | 53.30% | 161 | 96 |
和田竜二 | 0- 0- 2- 2/ 4 | 0.00% | 50.00% | 0 | 330 |
シュタル | 1- 3- 1- 6/11 | 9.10% | 45.50% | 72 | 98 |
戸崎圭太 | 13-12- 5-45/75 | 17.30% | 40.00% | 85 | 74 |
田辺裕信 | 8- 5- 6-47/66 | 12.10% | 28.80% | 82 | 95 |
柴山雄一 | 5- 4- 4-42/55 | 9.10% | 23.60% | 102 | 62 |
松岡正海 | 6- 4- 5-51/66 | 9.10% | 22.70% | 92 | 84 |
大野拓弥 | 1- 1- 7-45/54 | 1.90% | 16.70% | 32 | 93 |
内田博幸 | 2- 5- 3-55/65 | 3.10% | 15.40% | 6 | 53 |
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