スプリンターズS予想|2017年|共同会見まとめ

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『ヤフーニュースより引用』

ビッグアーサー藤岡師「スピードの絶対値が高い」/スプリンターズS共同会見

■ビッグアーサーを管理する藤岡健一調教師

――調教は他の馬がいない時間帯に行われていますね。
藤岡 できるだけ他の馬の影響を受けない時間帯にやっています。

――今朝の追い切りはいかがでしたか?
藤岡 先週、一杯で行っているので、今週はもう少し楽に動くかなと思ったのですが、最後はちょっと時計がかかってしまいましたね。このひと追いでもっと良くなってくれると思います。

――この中間の調整は?
藤岡 一頓挫あったので、その調整遅れを取り戻すべく、頑張って走らせているんですけど。先週より時計は出ましたし、今週も動きは重かったのでしっかりとやりました。できればセントウルSを使いたかったです。その予定で栗東に戻してきたので、使えずに10か月あいてしまったのは誤算でした。

――左前の蹄の状態はどうでしょう?
藤岡 蹄はもう大丈夫です。2日ほど調教を落としましたが、その後は順調です。具体的に言うと、人間で言う踵の部分にちょっと圧迫があったので、装蹄を工夫しました。痛みが出なければどこが悪いというのはないですし、これについてはもう心配はないです。

――昨年のスプリンターズSは12着でした。
藤岡 着順、悪かったですね。セントウルSを勝って調子が上がってきて、このままいけば次も勝てるのでは?と思っていましたが、レースのアヤで直線が詰まってあのようになってしまいました。

――今年は昨年とはまったく違うローテーションとなりました。
藤岡 なかなか順調ではなかったので、調教でどれだけカバーできるか、という感じですね。

――この馬の魅力は?
藤岡 スピードの絶対値が高いですね。父は短距離で活躍したサクラバクシンオー。産駒もみな、そういう傾向にあります。ビッグアーサーも短距離に特化した体なので1200のスペシャリストとして育てています。胴が詰まって筋肉質で、いかにも短距離馬という体型ですが、それを生かした走りをしてくれます。

――もうひとつタイトルは欲しいところですよね。
藤岡 もちろんです。実力はみんなが認めてくれているところですし、私自身もこの馬が一番強いと思っています。いかに状態をいいところに持って行けるか、という点ですが、若干動き自体は物足りないところもあります。どれだけやれるか、この馬の地力に期待したいです。

――でも、ビッグアーサーは休み明けの実績は高いですよね?
藤岡 休み明けは勝っていますから、そういう意味では心配ないんですけど。GIなので相手も厳しいですし、この馬が絶好調でいかないと勝てないと思います。

――短距離ならば条件を問わず成績を残していますね。
藤岡 この馬自身は馬場コースを問いません。雨でも気にしません。状態さえうまくいったら、と思っています。

――福永騎手とレースに向けて何か話をしましたか?
藤岡 話していませんし、これから話す予定もありません。乗っててよくわかっているし、実際にGIも勝っていますから。昨年の轍を踏まないようにということは彼が一番よくわかってくれていると思います。

――最後に抱負を。
藤岡 ちょっと順調さを欠きましたが、その分調教もきっちりやりました。GI馬としての実力を発揮してくれると思いますので、皆様の後押しをひとつよろしくお願いいたします。
レッツゴードンキ岩田騎手「もうワンギア、あると思う」/スプリンターズS共同会見

■レッツゴードンキに騎乗予定の岩田康誠騎手

――スプリンターズSへ向けての調教で、レッツゴードンキに騎乗されたのは春以来かと思います。いかがでしたか?
岩田 先週、馬場で追い切らせてもらったんですけど、折り合いもスムーズで馬体も増えていい動きだったと思います。結構、上りで引っかかってしまったんですが、その分、息が出来たんじゃないかと思います。

――先週あたりは久しぶりという感じはしましたか?
岩田 そうですね。春と違ってまだちょっと馬体的にも筋肉がもうちょっとだと思っていたんですが、今朝乗ったらだいぶ膨らんだ感じがしたので安心しました。

――今朝の調教についても教えてください。
岩田 今朝は乗りたかったので先生と相談して乗りました。落ち着きもありましたし、スムーズな追い切りが出来たと思います。

――桜花賞の後、スプリント路線で。
岩田 後ろからいったりいろんな競馬をしているんですが、もうワンギアあるかな、と思うので、なんとかそれを出してレースしたいですね。スムーズなレースが出来たらいい脚使えると思います。気性が勝っている馬なので上がり勝負の競馬になると思います。

――春の高松宮記念では凄い追い込みを見せましたね。
岩田 あの馬場で33秒台の脚が使えました。あの脚を考えたら、中山も合っていると思います。頑張ります。

――昨年の中山のスプリンターズSでも、勝ち馬との着差はあまりありませんでしたね。
岩田 昨年は馬群の中に入ってしまったので、まだ脚は残っていたと思います。

――古馬GIのタイトルは悲願では?
岩田 はい、それだけの能力のある馬なので、頑張りたいと思います。

――2着が多いのは悔しいですね。
岩田 頑張っているんですがね。運もそうですし、うまいことはまれば勝てる力はあると思います。

――最後にひとこと。
岩田 ベストを尽くして頑張ります。応援よろしくお願いします。

■レッツゴードンキを管理する梅田智之調教師

――この中間の調整は?
梅田 高松宮記念とヴィクトリアマイルのダメージが思ったよりきつかったので、夏場はダメージを取ることに専念していました。高松宮記念は馬場が悪くてもしっかり走ってくれました。今から思えば、高松宮記念からダメージを引きずっていたのでは?と思います。

――帰厩後はいかがでしたか?
梅田 夏場は札幌競馬場で調整していました。札幌の時点では間に合うかな?と半信半疑でしたが、そこから良くなってきました。トレセンに入ると自分で体をつくってきますから。あとは良化のスピードとの戦いでした。

――先週、CWでかなり強めに追い切られました。
梅田 スイッチを入れる意味もあったし、その時点では体もだいぶ余裕があって緩かったんです。荒療治でしたが、そこでダメージをくらうか上昇するか、未知の部分もありましたが、結果的に上手に体がついてきてくれました。よかったと思います。

――今朝は坂路での追い切りでした。
梅田 普段、一週前はジョッキーに乗ってもらってビッシリやって、当該週は必ずしもジョッキーを乗せないのですが、夏場からの調整過程を考えて岩田ジョッキーに依頼しました。坂路で追い切ったのは、輸送もあるのでその点を考慮しました。前半は控えめで終いはあれくらい動く馬なんですが、昔に比べてジョッキーとコミュニケーションが取れるようになりましたね。昔は下ろしがけからガムシャラに突っ走っていましたが、今はスムーズに折り合いながらいけますから。レースもそんなイメージで乗ってくれたらと思います。

――古馬になって精神面も問題ないと?
梅田 5歳牝馬、そのあたりは若い子と違って大丈夫です。

――桜花賞を勝った後、成績が伸びあぐんだ時期もありましたね
梅田 桜花賞を勝ったことで、そのあとのクラシックで自分のあまり得意ではない距離を走ったことで結果が出ず、チグハグな成績になってしまいました。それを引きずってしまってスランプの時期もありました。でも、自分の得意なところに絞ってからは成績も安定してきました。

――短いところでは、どの距離が一番合いますか?
梅田 僕は一番合っているのは1400だと思いますが、折り合いがつけば1600でも大丈夫だと思っています。桜花賞を勝った当時と比べても体つきがスプリンターらしく立派になってきました。

――馬体重もデビュー当時から比べるとかなり増えていますね?
梅田 はい。450キロでデビューした馬が、桜花賞では464キロ、最近は500キロを超えています。今朝測ったところ、510キロありました。前走より10キロくらい増えて出れると思います。この中間も乗り込んだ後もしっかり食べているので、いいことだと思います。

――現時点で不安材料は?
梅田 輸送も何度かしていますし、ジョッキーも乗り慣れています。あとはレースでスムーズに走ってくれたらと思います。

――最後に抱負を。
梅田 桜花賞の後はまだ大きなタイトルを獲っていませんが、厩舎一丸となって頑張っています。このあたりで、なんとか桜花賞馬の名に恥じない活躍をしてくれると期待しています。

メラグラーナ池添学師「中山は3戦3勝。合っていますね」/スプリンターズS共同会見

■メラグラーナを管理する池添学調教師

――前哨戦のセントウルSはどう受け止めていらっしゃいますか?
池添 その前2走が惨敗だったので、原因はメンタル面なのか馬場の影響なのか、自分の中でわかりあぐねていたのですが。セントウルSでいい走りをしてくれたので、その前2走の惨敗は馬場の影響があったのかな、と思いました。あの二走は直前に雨も降りました。キックバックをくらうとよくないという精神的に脆い面もあるので、それが影響したのではないかと思います。

――セントウルSは勝ち馬からはコンマ2秒差、2着とは僅差でした。
池添 終いしっかり脚を使いましたし、ちょっと直線で進路を迷った部分もあり2着には届きませんでしたが、これを使ってもっと良くなるなという手ごたえを感じました。恥ずかしい競馬をしていないので良かったな、と思いました。状態は決して完璧という感じではなく叩いてよくなるという手ごたえも感じており、さらに楽しみが増えました。

――先週はCWでの追い切りでした。
池添 前走はコーナーで内に刺さるところがあったので、そのあたりの確認の意味もあって3頭併せでやりました。元気いっぱいだったので単走での追い切りも考えたのですが、併せ馬で気合をつける程度にやりました。時計は終いだけ出しましたが、動きは申し分なかったです。

――それを受けて、今朝は坂路での調教でした。
池添 オーバーワークに気をつけて、いつものパターンでいきました。弾むようなキャンターをしていましたし、時計はやればいくらでも出ると(騎乗者は)言ってましたので、折り合いとオーバーワークに気をつけました。

――昨年の夏から急成長したイメージがあります。
池添 1200を使いだしたことと、脚質を生かす競馬をするようになって、馬の成長もありメキメキと力をつけてきました。昨年のセプテンバーSを勝ったとき、乗ってくれた福永騎手が「来年スプリンターズSが楽しみだ」と言ってくれたので、ここを目標に調整してきました。

――スプリンターの適性は?
池添 距離的にはマイルまでこなせると思いますが、本来はスプリンターなのかなと思います。

――特に中山は相性がいいですね。
池添 そうですね、中山は3戦3勝。大トビで広いコースがいいかな、と思っていましたが。道中ブレーキをかけると立て直すのに時間がかかりますが、中山コースだと早めに進路を確保して早めに来れるので、それが合っているのではないかと思います。

――池添さんにとってもGIというのは大きな舞台かと思います。
池添 そうですね。でも、僕が気負っても仕方ないので。

――メラグラーナは厩舎初勝利を挙げた馬、初重賞を挙げた馬でもあります。
池添 開業前から自分自身で世話してきたので思い入れはあります。南半球産馬ということで体の成長はもちろんですが、精神面の成長もしっかりしてきました。デビュー当初は体も弱くてレース数も使えませんでしたが、カイ食いなどすべて解消されて本格化しました。今、手ごたえを感じています。

――避けたい条件は?
池添 そうですね。やはり過去の敗因やレースぶりを見ても、良馬場を希望しています。あとは馬ごみでゴチャつくのだけは避けたいです。多分ペースも速くなるのでこの馬自身は後ろから行くことになるでしょうし。ジョッキーも百戦錬磨。うまくさばいてくれると思います。

――期待と心配、どちらが大きいですか?
池添 どちらも大きいですね。無事にレースを終えて厩舎に戻ってきてくれればと思います。

――最後にひとこと。
池添 前走を使ったことでしっかりと上積みもありますし、状態のよさは肌で感じています。当日、天気がよくて、ファンの皆さんに競馬場に足を運んで、応援していただけたら幸いです。

ラインミーティア西田騎手「勝ち急がないような競馬を」/スプリンターズS共同会見
サマースプリントチャンピオンに輝き、7歳にして充実期を迎えたラインミーティア(牡7・美浦・水野貴広)が、ウッドチップコースで併せ馬の追い切りを消化した。追い切り後、管理する水野調教師と、騎乗する西田雄一郎騎手が共同記者会見に臨んだ。

■水野調教師
(前走セントウルS・GII・2着を振り返って)
「思った通り、あの馬のレースができました。しっかり内で脚を溜めて、しっかりしまい脚を伸ばすという競馬ができました」

(直線1000mを続けて使った後に、1200mにも対応できたのは収穫だったのでは?)
「1000mで結果が出ていたのでこだわって使っていましたが、元々、1200mは持つと思っていました」

(中2週になるが、馬の状態や調整具合は?)
「レース後は疲れも見せず順調に来ていますので、問題ないです」

(今日の最終追い切りは併せ馬で追い切ったが?)
「前に馬を置いてリズムを作って、じっとしておいて、終いだけシュッと出るような、実戦をイメージした形で追い切りました。元々、稽古は動く馬ですし、良い動きだったと思います。変わりなく良い状態なので、あとはあの子の競馬をするだけです」

(ここのところ充実しているが?)
「あの子の1番良い部分をここ数戦は出せたという感じですね」

(ジョッキーがそれを引き出している?)
「西田君もこの馬のことをわかっていて、良い競馬をしてくれているので、合っていると思います」

(この馬にとってどのような競馬が理想?)
「しっかり脚を溜めて終い伸ばすという競馬をして、それであとは結果がどうついてくるかということですね。馬群を抜けてくるのも全然気にしないので、それが強みです」

(希望の枠順は?)
「あまり外枠でなければどこでもいいです」

(相手は強くなるが?)
「まだまだ挑戦者の立場だと思いますので、しっかりこの馬の競馬をしてくれればと思います」

■西田騎手(追い切りには騎乗せず)

(GIの共同記者会見の景色はいかがですか?)
「まずこういう経験がないので、すごいですね。GIは違いますね(笑)」

(前走を振り返って)
「この馬には新潟の直線1000mしか乗ったことがなかったので、1200mでどういう競馬をしてくれるか、ある意味楽しみというかドキドキ感があったのですけど、予想以上にスタートを出てくれましたし、思った以上の位置取りで競馬ができました。仕掛けが少し早くて1回進路がなくなってしまって詰まるところがあったので、そこを冷静にワンテンポ遅らせていれば、もう少し際どい競馬ができたと思います」

(それでも内の狭いところを伸びてきたが?)
「この馬は狭いところを割るような根性がある馬なので、外でも内でもいろいろな選択肢を持ちながら競馬ができます」

(今年の春の新潟で初めてコンビを組んだ時の印象は?)
「昨年から騎乗依頼は頂いていたのですが、たまたま他に騎乗馬がいて乗れませんでした。それでこの馬の1000mの適性をよく見ていましたので、自分の中ではすごく良いイメージで挑めたのですけど、春に1000万条件を勝ったレースは仕掛けを遅らされてしまって、正直自分としては全くうまく乗れていませんでした。それでいて最後の切れ味だけで全頭負かしてしまったので、切れ味はすごく良いものがあるというのはそこでわかりました」

(その後、2戦挟んでアイビスSDで同じような末脚を繰り出しての勝利だったが?)
「その後の2戦は落鉄したり、出遅れたりと完璧に乗れてはいなかったので、格上挑戦となったアイビスは勝ちに行くというか自分のペースを守って、あとはどれだけこの切れ味が重賞で通用するかということを考えて乗りました。状態も良かったですし、すべてがうまくいったレースでしたね」

(7歳馬だが、西田騎手が乗った5戦の間に馬が変わってきたところは?)
「初めから良い状態で乗せてもらっているので、別段すごく良くなったという感じはないのですけど、返し馬だけで言うと初めの頃はムキになっている部分があったのですが、アイビスの頃から馬が力を抜いてリラックスして返し馬に行ってくれているので、そういうところは成長があるのかなと思います」

(5戦コンビを組んで、手の内に入れた?)
「手の内に入れたかどうかわからないですけど、自分の中では相性が良いという気持ちで挑んでいます」

(今回イメージしているレースの形や枠順は)
「形は特にないですし、決め過ぎちゃうとそれと違ってしまった時に慌てたりしてしまうので、どの枠を引いても、展開がどうであっても、僕が左右されないように、この馬のペースを守りたいです。GIでメンバーはすごく強くなりますが、この馬の切れ味がどれくらい通用するか楽しみですし、ある意味試金石でもあると思うので、この馬の切れ味を100パーセント出せるよう、ミスなくエスコートできればなという思いでいます」

(西田騎手にとって、2009年以来のGI騎乗になるが)
「嬉しいですね。いつものジョッキーだけでなく、たまには違うジョッキーが出てきて、(その騎手を)応援してもらえればという気持ちでいます。あまり勝とう勝とうという意識が働きすぎてもダメですし、そのように考えないでこれまで乗ってきたのが良い結果に繋がっていると思うので、勝ち急がないような競馬を目指して、この馬と良いコンタクトを保ちながら、この馬の能力を存分に出し切りたいです」

(最後に意気込みを)
「あまり意気込まないことが良いと思いますので、僕もリラックスして楽しむくらいの気持ちで乗れたらなと思います」

レッドファルクス尾関師「本当にフレッシュな感じ」/スプリンターズS共同会見
■昨年のスプリンターズS(GI)を制し、ディフェンディングチャンピオンの立場で臨むレッドファルクス(牡6・美浦・尾関知人)。今朝の最終追い切りは、ウッドチップコースを力強いフットワークで駆け抜けた。追い切り後、管理する尾関調教師の共同記者会見が行われた。

(今年の春3戦を振り返って)
「馬場状態や距離など、いろいろな条件があった中で、3着、1着、3着とよく頑張ってくれたと思います」

(休養前の安田記念・GIはマイルでの3着と大きな収穫があったと思うが?)
「距離ももちろんですが、上の条件に上がってから合いそうなレースを大事に使ってきた中で、高松宮記念・GI・3着、京王杯スプリングC・GII・1着と連戦した後に中2週での競馬でどうかなという部分もあったのですが、馬もしっかり回復して競馬ができたというのも大きかったと思います」

(安田記念からここに直行という形になったが、このローテーションについては?)
「春のレースを見ても、左回りの方が安心して競馬を見ていられたのですが、ここが目標でしたし、トライアルも関西で右回りだったので、わざわざ使うよりはというのもありました。また昨年も休み明けのこのレースで結果を出してくれたのもあったので、ここ1本で調整してきました」

(昨年はCBC賞からの直行で、今年はその時よりは間隔を長くとっての出走となるが?)
「春はレベルの高いレースで連戦していましたので、その疲れをしっかり取ってという意味では、若干間隔が長いくらいの方が馬にとっても良いのかなと思います」

(春の疲れもすっかり抜けましたか?)
「放牧先の山元トレセンでもしっかり疲れを取っていただいていますし、良い状態で入厩することができました」

(今朝の追い切りのポイントは?)
「前走の1600mからこのレースに臨むので、テンから少し出していくような追い切りをしたいというのがありました。また昨年は外枠を引くことができたのですけど、今回はどうなるかわかりませんし、これまで調教では大きめのターンで乗っていたのを、馬もしっかりしてきたこともあって、少し内めで併せてみました。それでもしっかり手前を替えて良い動きをしてくれましたから、今日の追い切りの中ではそれらの課題にしっかり応えてくれたと思います」

(昨年は広いDコースで追い切っていましたが、今回ウッドチップコースで追い切ったのは、そのあたりがポイントだった?)
「そうですね。そこも意識しましたし、先週長めでしっかりやれましたので、距離を乗って心肺機能をそこまで高める必要はないなど、総合的な判断ですね」

(現在の馬の状態に関しては?)
「本当にフレッシュな感じです。攻め込んでいく中で溜まってきた疲れも乗り越えて、今のところ良い状態で競馬に向かえる雰囲気です」

(去年は右回りがどうかという中で勝ったが、右回りにはもう不安はない?)
「右回り自体はある程度のレベルでしっかりと走ってくれますが、頭数も多いレースですし、枠なども関係してきますので、右回りは不安というか課題ではあると思いますけど、その辺も含めてジョッキーもわかってくれていると思います」

(高松宮記念も間隔があいていたが、その時よりも今回の方が状態は良い?)
「高松宮記念はある程度自信はあったのですが、馬場の巧拙や枠順、通るコースなどの要素があったのかなと思います。どちらも良い状態だと思います」

(レースではこうあってほしいなど条件はある?)
「こうあってほしいと思っていることはありますけど、ここで言っても仕方ないので、まずは馬をしっかり仕上げて最善の状態でジョッキーに引き継ぎたいです」

(ディフェンディングチャンピオンとして臨むこのレース、最後に意気込みを)
「本当にこういう状況で大レースに臨めるというのはすごく幸せなことですし、馬にとっても厩舎にとってもそのような立場でGIに臨むのは初めてなので、悔いのない状態で競馬に持っていって、良いレースができるようにしたいと思っています。応援のほどよろしくお願いします」

セイウンコウセイ上原師「2週続けて良い追い切り」/スプリンターズS共同会見

 高松宮記念(GI)を制してGIホースの仲間入りを果たしたセイウンコウセイ(牡4・美浦・上原博之)が、スプリントGI春秋制覇に向けて、ウッドチップコースを軽快に駆け抜けた。追い切り後に管理する上原調教師の共同記者会見が行われた。

(GI馬となって臨んだ前走の函館SS・GIII・4着を振り返って)
「函館は洋芝ですし、例年だとコウセイに合っている馬場だと思って開幕週のこのレースに臨んだのですが、異例の高速馬場でこの馬には展開も馬場も不向きでした。32秒台で行っているわりには終いもそんなにタレずに走っていましたので、能力はあると思いました」

(前走から3か月と少しあいて、このレースに直行のローテーションになったが?)
「函館SSの後、北海道の涼しいところで休養しました。将来性のある馬ですし、暑い時期に戻したくはなかったので、スプリンターズS1本ということに決めて、美浦が涼しくなってから帰厩しました」

(帰厩後の調整は?)
「順調に来まして、先週、今週と本当に良い状態で調教スケジュールを組めました」

(1週前はビシッと追ったようだが?)
「終いビッシリ追うというのは、当初の予定だったのですが、その通りビッシリ追えました」

(今朝の最終追い切りは、ウッドチップコースで単走だったが?)
「先週追い切った後もさほど疲労感もなく馬も非常に元気でしたし、高松宮記念の最終追い切りは直線少し気合いつけて勝っていますので、今週も直線気合いつけていきました。馬の状態が良いものですから、2週続けて結構良い追い切りができたと思っていますし、良い状態でレースに臨めるでしょう」

(春はコンスタントに使ってきてのGI挑戦、今回は間隔があいてのGI挑戦となるが?)
「以前は(体質が)弱かったので、だいぶ間をあけたり、休養させながら使っていました。昨年末から今年初めにかけては、京都競馬場を主体に出走させていましたが、輸送も問題ないですし、馬がしっかりしてきました。状態の良い時に出走スケジュールを立てさせてもらって、それが良い方に向いたかなという感じもします。今回は休み明けで函館SS以来になりますけど、馬は良い状態です」

(中山の芝コースは今回初めてとなるが?)
「ローテーションや選んだレースで、たまたま中山の芝が初めてになりますが、右回りは何回も経験しています。通常調教はウッドチップですけど、普段から坂路でも調教していますし、パワーのある馬なので直線の坂も心配していません」

(馬場が渋った場合は?)
「今までのレース内容からも、道悪は苦にしないので、問題ありません。スピード決着となった前走もしっかり走っていますし、馬場は問わないと思います」

(この馬のセールスポイントは?)
「デビューした頃は体が出来上がっていなくて、未勝利を勝つまで時間がかかりましたけど、元々素質がありましたし、本当に利口な馬です。誰が乗っても良い結果を出してくれています」

(今回好走するポイントは?)
「1200、1400の距離では大崩れしていないですし、馬もだいぶ成長していますので、この馬の競馬をして良い結果を出してくれればと思います」

(最後に意気込みを)
「今年、春秋スプリント制覇できるのはこの馬だけになりますので、そうなるように厩舎としても期待しています」




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