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    朝日杯FS

    朝日杯FS予想|2018年|馬体診断まとめ(デイリー)

    ヤフーニュースの馬体診断をまとめています!!

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    ヤフーニュースより

    【朝日杯FS馬体診断】グランアレグリア

     【グランアレグリア 評価A】

     
     サウジアラビアRCは初戦から2桁増の馬体重が示す通り、初戦時と比較して輪郭が大きくなった印象。それでもガチッとした部分はなく、今回も柔らかみを感じる肌の質感で、牝馬らしいシャープな部分とのバランスは保てている。

     
     首差しや表情はまだ幼い面を残しているが、前後肢はつくべきところに筋肉がついた絶妙なシルエット。それでいて余分なところが研ぎ澄まされており、スピード力を示すには理想的な体形。きっちりと仕上がっている。(馬サブロー美浦・石堂道生)

     
     〈1週前追い切り診断〉美浦Pで5F68秒4-38秒7-12秒3(馬なり)。古馬2頭を追い掛けて内に入ったが、楽な手応えのまま一直線の伸び脚。数字以上の切れがあり、馬体の張りも申し分なし。万全の態勢だ。

    【朝日杯FS馬体診断】アドマイヤマーズ

     【アドマイヤマーズ 評価A】 

     スカッとした姿形ながら力感を感じさせるのは、質のいい筋肉によるもの。首の高さや長さ、前腕のボリューム感、トモ高の体形は父のダイワメジャーに似て通ずるものがある。あばらを見せて体脂肪の低い研ぎ澄まされた馬体は、時計の速い馬場に対応できるフォルムだ。 

     つなぎの長さや角度も父に似ているが、スピード持続力と頑強な先行力を生かすレースぶりも同様。適度に上がり時計がかかればベストだ。

    キ甲(※1)やバランスを踏まえればまだ成長の余地はあるが、それでも現時点の完成度は高めだ。(馬サブロー栗東・吉田順一) 

    〈1週前追い切り診断〉
    M・デムーロを背に栗東CWで6F84秒3-38秒2-11秒7(一杯)。アンコールプリュ(3歳OP)を0秒6追走して首差遅れ。ヘリオス(2歳500万下)を0秒9追走して0秒2先着。追われると鋭い反応でシャープに伸びてきた。休み明けのデイリー杯2歳Sを快勝後も元気いっぱいの動きを見せており、状態はさらに上向いている。 

    (※1)「キ甲」とは首と背の境の膨らんでいる部分。幼いうちは目立たないが、成長すると隆起してきてよく分かるようになる。この部分が隆起してよく見えるようになることを「キ甲が抜ける」と表現される。

    【朝日杯FS馬体診断】ファンタジスト 

    【ファンタジスト 評価B】 
     
     ロードカナロア産駒で負けなしの3連勝。首差しは多少短めで肩も立ち気味。ストライドよりは回転で勝負するタイプだ。ベストは千四で千六は守備範囲と言ったところだろう。 

     前走は東京競馬への長距離輸送がありながらも10キロ増だったことは、この馬が環境に強いことの証しでもある。再度の関東遠征になるが、今のシルエットと間隔を踏まえれば何の心配もないだろう。ケイコはハードに追われており、これでトモの股あたりに膨らみが出れば理想的な仕上がりになりそうだ。(馬サブロー栗東・吉田順一) 

    〈1週前追い切り診断〉
    栗東坂路で4F49秒5-36秒5-エラー(一杯)。力強い脚さばきでグイグイ登坂して好時計をマーク。アドマイヤナイト(6歳1600万下)に2馬身先着した。追われてからの伸びも上々。

    【朝日杯FS馬体診断】ケイデンスコール

    【ケイデンスコール 評価C】 

     父のロードカナロアは回転の速いピッチ走法ながら、ストライドを稼げる走りができたことが「世界のロードカナロア」たるゆえんだろう。 

     初年度産駒のアーモンドアイや今年の牡馬路線を引っ張るサートゥルナーリアなどの大物はストライドが大きめ。対してマイルまでの馬は、回転を武器にスピードと切れを生かすタイプが多い。 

     当馬は首差しが太くて短く、肩の角度やつなぎの短さなどからすれば後者で千四あたりがベストか。また臀部(でんぶ)がとがっており、心持ち馬体は重めが残っている印象だ。(馬サブロー栗東・吉田順一) 

    〈1週前追い切り診断〉
    C・デムーロを背に栗東CWで81秒6-38秒0-12秒0(一杯)。攻め駆けするファッショニスタ(4歳1600万下)に最後まで食らいついて併入した。休養の効果で背丈が伸びて馬体もひと回り成長し、男馬らしい力強さが出てきた。このひと追いで仕上がった感があり、直前は反応を確かめる程度で十分だろう。



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    朝日杯フューチュリティステークス予想|2017年|馬体診断まとめ(デイリー)

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    ヤフーニュースより

    【朝日杯フューチュリティステークス馬体診断】ダノンプレミアム

      【ダノンプレミアム 評価A】

      
     間隔をとりながら新馬→G3を連勝。今回も2カ月ぶりだが、絶好の1週前追い切り後の撮影でボリューム満点のシルエットを誇示している。

      
     スラッとした首差しとうっすらあばらを見せる筋肉の質感は文句なし。トモの丸みやボリュームもパーフェクトだ。首や脚の細さと胴の厚みのバランスが取れればもうワンランク上に行ける好素材馬。爪や蹄底からあまり連戦は利かなさそうだが、賞金加算に成功した意義は大きい。いずれは距離延長も対応できそうだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)

      
     〈1週前追い切り診断〉川田を背に栗東CWで6F84秒4-37秒8-11秒4(強め)。僚馬2頭を0秒4、1秒1追走して、それぞれ0秒6、1秒1先着した。ひと追いごとに鋭さが増して、今週は圧巻の伸びを見せた。しっかりと乗り込まれて太め感もない。


    朝日杯フューチュリティステークス】ケイアイノーテック

    【ケイアイノーテック 評価B】

      
    初っぱなの新馬戦を勝ち、デイリー杯2歳Sは久々で反応し切れなかった印象だ。22キロ増の大半が成長分だが、前走時より間隔が詰まる分、引き締まって見える点は好感が持てる。

      
     トモ高で肩の角度や前肢のストライドが伸びない走法からすればマイルまでか。また、ダートで9勝を挙げた母の血もしっかりと継承しており、つなぎの短さや角度などからも芝、ダートを問わない印象。右爪が高く右回りが合うタイプだが、柔軟性でA評価のディープインパクト産駒に見劣る。(馬サブロー栗東・吉田順一)

      
     〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F55秒1-40秒3-12秒6(馬なり)。全身を大きく使ってダイナミックに登坂。余裕のあった馬体も絞れてきた印象で、気配は上向いている。



    【朝日杯フューチュリティステークス馬体診断】タワーオブロンドン 評価B

    【タワーオブロンドン 評価B】

    厚ぼったい皮膚のつくりで、前走時と同様にお腹のラインは緩く見せるシルエットだが、光沢があり、肌ツヤは良好。前後肢にゴツッとした筋肉をまとい、つなぎが短めで背丈も低い。

      
     とりわけ当馬は縦位置から見た体の幅が広く、既に古馬顔負けの迫力。例えれば重戦車のようなイメージを持たせ、理想的なスプリンター体形ではある。現状の完成度が高い分、同世代の争いなら能力でカバーできる範囲ではあるが、個人的に距離延長はプラスとは言い難い。千二~千四なら文句なくA評価だが、総合的に見てB評価とした。(馬サブロー美浦・石堂道生)

      
     〈1週前追い切り診断〉美浦Wで5F70秒0-40秒0-12秒9(馬なり)。前走後、初のコース追い。大きなフットワークながらも機敏さがあり、直線は馬場の外めを一気に駆け抜けた。体はさらにたくましくなっており、肌ツヤも抜群。隙のない状態。


    朝日杯フューチュリティステークス馬体診断】ダノンスマッシュ

    【ダノンスマッシュ 評価B】

      
     詰まったローテーションで連勝を飾ったが、その後はここを目標に英気を養った。首差しはスラッとし、脚は長い細身のシルエット。胴の厚みとのバランスからすれば少し非力に映るが、立ち気味+長めのつなぎが繰り出す一瞬の脚は世代トップクラスだ。

      
     追い切り後の撮影だが、トモの臀部(でんぶ)や股部分が多少へこんでいるのは減点材料。ただ、週末と来週の調整次第でトモ全体に厚みが出ればもっと見栄えがする。肩の角度やストライドからすれば千六もぎりぎり守備範囲か。(馬サブロー栗東・吉田順一)

      
     〈1週前追い切り診断〉福永を背に栗東CWで6F78秒8-36秒9-11秒6(馬なり)。僚馬2頭を追走して0秒2先着。ラストは抑えたままでシャープな伸びを発揮。抜群の気配で駆け抜けた。間隔はあいたが、態勢は整っている。


    【朝日杯フューチュリティステークス馬体診断】ステルヴィオ

    【ステルヴィオ 評価B】

      
     適度な筋肉の付き方で、前後肢のバランスもほぼ均等。日陰でもくっきりと体のラインを見せているように、体調面の良さが伝わってくる。しっかりとした体つきの割に首差しがシャープで、体の線は標準的。マイルも十分にストライクゾーンではあるが、距離が延びた方が良さそうな印象だ。

      
     前走のサウジアラビアロイヤルC2着は絶望的とも言える展開+位置取りから鬼脚を発揮してのもの。コスモス賞と同様に序盤でズブさを見せた点は気がかりだが、外回りが舞台なら問題ない。(馬サブロー美浦・石堂道生)

      
     〈1週前追い切り診断〉美浦Wで6F83秒7-39秒5-12秒7(馬なり)。2頭の間に入れたが、追われる相手を尻目に余裕の手応え。ゴール前は持ったまま抜け出して1F12秒7。馬場が悪くて伸びあぐねる馬が多いなか、この時計は優秀なもの。落ち着きもあって、順調な仕上がりを見せる。



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    朝日杯FS予想|2016年|予想・データまとめ


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    朝日杯FSー馬場から 


    「朝日杯FS・G1」(18日、阪神)

     阪神競馬場がある兵庫県南部の18日の天気予報は晴れ。土曜日の芝は良でスタートしており、終日天候にも恵まれた。馬場の悪化を心配する必要はなさそうだ。同じ舞台で行われた古馬オープンの土曜11RリゲルSは、前半1000メートル通過が59秒7と平均ペースで逃げたマイネルアウラートが押し切った。勝ち時計は1分34秒8。阪神芝は、全体的に時計を要していた印象を受ける。ハイペースになっても1分34秒台前半の決着か。ペースが落ち着くようなら1分35秒台の決着もあり得る。

     土曜の阪神芝は、6戦中5戦で内めで運んだ先行馬が連対した(うち4頭が逃げた馬)。開催3週目で内を中心に傷みが目立ってきているが、その見た目ほど内外に大きな差はないとみていいだろう。道中、ラチ沿いをロスなく走れる先行馬に注目。タガノアシュラが狙い目だ。

     全2勝は逃げ切りによるもので、スピードの持続力はメンバーでも屈指。芝1800メートルの新馬戦をレコードで制した快速馬で、距離短縮にも十分に対応は可能だ。引き当てた内めの3枠5番からもまれずに運ぶため、武豊は序盤からある程度のポジションを取りに行くだろう。ラチ沿いの経済コースを通り、道中の消耗を最小限にとどめられれば、直線は二枚腰で後続の追撃を封じてくれるはずだ。名手のJRA平地G1完全制覇のシーンを期待したい。

     

    朝日杯FSー出走馬から

     

     「朝日杯FS・G1」(18日、阪神)

     (1)レヴァンテライオン

    長所=函館2歳SをレコードV。馬力も兼備

    短所=7Fの前走大敗。さらに延長となると

     (2)アシャカリアン

    長所=伯父に芝G1馬。母系からは芝もOK

    短所=初芝だけでなく8Fの距離も未経験で

     (3)リンクスゼロ

    長所=叩き2走目で上積み大。スピード通用

    短所=未勝利戦勝利時の相手はその後未勝利

     (4)ボンセルヴィーソ

    長所=二の脚が速く、行けばしぶとさを発揮

    短所=怖がりな面があり、もまれると心配…

     (5)タガノアシュラ

    長所=先行力魅力。展開をつくれる強みあり

    短所=競馬に幅がなく、気性にも若さを残す

     (6)クリアザトラック

    長所=昨年Vの鞍上&厩舎のタッグは魅力的

    短所=新馬Vからの臨戦。常識的には厳しい

     (7)ビーカーリー

    長所=夏に3連闘。タフな牝馬で混戦に強い

    短所=過去2回の重賞は10、7着。家賃が高い

     (8)ダンビュライト

    長所=スピードと馬力を兼備。外回りは合う

    短所=右回りは初。前走は内にもたれる場面

     (9)ダイイチターミナル

    長所=折り合いさえつけば粘り腰を発揮する

    短所=前走が見せ場なし。距離延長は減点か

     (10)モンドキャンノ

    長所=スピード上位。叩き2戦目の上積みも

    短所=短距離志向が強く、距離延長に疑問符

     (11)トリリオネア

    長所=2戦連続で最速上がりを計時。末脚非凡

    短所=馬体は短距離志向。マイルは未知数で

     (12)トーホウドミンゴ

    長所=道悪の前走でV。力のいる馬場は得意

    短所=時計の裏付けなし。スピード勝負は?

     (13)ミスエルテ

    長所=圧巻の連勝。反応が俊敏で切れ味あり

    短所=テンションが高く、馬体減りも心配で

     (14)ブルベアバブーン

    長所=前走の末脚は強烈。地力強化が顕著だ

    短所=芝は新馬戦でしんがり負け。適性疑問

     (15)レッドアンシェル

    長所=どの位置でも運べる自在性に鋭い末脚

    短所=持ち味を知る福永が負傷で乗り代わり

     (16)アメリカズカップ

    長所=競馬センス○。2戦2勝と底を見せず

    短所=2戦とも楽なレース。もまれた時は?

     (17)サトノアレス

    長所=条件問わずに好走。前走の内容も優秀

    短所=重賞初挑戦。一気の相手強化で通用?

     (18)トラスト

    長所=機動力があり、折り合えば止まらない

    短所=掛かり癖を抱えるだけに大外枠は痛い

     

    朝日杯FSー展開から

     

     「朝日杯FS・G1」(18日、阪神)

     逃げて楽勝の2戦と控えた札幌2歳Sの落差が大きい(5)タガノアシュラ。内の(3)リンクスゼロ、(4)ボンセルヴィーソが主張する可能性はあるが、気合で制して逃げそうだ。ハナに立てば折り合える馬。平均~ややスローが想定される。

     流れが落ち着くと、気持ちが勝ったタイプで外めの枠に入った(13)ミスエルテ、(15)レッドアンシェルは立ち回りの難易度が上がる。逆にレースを組み立てやすいのが(8)ダンビュライト。ペースを間違わない武豊の逃げを前付けして見つつ、息の長い末脚を繰り出してきそうだ。マイルは若干長い(10)モンドキャンノも決め手勝負なら出番あり。この枠もいい。

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    朝日杯FS予想|2016年追い切りニュースまとめ


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    レッドアンシェル

    <朝日杯FS:追い切り>

     無傷の3連勝を狙うレッドアンシェル(牡、庄野)はCウッド単走で強めに追われ、6ハロン85秒3-12秒3をパワフルにマークした。

     正面入り口から、うるさいしぐさを見せていたが、向こう正面から落ち着きを見せ、鞍上(加藤騎手、レースはシュミノー騎手)との息はぴったり。余力たっぷりにゴール板前を駆け抜け、心身ともにピークの仕上がりをアピールした。庄野師は「時計はイメージ通りだったし、3~4角の加速する感じが良かった。デビュー時はピッチ気味の走りだったが、今日なんかでも手脚を伸ばして気持ち良さそうに走っていたね」と満点評価を与えた。


    リンクスゼロ

    <朝日杯FS:追い切り>

     リンクスゼロ(牡、森)はシュタルケ騎手を背に坂路でいっぱいに追われ4ハロン52秒1-13秒0で、セトアローに半馬身遅れだった。

     日高助手は「久々を使った上積みはあると思う。前走(兵庫ジュニアGP)はゲートを出てから内によれ、流れに乗れなかった。芝であらためて見直したい」と前向きに話した。夏に未勝利→ダリア賞を逃げ切った2勝馬で、スピードは上位か。


    ミスエルテ

     朝日杯フューチュリティステークスの追い切りが14日、東西のトレセンで行われた。栗東ではフランケル産駒の牝馬ミスエルテが、CWコースで抜群の動き。古馬相手に楽々と先着して、調教評価『S』をゲットした。美浦では、2週連続GI制覇を狙う藤沢和厩舎のサトノアレスが併せ馬で先着。仕上がりのよさをアピールした。

     どんよりとした空の下で、負け知らずの乙女が華麗に舞った。前走のGIIIファンタジーSを2連勝で制したミスエルテが、CWコースで楽々と先着。抜群の動きに、騎乗した川田騎手が笑顔で感触を伝えた。

     「トップスピードに乗るのが速く、パチンとはじけましたね。先週に乗った時よりも我慢が利いて、そのぶん、しまいの動きもよかったです」

     ダノンシーザー(1000万下)の2馬身後ろで折り合いに専念。直線は内に潜り込み、鞍上が軽く仕掛けると瞬時にギアチェンジ。ラスト1ハロンは12秒0とシャープに伸びて、余力たっぷりに1馬身半抜け出した。全体の4ハロンは52秒0と速くはなかったものの、7日に長めに追われており(6ハロン84秒1)「先週は力んでいたけど、きょうは折り合ってしっかり伸びた。コンディションはいいですよ」と池江調教師も、仕上がりに満足そうだ。

     先週の牝馬限定GIの阪神JFに出走しなかったのは、前走後の回復に少し時間を要したため。体調を優先し、じっくりと調整した。

     阪神JFを3戦全勝で制したソウルスターリングと同じフランケルの産駒。英国でGI10勝を含む14戦全勝を誇り“怪物”と呼ばれた父の血は、ミスエルテにも確かに流れている。今回は牡馬と初対戦になるが、決め手の鋭さでは上を行く。前走でマークした上がり3ハロン33秒6は、今回のメンバーではレッドアンシェルと並び最速だ。

     「牡馬相手に通用するかはやってみないと分からないが、使いつつ体もよくなっているから」

     指揮官は控えめに期待を口にしたが、牝馬は牡馬よりも斤量が1キロ軽く、そのアドバンテージも加味すれば、まとめて差し切っても不思議ではない。牝馬が朝日杯FSを勝てば、1980年テンモン(のちにオークスV)以来、36年ぶりの快挙。快進撃を続ける怪物の娘が、牡馬を一蹴して世代の頂点に立つ。 (鈴木康之)

    ★時代は牝馬

     2007年にウオッカが牝馬として64年ぶりに日本ダービーを制覇し、ジェンティルドンナは12、13年にジャパンCを連覇するなど、最近は牝馬の活躍が目立つようになった。世界的にも牝馬が強く、凱旋門賞は最近の6回で牝馬が5勝。豪州で25戦全勝のブラックキャビア、米国で20戦19勝のゼニヤッタなどの名牝が誕生している。

    ★初年度すでに重賞V馬6頭

     父フランケルの名前の由来は、米国の名伯楽で2009年に亡くなったロバート・フランケル調教師。2010年8月のデビューからすべて英国で走り、12年10月までGI10勝を含む14戦全勝の成績で“MONSTER(怪物)”と呼ばれた。種牡馬としては今年の2歳が初年度産駒で、重賞優勝馬は現時点でミスエルテを含め6頭。阪神JFを制したソウルスターリングが世界で初のGIウイナーとなった。


    トラスト

    <朝日杯FS:追い切り>

     札幌2歳Sの覇者トラスト(中村)は14日、Cウッドでいっぱいに追われて6ハロン83秒0-12秒0をマーク。僚馬マイネルサグラ(古馬500万)に首差先着した。

     「馬の後ろで折り合いをつけるのは完璧だった」と中村師。転厩初戦の東スポ杯2歳S(5着)を使って、上積みをもって本番に挑む。「仕上げも完璧。あとはレースでうまく走れることを願う」と巻き返しを誓った。

    【朝日杯FS予想|2016年追い切りニュースまとめ】の続きを読む

    朝日杯FS予想|2016年|ミスエルテまとめ



    ミスエルテ|ソウルスターリングに負けるまで負けなれない

    【朝日杯フューチュリティステークス(日曜=18日、阪神芝外1600メートル)注目馬13日朝の表情:栗東】先週の阪神JFを制したソウルスターリングに続くか、注目が集まるフランケル産駒のミスエルテは坂路でキャンター。

     斉藤助手「帰厩してからは順調に調整できているけど、一戦ごとにテンションが上がってきている感じで、この中間も少し高いかな。前走(ファンタジーS=1着)は出遅れて差す形になったけど、先々を考えると収穫のあるレースになったと思う。当日、パドックからジワジワとスイッチが入っていくタイプ。ここは自分との闘いになるが、ソウルスターリングと対戦するまでは無敗でいきたいですね」

    馬体診断

     「朝日杯FS・G1」(18日、阪神)

     出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、朝日杯FSに出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

    【写真集】週末予想の参考に…朝日杯FS馬体診断

     【ミスエルテ 評価=A】

     同じフランケル産駒で、阪神JFを制したソウルスターリングよりは20キロほどサイズは小さいが、大まかなシルエットは似ている。偶然とは言え、カメラをにらむ鋭い目つきになっているあたりも、父の闘争本能を継承しているようだ。

     ただミスエルテの方が首差しが短めで太く、筋肉量が豊富のためマイルあたりまでが適性距離になりそうだ。つなぎは短いが立ち気味。これが素晴らしい加速力と爆発力を生んでいる。

     デビュー戦から6キロ減で挑んだファンタジーSが少し寂しい腹構えに映ったが、終始チャカついた仕草がよりそう見せたのかもしれない。追い切り後の撮影を考慮すれば、腹のラインは適性でトモの膨らみも文句なし。いい状態で出走できそうだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)

     〈1週前追い切り診断〉川田を背に栗東CWで6F84秒1-39秒7-11秒9(馬なり)。しっかり道中で我慢を利かせて、ラストは余裕の手応えで僚馬と併入した。順調に来ている。


    ミスエルテー調教ニュース

     ミスエルテは小雨の降る坂路を4F67秒5で流し、14日の追い切りに備えた。いくらか細身に映るが元気だ。

     阪神JFを制した同じフランケル産駒ソウルスターリングを「強かったですね」と振り返った池江師。レースに向けて「前走に関しては追うことができたのが一番の収穫。うまく脚がたまれば、いい瞬発力がありますから」と期待を寄せる。それでも「まだまだテンションや折り合いにカイバ食いなど、課題は山積みです」と口元を引き締めていた。

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