マイラーズC予想|ダノンシャークが注目|この馬もG1馬

 


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【マイラーズC】レース展望

 関西の舞台は阪神から京都に移り、日曜メーンにマイラーズC(26日、GII、芝1600メートル)が行われる。1着馬に安田記念(6月7日、東京、GI、芝1600メートル)の優先出走権が与えられるレースで、過去10年の優勝馬をみても、2006年ダイワメジャーをはじめ5頭がのちにマイルGIで連対しているように、重要な一戦だ。昨年は1分31秒4のコースレコードで決着しており、開幕週の京都外回りが舞台で高速決着になることが多い。

 中心になるのは、1分31秒5で決着した昨年のマイルチャンピオンシップの上位組。ダノンシャーク(栗東・大久保龍志厩舎、牡7歳)はマイル重賞3勝の実績があり、当該舞台で昨年のマイルCSと13年の京都金杯を勝っているように適性は抜群。阪神芝1400メートルの前走・阪急杯5着は度外視していい。58キロを背負うが、同斤量で安田記念3着、京成杯オータムH2着など好走歴があるだけに、不安材料にはならないだろう。ただ、中間に左前肢の挫跖があったことから、出走するかどうかは今後の様子を見て決められる。

 マイルCSでハナ差の2着だったフィエロ(栗東・藤原英昭厩舎、牡6歳)は、昨年のこのレースで1番人気に支持されて2着。当該舞台では3戦して準オープン1着&重賞2着2回と好相性だ。暮れの香港マイル6着以来となるが、休み明けは苦にしないタイプで、待望の重賞初制覇を狙う。

 グランデッツァ(栗東・平田修厩舎、牡6歳)はマイルCSで3番手から直線でいったんは抜け出して見せ場を作り、1馬身半差の3着だった。昨年5月に京都芝1800メートルのオープン特別の都大路Sを日本レコードとなる1分43秒9で圧勝したように、高速馬場への適性は高い。

 エキストラエンド(栗東・角居勝彦厩舎、牡6歳)は昨年のこのレースで3着。他に京都芝1600メートルでは京都金杯で昨年1着、今年2着と実績があり、中山(ダービー卿チャレンジT4着)からの舞台替わりは大きな魅力だ。

 同厩のフルーキー(牡5歳)は前走の東京新聞杯で3着。直線で前が壁になりながらも最内を突き、勝ったヴァンセンヌに1/2馬身差まで迫った。決め手はここでもヒケを取らない。

 クラレント(栗東・橋口弘次郎厩舎、牡6歳)は近走こそ振るわないが、マイル重賞5勝の実績がある。6着に敗れた前走のダービー卿チャレンジTは不利な大外(16)番枠に加え、トップハンデの58.5キロだった。56キロで戦える今回は巻き返しの可能性は十分ある。

 他にも、芝マイルで1600万下、オープン特別と連勝中のテイエムタイホー(栗東・鈴木孝志厩舎、牡6歳)、前走の愛知杯で重賞3勝目をマークしたディアデラマドレ(栗東・角居勝彦厩舎、牝5歳)、昨年のこのレースで4着のレッドアリオン(栗東・橋口弘次郎厩舎、牡5歳)などメンバーは多彩だ。

 
ダノンシャークは京都の芝1600mのG1勝利
 
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