※ 広告が含みます。
※ 過去10年の1番人気と結果です
ルメール騎手
フアナ(11着)
川田将雅騎手
シンハライト(1着)
ミッキークイーン(2着)
「紫苑Sの無料予想的中したサイト」
OYAYUBIは紫苑Sの無料予想的中を的中させていました
【ローズS(日曜=17日、阪神芝外1800メートル=3着までに秋華賞優先出走権)新バージョンアップ作戦】3日間競馬中日は10・15秋華賞トライアルのGIIローズSが行われる。この前哨戦を精査した新VU作戦の明石尚典記者は、予想の最重要ポイントを瞬発力と判断。牝馬クラシック好走馬以上のエネルギーを秘めたファンディーナに確信の◎を打った。ローズS-種牡馬データ
桜花賞ワンツーのレーヌミノル、リスグラシューにオークス2着のモズカッチャン。無傷の3連勝から果敢に皐月賞へ駒を進めたファンディーナと、春を彩った3歳牝馬のトップランナーがズラリ。紛れの生じにくい阪神外回り9ハロンは、樫の女王の不在を感じさせない豪華メンバーがぶつかり合うにはうってつけの舞台と言えよう。
現行条件へ変更された07年以降、良馬場での勝ち馬の上がりは33秒2~34秒2。少なくとも自身33秒台を叩き出せないようではVゴールは見えてこない。勝敗を決するのは瞬発力レベルの差だ。
春のトップランナーの中で瞬発力ナンバーワンの確信を持っているのがファンディーナ。1回京都・新馬戦(9ハロン)の9馬身差圧勝で一躍脚光を浴びたが、目を引いたのは後続ぶっちぎりのド派手パフォーマンスだけではない。直線平坦の京都とはいえ、ラスト2ハロンが11秒0→11秒4=合計22秒4の高速ラップ。類いまれな瞬発力なくしては不可能な快ラップを刻んでいる。
初戦からこれほどの快ラップを刻んでは、さらなるパフォーマンスアップは難しい? そんな当欄の懐疑的視線をあざ笑うかのように、続くつばき賞ではラスト2ハロン10秒7→11秒0=合計21秒7と初戦以上の高速ラップを4角2番手からあっさりと抜け出し、次位に1秒2差をつける自身上がり33秒0を叩き出した。後続ぶっちぎりのビジュアル面に目を奪われがちだが、この馬の神髄はラスト2ハロンにあり。先行力に高次の瞬発力を兼備した異能の存在と言えよう。
ワンサイドゲーム続きゆえに、春は牡馬相手の皐月賞を選択。桜花賞→オークスの王道路線組とは今回が初対戦も、まずヒケは取るまい。豪華メンバーが顔を揃えた前哨戦。終わってみれば秋華賞はファンディーナ「1強」の図式が浮かび上がっている可能性は極めて高い。
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 | 複勝 |
ディープインパクト | 46- 29- 34-177/286 | 16.10% | 38.10% | 81 | 78 |
ルーラーシップ | 2- 4- 2- 20/ 28 | 7.10% | 28.60% | 56 | 63 |
ハービンジャー | 10- 9- 10- 77/106 | 9.40% | 27.40% | 33 | 82 |
ダイワメジャー | 9- 5- 6- 58/ 78 | 11.50% | 25.60% | 441 | 128 |
ハーツクライ | 6- 13- 11- 88/118 | 5.10% | 25.40% | 19 | 57 |
マンハッタンカフェ | 6- 5- 7- 56/ 74 | 8.10% | 24.30% | 78 | 57 |
ローエングリン | 1- 0- 0- 6/ 7 | 14.30% | 14.30% | 858 | 112 |
ディープブリランテ | 0- 0- 1- 8/ 9 | 0.00% | 11.10% | 0 | 18 |
ストリートセンス | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.00% | 0.00% | 0 | 0 |
Tapit | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.00% | 0.00% | 0 | 0 |
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 | 複勝 |
ディープインパクト | 46- 29- 34-177/286 | 16.10% | 38.10% | 81 | 78 |
ルーラーシップ | 2- 4- 2- 20/ 28 | 7.10% | 28.60% | 56 | 63 |
ハービンジャー | 10- 9- 10- 77/106 | 9.40% | 27.40% | 33 | 82 |
ダイワメジャー | 9- 5- 6- 58/ 78 | 11.50% | 25.60% | 441 | 128 |
ハーツクライ | 6- 13- 11- 88/118 | 5.10% | 25.40% | 19 | 57 |
マンハッタンカフェ | 6- 5- 7- 56/ 74 | 8.10% | 24.30% | 78 | 57 |
ローエングリン | 1- 0- 0- 6/ 7 | 14.30% | 14.30% | 858 | 112 |
ディープブリランテ | 0- 0- 1- 8/ 9 | 0.00% | 11.10% | 0 | 18 |
ストリートセンス | 0- 0- 0- 3/ 3 | 0.00% | 0.00% | 0 | 0 |
Tapit | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.00% | 0.00% | 0 | 0 |
秋華賞トライアル・ローズSの追い切りが14日、栗東、美浦の両トレセン、公営・笠松競馬場(岐阜)で行われた。オークス馬のシンハライトは坂路でラスト1ハロン12秒2をマーク。力強い伸びで先着し、サンケイスポーツ調教評価で最上級の『S』を獲得した。桜花賞馬のジュエラーは併せ馬で楽に先着。骨折明けでも上々の仕上がりを印象づけた。
前哨戦でも態勢は十分に整った。樫の女王シンハライトが坂路で絶好の動きを披露だ。最後の1ハロンを12秒2と際立った伸びで、一気に駆け抜けた。
「全体の時計(4ハロン54秒7)はかかったけれど、しまいの反応はよかった。先週は1頭になったときにフワッとしたけど、きょうは集中して走れていたね。相変わらず乗り味は抜群です」
2週連続で追い切りに騎乗した池添騎手は、納得の笑みを浮かべた。
グランジャー(3歳500万下)を追走してスタート。最初の2ハロンは15秒2-14秒4とゆったり入ったが、3ハロン目に12秒9とペースアップ。パートナーとの差を詰めるとラスト1ハロンで並ぶ間もなくかわし、1馬身突き放してフィニッシュだ。
「1週前(同4ハロン53秒5-12秒7)、今週と、同じようにしっかりと伸びてくれた。しまいを伸ばす調教をして、しまいの時計も速いし、何の注文もつかない調教ができたと思う」。満足の調整を終え、石坂調教師は声を弾ませた。
春は桜花賞でジュエラーにハナ差の2着と敗れたが、オークスは後方から直線で馬群を割って伸び1冠をつかんだ。その後は滋賀県のノーザンファームしがらきで夏を過ごし、8月10日に入厩。トレーナーは「夏を越して背が伸び、体重も少し増えていると思うけれど、いい意味で変わりなく順調」と目を細め、「すごく軽い走りで、乗り手に従順。そして最後まで負けない勝負根性を見せる。それがこの馬の良さ」と愛馬に寄せる信頼の高さを口にした。
対戦成績で1勝1敗のジュエラーとは3度目の対決。石坂師は「シンハライトが、ちゃんと競馬をしてくれればそれでいい。だんだんと競馬の内容がよくなっているし、能力もある」とドンと構える。自分の力をしっかりと出せれば、牝馬2冠制覇をはっきりと視界にとらえることができるはずだ。 (渡部陽之助)