スノードラゴンは長期休養明けの前走・シルクロードＳで３着。快走の反動はなさそうで、久々の戴冠に向け態勢は整った（写真：サンケイスポーツ）

　長期休養明けの夕刊フジ賞オーシャンＳで３着と好発進を決めたスノードラゴンが、さらなる上昇をアピールした。

　美浦坂路で大野騎手を背に、外ラチ沿いを滞空時間の長い独特のフォームで駆けていった。見た目にそれほどスピード感はないが、表示されたラスト１Ｆは１２秒４。時計のかかる馬場を思えば出色のタイムで、報道陣からは思わずどよめきの声が上がった。

　「前走時は少しトモの踏ん張りが物足りなかったが、使って良くなってきた。いい動き。だいぶいいころに近づいてきた感じ」と、ジョッキーは普段以上に歯切れ良くコメント。

　高木調教師も、「８歳でさらにストライドが大きくなってきた。中京の馬場も合う」と好感触。一昨年のスプリンターズＳ（新潟）制覇に、高松宮記念２着など左回りは【１・３・０・０】。再び頂点が大きく近づいてきた。（夕刊フジ）

やっぱり…スプリンターズSですね…（新潟開催）

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